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「人間の思考は3種類しか無い」という考え

人工知能の発展が注目される時代ですが、人間の思考を完全に理解できる人工知能はいまだ存在しないといわれています。人間の思考の魅力や、人工知能との違いについて考えたいと思いました。

そこで、人間の思考は、究極的には3種類に分類され、ある疑問に対して用意する答えの数がそれを決定すると考えました。

1つ目は答えが1つであるという思考、2つ目は答えが有限複数であるという思考、3つ目は答えが無限またはゼロであるという思考です。

<1>

答えが1つであるという思考とは、ある疑問に対し普遍的な1つの答えが存在すると解釈すれば、演繹的なアプローチであると考える。このタイプでは答えに至る過程は直線的(道筋)であり、正しい知識が重要になると考えられます。

<2>

答えが有限複数であるという思考は、互いに干渉しない各個の答えが、複数の事象をもとに結論を導かれた、帰納的なアプローチであると考える。このタイプでは答えに至る過程で複数の事象を並べてみる(分岐)ことになるので、正しい選択が重要になると考えられます。

<3>

答えが無限またはゼロであるとは、答えが無限であるということは、決まった答えが無いという点で、答えがゼロとも言えるということである。つまり、仮説形成が必要となり、アブダクションによるアプローチであると考える。このタイプでは答えに至る過程は非線形であり、発想力が重要になると考えられます。


現状で、人工知能は<1>に関しては人間を超える勢いであると推察します。<2>に関しては、正しい選択をするために五感の発達が必要であると考えられ、視覚以外の五感の発達が期待されます。<3>に関しては、人間が優位性を維持している領域だろうと思います。

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