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話し方が変わるムークくん

こんにちは、美久那 亜希です。

今回は恋愛系について書いてみました。

あんまり書いたことが無いので、内容があっちこっちいったりしていると思いますが、この作品を楽しんでいただけると幸いです。

では、楽しんでください!

 授業中、私は、机で寝ている。


 こんなには、長ったらしく授業する学校は、まじで嫌いだ。

 だが、もっとうざいやつがいる。うざいというか、気恥ずかしいやつがいる。

 それは、隣の席のムーク・シン・工藤だ。

 日本人とイタリア人のハーフである。

「中山さん、起きてください。授業中に寝るとはどういうことですか?」と私を起こしてくる。これが、なかなかうざい。

「工藤くん、私は今日の授業を聞かなくても大丈夫だから」と言い、再度私は、机に顔を近づける。

【いいから早く起きろ】とイタリア語で私に言ってきて、私は顔を思い切り上げた。

 私は彼の先ほど日本語がうざかったのには、理由があった。ムーク・シン・工藤は、イタリア語だと言葉がとても冷たいのだ。日本語ではあんなにやさしく話しかけってくるのに、イタリア語になると急に強気になって話しかけてくる。

 私がイタリア語をわかる理由は、父が無類のヨーロッパ好きで、何度もイタリア語映画を見せられたからだ。

「はい、わかりました。」と顔を上げた瞬間に大声で私は答えた。

「おい、中山、お前に何しているんだ?」と先生が少し怒りぽっく聞かれた。

「いえ、私は特に何も・・・」と言おうとすると、隣のムークが急に立った。

「先生!中山さん先ほどまで寝ていました。どうにかしてください。」とムークが言ってきた。

こいつ「まじか」と思いながら、前を向くと、明らかに先生が不機嫌になっていた。

「中山。俺の授業は、つまらないか?」とめちゃキレていた。

「いえ、そんなことは・・・」と言うとしたら、先生が私を遮った。

「お前は、外に出て立っておれ!俺が入っていいというまで外で立っていろ!」とめちゃくちゃキレていた。

 私は、それを聞いてすぐに外に出っていた。

 授業終了後、先生にめちゃくちゃに怒られた。

 怒られた後、自分の席に戻るとムークがそこにいた。

「こんだけ怒られたんだから、いい加減寝るのやめたら?」と言った来た。

「元を言えば、工藤が先生に何も言わなかったらこんなことには、ならなかったんだぞ!」と私は怒り気味で言った。

【いいからやめろ】とイタリア語で言われたので、思わず口から、「さっきも思ったけど、工藤なんでイタリア語だと俺様系の言い方になるんだよ」と言ってしまった。そしたら、ムークは唖然とした表情から、顔が真っ赤になった。

「ちょっと待って、中山さん。イタリア語わかるの?」と恥ずかしいそうに聞いてきた。

 私も先ほど口走ってしまったことを思い返すと、これは、ムークにとって、とても恥ずかしいことを気づいてしまった。

「そうだね、だいぶ最初のころから」と答えると、ムークの顔はますます赤くなった。

【分かっているなら、最初から言えよ】と顔を隠しながら、イタリア語で言ってきたので私もなんか罪悪感が沸いたのであった・・・・

最後まで読んでいただきありがとうございます!

また、お読みくださいね!

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