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第5話(1章2話)「没落」

お待たせしました!

1章2話となります!

ストーリーの妄想は出来ても、字に表現するのは、難しいですね……

尚、今話は900文字以内です。

話しのキリが良かったので……

「おいおい、こりゃある意味、上物じゃねえか」

「そうだねえ。なあ、プラーミャ・エイゼンシュテイン姫様よお」

 後ろ手に手錠で拘束されている黒髪ロングの女性、プラーミャ・エイゼンシュテインは、無表情のまま、奴隷商人の言葉を無視した。

「おいおい、姫様だからって、あんまちょーしこいてっと……」

「よせ……いくら色気が無いからって、高値で売れねえとは限らねえだろうが! それになりより、美人だし、元姫様だぜ。 それだけで、高値で売りつける価値がある」

「ちっ……しゃあねえ」

「今日は1人だけだが、さっさと引き上げっぞ! 何せ、元姫様だ。いつ、元国民の襲撃が来ても、おかしくねえしな」

 その言葉に、納得した奴隷商人達は、プラーミャを2つある馬車のうち、古びた方の馬車の荷台に乗せて、周囲を警戒しながらも、大急ぎで出発するのであった……


 火野宮(ひのみや) (あかり)によって、強制的に転送させられた火焚(ひたき) 守流(まもる)は、いかにも捕まってる雰囲気を醸し出しているドレス姿の女性の上に、まるで、夫婦が愛し合う様な状態になる形で転送された……

 意識を覚醒させた守流は、顔を赤らめて真っ先に顔を上げ、両手を女性の身体から離した。

 ただ、その場から離れるにも、狭すぎて移動出来なかった守流は、その場で女性に小声で照れながらも、問いかけた。

「色々、済みませんでした……ところで、いきなりで悪いけど、君、奴隷にされかけてない?」

 すると女性は、無表情なまま、小声で答えた。

『助けてもらったところで、もう私には、居場所は無いのよ……私の事なんて気にしないで、あなたは逃げなさい。それとも、私を助け出す気? 無茶振りよ。奴隷商人の人数は10人近くはいたわ。そんな人数相手に、勝てるの?』

「やってみなきゃ、分からないでしょ?」と小声で言った守流は、迷ってる素振りを見せた後、更に小声で言った。

「ごめんなさい。担ぎますね」

『えっ?』

 黒髪ロングの女性が、思わず声を抑えずに言ったのも束の間、女性は守流の左肩に担がれてしまった。

『ちょっと!?』

 守流は、叫ぶ様に言った女性の言葉を無視して、馬車から降りていった……

明日から休みだし、夏の暑さも和らいだし、そろそろ本気出すぞ!!!

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