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なんだこの可愛い生物は

あらすじ

結婚を認められたらオッドアイになっていた!

志樹「しきたりを・・・クリア?」

どういうことだ?

ひとつ聞いておきたいことができた。

志樹「じゃあ何故、京慈さんは眼が黒のままなんすか?」

そういうと京慈さんは微妙な顔をしながら教えてくれた。

京慈「私はしきたりを破って藍子と結婚したものでね。」

なるほど。じゃあこの話にも信憑性がある。

友紀「ごめんね・・・私のわがままのせいで眼が変わっちゃって。」

志樹「いや。俺も受け入れてたし、別に気にしてないさ。」

何故かむしろ嬉しいかもしれない。

全く関係のない事よりはいい話だ。

藍子さん曰く、別に病気とかではないらしい。

まあ気楽にいこうじゃないか。


京慈さんと藍子さんはいかにも高級そうな車に乗り込む。

眼のことを調べておいてくれるらしい。

行く前に京慈さんが自由に使えと財布を渡してくれた。

さて、二人きりだ。

友紀「志樹さん、どうします?」

志樹「そういや、昼は食べたのか?」

友紀は食べたと言おうとしていたが、お腹が鳴るほうが先だった。

顔を真っ赤にしながら、

友紀「食べてません・・・」

と、教えてくれた。

全く可愛いヤツめ。

志樹「じゃあ、食べに行くか。」

というと、友紀は手を握ってきた。

一瞬ドキッとしたが、さっきまで腕を絡ませていたと考えると余計ドキッとする。

俺が赤くなった顔で笑うと、友紀は微笑み返してきた。

やはりこやつ・・・天然か。可愛いヤツめ。


友紀はあまり外食をしたことが無いらしく、目を輝かせていた。

志樹「どこか来たことある店あるか?」

最初はなるべくなら慣れた店がいい。

友紀「昔、何度かお母様と来たことがあります。」

そう言って指差すのはハンバーガーチェーン店だ。

藍子さん、なかなかの人だ。

俺たちは二人席を取り、注文をするのであった。


食べ始めて気づいたのだが、周りの視線が痛い。

そりゃ、オッドアイと美しい天色の髪の二人組みが座っていれば目立つのも分かる。

でも、食べにくすぎるだろうが!

そんな状況でも友紀は普通に笑っていた。

その笑顔に釣られてか、あまり気にすることもなくなった。

食べながら俺は質問をする。

志樹「兄弟とかいるのか?」

友紀「いえ、私一人です。」

志樹「一人っ子か。なら俺と一緒だな。」

そう言うと、何が嬉しいのか、照れながら食べていた。可愛いヤツめ。

残りのジュースを飲んでいると、質問される。

友紀「そういえば、星座は何です?」

志樹「たしか、みずがめ座だ。」

友紀「私はうお座なんです。お隣ですね。」

こんな他愛ない話でも嬉しく感じるな。

食べ終わった後のトレーを片付けると俺たちはある場所に向かった。

どうも緋吹 楓です。

読んでいただきありがとうございました。

さて、志樹は何回「可愛いヤツめ」と思っているでしょうか?

意外と志樹は友紀とお似合いなのかも知れませんね。

次回もよろしくおねがいします。

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