プロローグ
駄文、誤字、とても多いかと思われますが、お許しください。
ゆっくりと暇つぶし程度にお読み下さい。
毎日、繰り返す日常。
世界に飽きた主人公、昼は社畜、夜はゲーム。
ある事件を境に、彼は自分の知っている世界とは違う所に派遣されることになる。
彼のこの先の人生はどこへ向かっているのか。
答えは神のみぞ知る。
「これで完結。」
「なにやってるんですか。」
「この話は無かったことになりませんか。」
「なりません。」
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俺はこの日常に飽きていた。
何の変化もない日常に、起こる出来事も許容の範囲内。
特別なことは何もなく、普通で当たり前の日常。
「つまんねぇ。」
俺はゲーム機の電源を落とした。
全部に飽きた。無気力だった。
友達も少ないし、趣味といえばゲーム。
何もかも上手くいっていなかった。
リアル不充実そのものだ。
「寝よ。」
俺は眠ることにした。
時間的にまだ寝るには早いが、明日も仕事だし、早寝早起きはいいことだろう?
早起きは三文の徳と言うしな。
そんなことを考えながら、眠りについた。
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目が覚めて少し経った頃、朝の情報番組を流し見している。
『それでは今日の運勢でーす!』
普段は気にならないのに、なぜか俺はこれを見てしまった。
(お、今日の運勢1位じゃん、まず一つ徳だな)
俺の運勢は一位詳しい内容を見ないままテレビの電源を切り仕事場へ向かった。
通勤途中の電車がいつもは満員なのに、今日は少なかった。
これも2つ目の徳なのだろう。
出勤してすぐに社長からの呼び出しがあった。
これで叱られでもしたら朝の徳なんてチャラだ。
そんなこと思いつつ、社長室へ向かった。
「失礼します。」
社長はいつも機嫌が悪く誰かにすぐ当たることで社内では有名だ。
「おおお、来たか。座ってくれ」
だがなぜか社長は機嫌が良かった
「私に何かご用ですか?」
「いやぁ~、君のこの間の企画書!凄く良かった!」
(企画書?そんなもの書いていないぞ…?)
「あの、社長。私まだ入社してまだ一年程度ですし誰かとお間違いになられていませ」
「本っ当に素晴らしかった!若いのにあそこまで完璧な企画書が作れるとは!見事だよ!」
社長は俺が言葉を言い終わるのを待たずにそういって言葉を続けた。
「それでね、君。あの企画書が社内の役員に評価されてね。いきなりで悪いんだけど、次期社長になってくれないかな?」
「……はい?」