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一体どうすれば

あらすじ

京慈さんに連れられ、森の中に突入した。

そこには大きな石がゴロゴロ転がってる場所だった。

しかもどこまで続くか分からない石段まである。

京慈さん的にはこれが目的だったようだが。

霧が濃く、先の見えない石段を二人で並んで登る。

緊張はしているけど、怖くはない。

何が待っているか分からないから不安ではあるが。

そうだとしても友紀と一緒なら何とかなる、そんな気がしていた。


友紀が手をぎゅっと握る。

生き物の気配がないこの空間に怯えるのは無理も無い。

少しでも安心させてあげたい。

だから俺は彼女の手を優しく握り返した。



どれくらいの間登っていたんだろうか


時間の感覚が狂ってしまうほどの空白


あたりを覆う深い霧に自分の体を見失いそうになる


それでも意志は心の中にはっきりと持っていた


この長い石段を登りきって


友紀に渦巻く謎を解いて


いつか


何にも縛られない幸せな世界で


いつか


幸せに暮らしてみせるんだ



最後の石段を友紀と一緒に踏み出し、景色を眺める。

そこに広がるものは到底予想しえない建物だった。

友紀「どうして、こんなところにお家が・・・」

3階建ての大豪邸である天乃川家がどうして山頂に建っているというのだ。

それは余りにも異様過ぎた。

その時俺は思ってしまった。


今立っている空間は本当に現実なのか?

本当は何かの間違いなだけで夢を見ているだけなんじゃないのか?


一瞬だけ、俺の意志がほどけてしまった。

友紀の暖かな手の感触が消える。

ハッと気が付いた時には友紀は家に向かって走っていた。

志樹「友紀!友紀ーー!!」

その声は彼女には聞こえていない。

チラリと見えた柔らかな横顔がそれを窺わせた。

まるで母鳥の元へ飛んでいく小鳥のようだった。


白霧の中に友紀は消えた。

追いかけても追いかけても後ろ姿は見えてこない。

手を伸ばしても届かない。

ただ虚空を摑むだけ。

数え切れない不安と堪えきれない孤独に襲われる。

一体どうすれば、友紀を見つけられる?手を握ることができる?あの笑顔を見ることができる?


??「そんな母親を見失った赤子のようになって、どうされたのかしら?」

どこからか聞こえてくる声。それは。

あたりを見回す。

コツコツと響く足音がどこからともなく聞こえてくる。

??「この領域に入る覚悟があるというのに、そんな姿は見せないでちょうだい。」

建物の方向から歩いてきたその影は、まさしく友紀の姿であった。

どうも緋吹 楓です。

読んでいただきありがとうございました。

いやーまた期間が空いてしまいました申し訳ない。

もうそろそろ本腰入れておく必要があるかも知れませんね。


一応何かを書いてはいるんですよ?

まだ秘密なんですけどね。


次回もよろしくおねがいします。


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