高校時代 少し進んだよ
笑は笑らしく、自分の夢を追う
さーて、入部体験へ行くか。
「澪も体験行くの?何クラブ?」
「私?家庭科クラブ!笑もどう?」
「へ?家庭科・・む 無理ーー。」
「あ、そうだね。笑の家庭科・・・て」
「みなまで言うな。澪・・って事で別々だね。終わる時間も違うだろから今日は帰りも別々と言う事で、 また明日 バーーイ」
「バーーイ」
と、さてどこから行くかなぁ。
まずは第一希望のあそこだね
と、次は・・・
と、 次・・・ゴルフクラブか・・・
やめよかな行くの。入部する気ないしなぁ。でも怜勇に体験は行くわって約束したしなぁ。と考えているまについてしまった。ゴルフ部の練習場についた。
『え?え?何何 この人だかり・・・もしかしてみな体験?』
「きゃー」「怜勇くーーん」「ほらほら あそこよ」
なにやらあちこちそんな声が聞こえる。
なるほど・・・ファンクラブか・・怜勇の。まだ入って間もないのにこれですかぁ・・・。
怜勇大変・・・。ため息をつきながらキョロキョロしてると。
「あ、君 君 君も応援ならあっちね。ここは危ないから」
「あ、 あ、 いえ 体験に来たんですけど・・・」
「あ そうなの。ごめんごめん 女子の入部希望少なくて・・・現部員も」
「じゃ、こっちこっち。僕は一応ここのキャプテンの古閑。よろしく」
「あ。私星野です。よろしくお願いします。」
「はい。これ使って」
「で、こう握って。こう持つ。そしてこう振る」
「で、ここにボールを置いて、あ、ちょっと離れて そして」
スパーン
「ナイショッ!」
「こんな感じ どう?」
「さすがですね」
「はい。じゃどうぞ」とボールを置いてくれた。
「空振りになっても気にしないで・・ どんどん振ってみて」
「はい」
スパーン スパーン スパーン
「え? ええええ?」 振り返り
「君、経験者だったの?失礼しました・・・」
「いえいえすみません。こちらこそ、言いそびれちゃって」
「これはいい。入部してよ。現部員の女子二人も喜ぶよ!心強いって」
「は~・・」
ゲ げ ゲ くるな くるなーーー
「よっ!来たな」
「うん?怜勇・・おまえら知り合い?」
「幼馴染っす。こんな小さい時からの」ニッ
「そっかぁ。じゃますます都合いいじゃん。怜勇からも入部誘ってくれよ! 」
怜勇が無言で首を傾けて どう?みたいな顔してる。
「・・・。いや・・すみません。まだ他にも考えてるクラブがあるもんで・・」
「来週早々にはご返事させてもらいますっ すみません。」
ペコと頭をバタバタとその場を走り去った。
ゴルフクラブ一番ないんだけど。私、あのクラブにほぼ心決まってるし・・・。
さ、さ 後はもう一人の学校の王子、愁を見に行こう!
次は、応援女子として(笑)