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転生ナイト&スライム  作者: 紫葉
第1章 岩の洞窟
8/23

スキル

「自分の名前…?おおっ」


『ガイア』

種族名…『知恵ある鎧』

分類……『特殊個体(ユニーク)


魔力量…Maxで3日程動き続けられる。スキルや魔法使用で減少。6時間ほどで完全回復。

魔法……無し

スキル…『動く鎧』『黒い箱』


「知恵の実は、お主の分かる言葉に置き換え教えてくれるようじゃの。いわゆるステータスというやつじゃ、自分のものはいつでも見れるし、他人のものは通常なら見れん。」

「成る程、分からん言葉は知恵の実っと」


“特殊個体:普通にはあり得ない進化を遂げた個体。単一種。謎が多い”

“スキル:魔法とは違い、念じ、魔力を使うことで使える能力と常に発動しているものがある”

“『動く鎧』:魔力を消費して動く体、パワーやスピードなど、込める魔力量によって調整可能、また傷なども時間はかかるが魔力を消費して治すことができる”

“『黒い箱』:靄の中にある空間、無機物を収納可能、手持ちの剣5本くらいの容量がある”

「って事らしい、おおっめっちゃ速く動ける!?面白いな」


鎧で自転車くらいの速度を出し走る。パワーもひと抱え程の石を持ち上げられた。

「ふむ、普通の『動く鎧(リビングメイル)』はもっとトロイもんじゃが…なかなかじゃの、少しは戦えそうじゃ」

「あ、でも限界知ってる方がいいかも、魔力がちょっと減った感じがする。ここぞというときが良さそうだな、『黒い箱』の方は…おお、剣がモヤの中に入った」

なんとなく消費魔力量も分かった。一気に注ぎ込んですごい力も出せそうだ。剣の出し入れは魔力も使わないっと。


「持ち運びが楽になるのは便利じゃな、後は妾のことも調べてみい」

「お、どれどれ?ジャムは普通に調べれるのな、繋がってるからか」


『ジャム』

種族名…『生命粘体』

分類……『特殊個体(ユニーク)


魔力量…食べたもので回復、食べなくても3日は動ける。

魔法……無し

スキル…『スライム』『細胞変換』


これもちゃんと調べてみる。

“『スライム』:変形、分裂、捕食ができる。練度は個体により異なる”

“『細胞変換』:情報を持っている細胞に自身を変化させられる。情報の精度による”

「スライムっぽい能力だけど…細胞変換ってよく分からんな、なんだこれ?」


まだまだ知恵の実でも分からないことは多そうだ。

「試してみるのが1番じゃ、早速使ってみるぞよ」

何か種のようなものを2、3個体に取り込むジャム


「それなんだ?…種…?」

「これは世界樹の種じゃ、飛び散ったスライムが集まるとき巻き込んでおったらしいの、中々お目にかかれんレアアイテム、かなりラッキーじゃ」

そういって蠢くジャム、すると体からツタのようなものが生えてきた。


「うーむ、現段階ではツタを生やすしかできぬようじゃの、まだまだレベルが足りん、そのうち色々できるようになるじゃろうて」

「結構丈夫なツタだな…ビクともしない、スライムより丈夫だな」

「自分と近しい…スライムの情報などならかなり正確に得ることができそうじゃな。詰まる所、いっぱい食べれば強くなると」


蛇にツタがウネウネ絡む、そんなに速くは動かせなさそうだ。

「まあ、とりあえず使いながら様子を見ようぞ。ガイアの強化は装備品を見つけぬとできぬしな」

「まあそうだな、じゃあ、とりあえずあっちしか出口なさそうだし行ってみるか!」

「そうじゃな、魔物がおるかもしれん、気をつけていくんじゃぞ」


唯一の出入り口の方へ向かう2人、出入り口は縦も横も結構大きく、ガイアが5人くらい並んで歩けそうな道がそこからずっと続いている。

「冒険って感じがしてきたなー。そういや、お前の目的って何なんだ?」

そういえば転生のバタバタで蛇の身の上について何も聞いてなかったことに気づく。


「目的か?まああるにはあるが先の長い話じゃ。気にせずとも良い。お前もわしも成長すれば話す機会もあろうて、それまでは考えてもせんなきことよ」

「なんかよく分からんなあ。俺は人生思いっきり楽しみたい、自分がしたいように生きたいな。魔物と闘うとか楽しそうだし」

「まあ、この世界では強くなって損はない、経験を積み、自分を鍛えようぞ。それがお互いのためになるからの」


歩きながら話す。分かれ道があった。

「そうだな、とりあえずここから出て異世界ってのを見てみたいし。うーん…右!」

「ふむ…行って見なくては分からんか、そうそう、ちゃんと周りを確認しながら進むのじゃよ?お前のような無機物的な魔物もおるかも知れん、妾が先に進んで確認しよう」


そういって少し先を進もうとするジャム。確かに、ジャムを前に行かせた方が安全か。

「でも、女子を盾にするのはこう…抵抗が…でも俺がやられると詰みなんだよなあ…おっ?何だこれ?」

「スライムなんじゃからむしろ上手いこと盾に使うべきじゃろうって…何かあったかの?」

そういってこちらに戻ってくるジャム。


「いや、見てみろよ、の壁が薄っすら人型になって見える。こんな事あるんだn…」

壁に薄っすらと浮かぶ自分と同じくらいの大きさの人型。喋っていると急に人型の目の部分が黄色く光り、岩でできた腕が飛び出し、思いっきり殴り飛ばされたのだった。

やっと戦闘!説明会ってボリュームだったり難しいですね。

世界観は伝えたい、多いと読むのがしんどい…

バランスが難しいです。

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