チーム分け?
久しぶりの更新…
「あなた方には男女で分かれてもらいます。理由は、男女それぞれに回復役…うん、回復役だよね…?がいるというのと、女子パーティは人数自体は少ないですが、すでに実践経験がある二人組なので。また、これから改めてステータスを確認します。」
「分ける必要はあるのですか?」
マサルが言う。
それに対する宰相さんの答えが返ってくる。…この人の名前すぐ忘れるな。
「現在、南西方、北西方の二正面作戦を引いています。西方の他の国家はすでに大半が滅亡しました。南西にはまだ二つ、北西には一つの国のみが生き残っています。とくに北西方面の戦場では強力な魔獣が見つかっており、早急に対処する必要があります。」
「他の大陸へ援助を求めるなどは…」
「できません。まだこの大陸の外との定期交易は不可能です。偶然流れ着いたりする場合はあるようですが…
これから1週間、貴方たちには基礎的なことを学んでもらいます。その後、1ヶ月をかけて実践演習をしてもらいます…あなた方は私たちの最後の希望です。安全だった世界から渡ってきた方もおられるでしょう…どうか、私たちを救ってください。」
宰相さんの悲痛な叫びはここにいる貴族…の多分代理の人たちの顔にも表されている。
なんで代理だと思ったか?戦争に出れなさそうな女の人や子供といえるような人ばかりで働き盛りの年齢の男が1人もいない。これは異常だ。
この国が最後の砦となっている。この状況はよく分かった。
聞いていて思ったことを聞いてみる。
「その、北西と南西にはなんで国が生き残っているの?」
「彼らは強力だ。北西にはエルフという魔法に長けた種族が、南西には鍛治に長けたドワーフ、それを守る強靭な肉体を持つビーストという種族がいる。それぞれ耳長族、鉱石族、獣人と呼ばれている。覚えているように。」
つまり…人間はなんでもそこそこできるが、一定の力に特化した存在が彼らってことね。わかりやすい。
「ステータス鑑定に移ります。」
この広間から隣の小部屋に移動する。ついてきたのは宰相さんと王様、異世界人のあたしたち、そして騎士師団と魔法師団?っぽい服を着てる人たち。ここにいるということはある程度の立場なのかな?団長とかなら最前線に出てるだろうから、事務方の人かな?というかこういう組織の団長とかが脳筋なのはテンプレじゃん…悲報、団長は脳筋?
ステータスを見るにはステータスの呪文を習得するか、この大きな水晶に触れればいいらしい。
触れてみよう。
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