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第14話 ホワイトレミ―の深夜の熱い激闘だぜ!! 勝つか、死ぬか、見逃せないぜ!! それで、どうするんだよ? ホワイトレミ―!! ~この世界、予測不可能だぜ!!~

 ホワイトレミ―は、腰に装着していた、赤い剣を手に取る!!

 

 そして、そのまま、その赤い剣を両手で握りながら、

業火剣術(ごうかけんじゅつ)火風突風(かふうとっぷう)!!」

 と、言って、空気を斬るように、勢いよく、横から水平に振り抜いた!!


 火が勢いよく、火の突風となって、デルタや『レッドブラッド教団』のメンバー達目掛(めが)けて、吹き荒れる!!


 デルタは、最上級即死魔法『デス』を唱えるのを止めて、防御魔法『シールド』を唱えた!!


 デルタの両手から、バリアが発生し、デルタを包み込んで、火の突風を防ぐ!!


 『レッドブラッド教団』のメンバー達は、盾を装備していた数十人は、その盾で、火の突風を防ぐが、それ以外は、かわす間もなく、火の突風を受けてしまい、全身を焼かれる!!


 その『レッドブラッド教団』の全身火傷(やけど)したメンバー達は、

「ぐぁー!! 熱い!! 熱い!! 熱い!!」

「熱い!! 熱い!! 助けてくれー!!」

 と、悲鳴を上げて、地面に転げ回って苦しむ!!


 ホワイトレミ―は、赤い業火の剣を、両手で握り締めたまま、ダッシュで、デルタの元へと向かって、一気に間合いを詰める!!


 そして、そのまま、デルタの頭目掛けて、赤い業火の剣を振り下ろした!!


 デルタは、防御魔法『シールド』を継続して放ちながら、バリアで受け止めようとする!!


 バリアの力が(まさ)り、赤い業火の剣は、(はじ)かれてしまった!!


 ホワイトレミ―は、

「バリアか。それならー」

 と、言って、瞬時に攻撃の構えを、中段構えへと変える。

 そして、そのまま、

「業火剣術・火炎稲妻突かえんいなずまつき!!」

 と、言って、一直線に(つらぬ)くように、剣の先でバリアを勢いよく突いた!!


 赤い業火の剣が、炎に包まれながら、バリアを貫き、デルタの腹へと刺さる!!


 デルタは、

「何っ!?」

 と、驚き、片手で、火傷と流血をしている腹を、おさえる。


 デルタを包み込んでいた、防御魔法の『シールド』のバリアが、消える。


 -よし!! 今だ!!


 ホワイトレミ―は、赤い業火の剣を、デルタの体目掛けて、横から水平に、一直線に振る!!


 デルタは、ギリギリのところで、それをかわした!!


 ーかわした!?


 ホワイトレミーは驚く。


 デルタは、両手で、ホワイトレミ―の両腕をつかむ!!

 そして、そのまま、

「このビッチがっ!!」

 と、言って、ホワイトレミ―の両腕を折ろうと、力を込めて握り締めた!!


 ホワイトレミーは、苦痛の表情をしながら、

 「痛いっ!! 放してよっ!! バカッ!!」

 と、言って、火傷と流血をしているデルタの腹に、強烈(きょうれつ)な前蹴りをくらわせた!!


 デルタは、

「ぐっ」

 と、言って、両手で握り締めていた、ホワイトレミ―の両腕を離し、後ろに下がる。


 ホワイトレミ―は、瞬時に両腕の状態を確認する。

 

 ーまずい!! 腕が(しび)れて、力が入らない!! これじゃ、剣は振れない!!


 ホワイトレミ―は、赤い業火の剣を、両手で握り締めたまま、後退(こうたい)する。


「どうした? 攻撃してこないのか?」

 デルタは、ホワイトレミ―の様子を(うかが)う。


 ホワイトレミ―は、(さと)られないように、余裕がありそうな感じで、

「あなたこそ、さっさと、攻撃してこないの? 刺された腹の火傷が効いてて、動けないの?」

 と、からかうように言った。


 ホワイトレミ―の『豪華剣術・火風突風』を、盾で防いだ、『レッドブラッド教団』のメンバー数十人の内の一人が、デルタに、

「腹、大丈夫ですか? 加勢した方がいいですか?」

 と、確認するように聞く。


 デルタは、

(たい)したことない。浅い傷だ。こいつに、これ以上、時間を掛けると、計画が狂いそうだ。私は、先へと急ぐから、おまえらで対処(たいしょ)してくれ」

 と、殺せなかったことを、悔しそうに言った。


 ホワイトレミ―は、勝ち誇るように、

「逃げる気? じゃあ、私の勝ちね」

 と、言った。


 デルタは、「クククッ」と不気味な笑みを浮かべて、

「いや、おまえの負けだ。腕が麻痺(まひ)して、剣が振れない状態だろ? それで、『レッドブラッド教団』の武器と盾を持った、メンバー数十人を、相手にするつもりか?」

 と、言った。


 ホワイトレミ―は、

「気づいていたのね?」

 と、言って、苦笑する。


 デルタは、

「当たり前だ。おそらく、両腕の骨に、ヒビが入ってるだろうな。即死魔法で、とどめを刺してもいいが、この先を見据(みす)えて、MPマジックパワーは、温存しておきたいからな。『レッドブラッド教団』のメンバー達に、おまえを殺させる。じゃあな。ここで死ね」

 と、言って、階段を(のぼ)ろうとする。


 『レッドブラッド教団』のメンバー数十人の内の一人が、デルタに、

「この女を殺したら、何処へ行けばいいですか?」

 と、聞く。


 デルタは振り返って、

「王女の部屋だ。この階段を上って、右の突き当たりの部屋だ」

 と、言って、階段を上って行った。


 ホワイトレミ―は、デルタに向かって、

「待ちなさいよっ!! まだ、勝負はついてないわっ!!」

 と、叫ぶ!!


 『レッドブラッド教団』の武器と盾を持った、メンバー数十人は、輪になって、それぞれ、

「両腕にヒビが入ってる状態なら、さすがに俺達でも勝てるだろう」

「さっさと、やっちまおうぜ」

「でも、こんないい女、ただ殺すだけじゃ、もったいなくね?」

「犯すか? 『フランシス王国騎士団』の女って、そそられるよなー」

「そうだな。『フランシス王国騎士団』の女って、美女ばかりだもんな。たまんねぇー。犯してから、殺そうぜ」

 と、話をする。


 ホワイトレミーは、

「あんた達って、最低のクズね」

 と、軽蔑(けいべつ)する。


 ホワイトレミ―は、再び、両腕の状態を確認する。


 ー腕が痛い……!! 動かせない……!! まずいわね。どうやら、本当にヒビが入ったみたい。


 ホワイトレミ―は、()め息をつく。


 どうしようか、考える間もなく、『レッドブラッド教団』の武器と盾を持った、メンバー数十人が、「うぉぉぉぉぉ」と叫びながら、ホワイトレミ―に(おそ)()かる!!

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