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58、帰院

 病院に戻ったとしても、特に何か言われることはなかった。この大騒ぎでは、誰が出たとしても、もしくは入ったとしても、気づかれることは少なかっただろう。それほどまでに壊れている。玄関は見る影もなく、トリアージは、ロビーから、より奥の会議室へと場所を移して実施されている。警備は形ばかりのものもなくなっていた。ただ、重点的に配置されるようになったらしく、薬剤室などには、しっかりと警備員が目を光らせていた。

「帰ってきたのに、誰も気づかないってのも、少し困るよね」

 岩屋が俺に話す。嵐は少し止んだような気がする。だが、まだまだだ。その中でも、岩屋の声が普通に聞こえるようになったというのは、二人が頑張ってくれたせいなのかもしれない。

「好きなように出れるってのも、ちょっと困りものだけどな」

「確かにね」

 岩屋が答えてくれた。そして、ズゥンと地響きが再び大きく響いた。

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