第4章第11話:「羞恥の頂点」
画面に次のリクエストが浮かぶ。
《ポーズ:全裸で片膝を軽く曲げ、体重を片側に寄せ、視線は配信装置に向ける》
彩乃は深く息を吸い込む。(ここまで…全裸で、こんなに見られるなんて…でも、この羞恥を力に変えなければ)
〈全裸で視線を意識すると、羞恥が胸の奥から全身に広がる…もっと恥ずかしい姿を見られたい、もっと大胆に体を見せたい〉
肩や腰の角度を微調整し、片膝を曲げることで、羞恥と挑発が入り混じる姿を作る。(見られている緊張と快感が同時に来る…でも、形にするしかない)
〈体が敏感に反応している…羞恥心が全身に行き渡り、視線を惹きつける喜びと羞恥が混ざる〉
コメントが流れ始める。
「彩乃ちゃん、最高!」
「大胆すぎる!」
「見られてるのがたまらない!」
〈コメントひとつひとつが羞恥心を刺激し、体も心も熱を帯びる…もっと恥ずかしい自分を見せたい〉
投げ銭合計が急速に増える。(数字が動く…私の挑戦が現実に伝わっている)
〈増えていく投げ銭を感じるたび、羞恥心と高揚が絡み合い、体も心も敏感に反応する…もっと大胆で恥ずかしい姿を見せたい〉
彩乃は背筋を伸ばし、呼吸を整える。(都市伝説を終わらせる…この羞恥の中で、最後までやり切る)
〈羞恥心と挑戦心が一体となり、全身で視線を受け止める…もっと見られたい、もっと大胆に自分をさらしたい〉
画面の向こうの視線を感じながら、彩乃は次の瞬間に向けて心を落ち着けた。




