社会人 ②
更新遅くなりました。楽しみに待っていただいてた方申し訳ございませんでした。
お待たせしました。怜勇に熱愛疑惑です・・・
あれから3日後の火曜日、怜勇は帰ってきた。
帰る前日の女性週刊誌に
[海藤怜勇熱愛か!? スーパーガールズのメンバーとsushiデート]とフォーカスされていた。
私は仕事に追われてて芸能報道を目にすることはなかった。
しかしその日の午後ある事で、その報道を知る事となった
その日の午後部長に呼び止められて、
「おい、星野。今度特番で、いろんなスポーツ界のスターに来てもらって、いろんなトークをしてもらう。司会進行を今若手で売り出し中の 笑わせ隊 にやってもらおうと思ってる。そんな企画が進んでるんだ」
「あ そうなんですか?面白そうですね。で、メンバーとかは、もうアポとられたりしてるんですか?」
「いや、ま、これからだ。メンバーは絞れてるんだがな。」
「そこでだ、お前と春川に 海藤怜勇と丸岡重雄と池端祐樹のゴルフ界の若大将三人衆のアポを頼みたいんだ。」
「はい? え あ そうなんですか? 分りました。春川君とですよね?」
「そうだ。絶対 出演交渉成功させてきてくれ!今回は、海藤のフォーカス後では内が一番早く会えるだろうから。笑わせ隊の二人のトークで熱愛報道の真相をうまく引き出してくれたら、万々歳なんだがなぁ うんうん」
「え?怜勇・・いえ。海藤さんに熱愛報道でてるんですか?」
「そうだ。お前しらないのか?今日の週刊誌トップだ。まだ疑惑だがな。相手はスーパーガールのメンバーの一人 RUKAだ。あ、休憩室に雑誌置いてあったから見ておけ。お前もマスコミ界で働いてるんだから、全てを信じなくてもいいが、一応なんでも知っておく事は大事だぞ!」
「は い」
『知らなかった・・・怜勇。初スキャンダルかぁ はぁ~』
そう思いながら、雑誌を見てみるべく休憩室に向かった。
休憩室の扉を開けると、凛がコーラーの入ってるストローを口につけながら、その雑誌を食い入るように見ていた。私には気づいてないようね。
「凛!」
「うわっ びっくりしたぁ。忍び足でよって来ないでよ!」
「はぁ? あのね、扉も普通にバタンて閉めたし。ヒールの音も普通にコツコツいってましたが?」
「あれ そう? それより見て見て」
「うん。それを私も見に来たの。部長に聞いて。凛、集中して読んでたね。だから音がまるっきり聞こえなかったんでしょぉ。 で? どう?凛の見解は?」
「うーーーん。そうねぇ・・・・。恋愛のカリスマの私としては、この写真から見て感じる雰囲気は・・
・ ジャジャーーーン。 恋人って感じはしないわね。少なくとも怜勇君の目は至って普通って感じ?
ま、RUKAの方の表情までこの角度じゃわからないけど」
「そっかぁ。で凛は怜勇君のファンでしょ?どんな?」
「どんな?って言われても・・・。うーーん。もしこれが本当に熱愛なら、まだまだみんなの王子でいて欲しかったからショックだけど、彼も年頃の男の子だもんねぇ。浮いた話も一つや二つ出る頃なんじゃないの?だって新と同じ年だよ!」
「そうね・・・・」
などの会話をしながら パラパラとそのページをめくって読んでみた。
「おーい。星野。お 桜木も居たか。二人でちょうどいい。星野は海藤が明日帰ってくるから、明日一度事務所に電話入れて、話して会って交渉とか頼んだぞ。なるべく早く。他の二人は今からでも連絡とってくれ。収録は再来週の木曜日だからな。
で、桜木は、バスケ界の本多俊輔と永山栄太と山村愁月!を担当してくれ!」
「え?部長。愁・・・いえ。山村さんもくるんですか?」
「ま、彼はまだアメリカだから どうなるかわからんが声はかけたいな と思って。彼もバスケ界では一番人気の王子だから!アメリカ人のファンも多いみたいだな」
「笑は ゴルフ担当かぁ?いいなぁ。ま、私も愁月君と近づけるチャンスだからワクワクするっう」
「さ、さ そろそろ仕事の戻ろっか?」
「だね」
私は、長い間会っていない怜勇に恋のスキャンダルが出たこ事に不安を覚えながら仕事をこなすべく、池端さん丸岡さんの事務所に電話をし、日程の空きを聞き、出演交渉をし、本人達に説明する日時のアポをとったり、春川君と打ち合わせをしたりし定時を過ぎ、午後八時頃に凛と会社を後にした。
玄関をでたところで、アナウンス部の藤見 新 と翠川 基虎にばったりであった。
「あれ、新じゃん。今帰り?」
「お、凛じゃん 星野さんも 二人も今帰り?」
「うん。 」
「こっちも。今帰り。腹減ったからどっか飯食ってかえるか?って言ってたとこ。ちょうどいい!凛達も一緒にどう?多いほうが楽しいし。合コン前打つ合わせをかねて・・・どう?」
「笑どうする?」
「うーん グルグルグルルルル・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「アハハハハ。お腹がOKって返事したね。行こうぜ。藤見。いいよね桜木さん・星野さん」
「アハハ。そうね、いいよ。笑も返事しちゃったしね・・クス」
「それでは、レッツゴー!」
と四人は局近くの居酒屋へむかったのでした。
本日、出来れば、もう1話と 思っております。
出来れば・・・です・・・
その時は、すみません。早急に掲載するようにします・・
お許しを・・・
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