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おっさん、魔王の玉座になる -幼女魔王と一緒に座っているだけでレベルMAX!-  作者: 椎名 富比路
第四章 「おさんぽ」という名の迷宮探索

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第45話 パーティと顔合わせ

 本日は、ゴマトマ鉱山のダンジョンを調査しにいく。名目としては「おさんぽ」だ。




 冒険者ギルドに行くと、エィハスさんが準備をして待ってくれていた。




「約束通り、誘いに来た」


「待っていたよ。フレンドのコメント欄に依頼が載っていたからな」


 チサちゃんと、エィハスさんが、握手をかわす。




「こちらの二人は?」




 エィハスさんは、二人組を連れている。


 一人は魔法使い。もう一人は、盗賊に見えた。




「ワシは、ゼーゼマンである。アンデッドの討伐依頼でここに来た」


 老人が三角帽子を脱ぐ。銀色の目から、熟練した強者の気配を放つ。




「あれ、耳が」




 この人、耳の先が尖っている。




「お察しの通り、ワシはエルフである」


 ゼーゼマンさんが、帽子を被り直した。




「エルフであるが故、洞察力に優れている。きっと旅のお役に立てるはずだ。むむ!」




 突然、ゼーゼマンさんが振り返る。何を察知したのか。


 ずっと受付嬢を凝視していた。




「あの受付嬢は、Dカップである!」




 ゼーゼマンさんが言うと、受付嬢が「うにゃ!」と言ってカウンターに身を隠す。




 単に、女性の胸を凝視していただけだった。




「アタシは相棒のオンコだよ。遺跡のお宝が目当てで来たんだ」


 もう一人のオンコさんは、ギャル風の少女である。


 上は白いシャツにベスト、下はキュロットスカートだ。


 極小のウエストポーチには、ピッキングツールが入っているという。


 見た目は活発そうな、健康少女だ。


 小学校高学年のような背丈の割に、筋肉が引き締まっている。




「えっと、キミってもしかすると」




「そう。ドワーフだよ」




 やっぱりだ。


 大人っぽいのに背が低かったから、気になっていたけど。




「ボクはダイキです。よろしくオンコさん」




「堅苦しい挨拶は抜きにしよ。長い付き合いになるからさ」




 ゼーゼマン、オンコの両名ともから、「さん」付けはいいと言われた。


 よそよそしいのは好きじゃないのだとか。




「せっかくだし、私も呼び捨てで頼むよ。ダイキ」


「分かったよ、エィハス」




 ボクが遠慮なく呼び捨てにすると、満足げにエィハスは笑う。




「チサちゃんは相変わらずカワイイねー」


 オンコが、チサちゃんのほっぺたをプニプニにする。




「やーん」


 チサちゃんがイヤイヤをした。




「みんな、知り合いなの?」


「顔見知り程度である」


 オンコとゼーゼマンは、チサちゃんと面識があるらしい。




「悪い。あいつ仕事はできるんだけど、小さい子どもに目がなくてな」


 エィハスが、フォローに回る。




「ほらオンコ、チサが嫌がってるだろ? 離れろ」


「やだやだ。チサちゃん成分が足りないーっ!」




 ワガママを言いつつ、オンコが抵抗した。


 


 だが、エィハスによってチサちゃんから引き剥がされる。

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