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木々は青く萌えて  作者: 青桐弥生
再起
1/2

憂鬱

…何をしていたんだろう。

夢を追って、ひたすら走ってきた。

その結果がこれだ。

部屋の天井を見つめて、一人呟いた。

子供の頃は25までに結婚して、好きな人と愛しい子供たちと一緒に幸せな家庭を築くと思ってた。

歳を重ねて、新しい夢を見つけて、それに向かって走っていた。


どこで間違えた?


気づいたら、借金で苦しみ、やりたいことがただの自分の首を絞める縄になっていた。


絶望。


その一言に尽きる。



眩しい光で目が覚める。

弥生は重い体を起こしてベッドから出た。

鏡を見ると、寝癖のついた何とも虚しい自分の姿が目に入る。

また、1日が始まった。

髪を無理やり整え、顔を洗うと、弥生は化粧もしないまま、部屋を出た。

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