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28 マスターズ 夢を叶えて・・・

夢へ向かって大躍進

決勝ラウンドへとコマを進めた怜勇。

日本勢は怜勇のみが進んだ。ムービングsaturday


「おはよう」

今日は笑は早起きして、怜勇に朝の挨拶が出来た。

「怜勇!がんばって!いってらっしゃい」

「うん。ありがと。毎回そうやって見送ってもらえるよう がんばるよ!」

怜勇は何か意味深な言葉を含み笑いで言った。

笑は『?』

思考がついていかず、だまって背中が見えなくなるまで見送った。そして急いで用意をしゴルフ場へと急いだ。


『うわー。すごい人ぉ。なんだか興奮しちゃう』

と、一番ホールへと向かう少し小高くなった所で周りを見渡し笑は一人ごちた。

そこに、愁&キャロル・凛&藤見君が揃ってやってきた。

「よ!いよいよだな」

とポンと愁が肩をたたいた。

凛も同じようにニッコリ笑って肩を叩いて先に歩いていった。

笑も大きく息を吸って皆を追いかけた。


今日は快晴で風もちょうど気持ちいいくらいの風が爽やかに吹いている。

爽快もおばさんもすでに来ていた。


いよいよ怜勇達の組がやって来た。

怜勇の顔が輝いている。

「俺の夢はマスターズで優勝すること!日本人初の優勝者となること!」

23歳の今年。怜勇は

「今年に夢を叶える!」

と宣言した。今のところ確実にその宣言に近づいている。


怜勇がギャラリーに素敵な笑顔で挨拶をした。日本人にしては背も高い怜勇は、アメリカでもそこそこ人気選手となっている。今回の大会は各新聞紙面にもJapaneseboy REO ・・・・といろいろ騒がれ注目されていた。


スパーン!

「おー NICE SHOT!」

大拍手。笑はひそかにお揃いのディオールのネックレスを握り見ている。

バーディを重ねて、スコアーをグングン伸ばしている。


『すごい!怜勇!ほんとーに夢叶うかもね。がんばって』


途中すこし乱れて、スコアを落としかけたけど、歯を食いしばり、集中力を絶やさず持ち直した。

怜勇はいつの間にこんな精神力をつけたんだろ・・・

笑は怜勇を尊敬していた。幼馴染の愁も怜勇の成長に度肝を抜かれた。

『あいつ!すげーな。いつの間にあんな強くなったんだ。俺もうかうかしてらんねーな・・ふふふ』

キャロルの肩を抱く手に力が入った。


怜勇はこの日最終日、最終組で回ることが決まった。

凛と抱き合って喜んでいる笑を怜勇はコースを上がる時見つけて、じっと笑を見て

『笑!ありがと。お前の応援が俺に勇気と力をくれる。明日も頼むよ!そして・・・その時は・・・』


怜勇はスタッフに声を掛けられハウスの中へと入って行った。

いよいよ次は最終話

怜勇は?笑は?

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