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始まる新生活(春来)

 オレの身体に変化が起こったのは一学期終業式を終えた翌日のことだった。


――――――――――


――ジリリリリリリッ


「……うるせっ……」


 目覚ましのアラームを、止める。


「んー……」


 伸びをして、起き上がる。


「ふわっ……」


 あくびを押し殺しながら、部屋をでて階段を下りる。なんだか身体が軽い気がした。


 階段を降りて左に洗面所がある。そこで顔を洗う。ここまではいつも通りのだった。


「んっ?」


 顔を拭き、鏡をみる。見知らぬようでよく知ってる顔の女性が映っていた。というか、オレでした。


「はぁ!?」


 朝イチに心臓が止まるかと思った。女になったこと、そして見た目が、男だった時と大差がないことに驚いた。

 顔に関しては出席初日で学校の同クラスの皆に女と間違われたぐらいの女顔で童顔だったし、髪型は母さんが似合うと言って切られたボブ?とか言う髪型のままだった。

 身長も155cmのチビのまま。なにも変わってない。

 それでも女になったことに気付いたのは、女性の象徴、胸、そうおっぱい。巨乳と呼べるほど大きくなく、かと言って貧乳でもない、普通サイズのそれの存在だった。


「あ、あぁ……、うわああああ!」


 思わず叫び声を上げた。なんともキレイなソプラノボイスが我が家に響いた。


――――――――――


 オレの女としての生活の1日目は、こうして始まったのだった。

投稿は不定期になるとおもいます。もしかすると1カ月とか空くかもですが、失踪してるわけではないのでよろしくお願いします!

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