第4章第9話:「羞恥の極み」
画面に次のリクエストが浮かぶ。
《ポーズ:薄手のレースショーツのみで片膝を軽く曲げ、体重を片側に寄せ、少し俯き加減で視線を配信装置に向ける》
彩乃は深呼吸をする。
(下着よりさらに露出が増えた…でも、この羞恥を力に変えなければ)
〈薄く繊細なレースが肌に触れるたび、羞恥が胸の奥から全身にじんわり広がる…視線を意識すると体が熱くなる、もっと恥ずかしい自分を見せたい〉
肩や腰の角度を微調整し、片膝を曲げることで羞恥の雰囲気をさらに強める。
(見られていると緊張する…でも、形にするしかない)
〈体が自然に反応し、羞恥心が全身に広がる…もっと視線を引きつけたい、もっと恥ずかしい姿を見せたい〉
コメントが流れ始める。
「彩乃ちゃん、すごい!」
「ドキドキする…!」
「もっと見せて!」
〈コメントひとつひとつが羞恥心を刺激し、体が熱を帯びる…もっと大胆な姿を見せたい〉
投げ銭合計が着実に増えていく。
(数字が動く…私の挑戦が現実に伝わっている)
〈増えていく投げ銭を感じるたび、羞恥心と高揚が絡み合い、体も心も敏感に反応する…もっと大胆で恥ずかしい姿を見せたい〉
彩乃は背筋を伸ばし、呼吸を整える。
(この羞恥の中で、都市伝説を完遂する…最後までやり切る)
〈羞恥心と挑戦心が一体になり、体も心も敏感に反応している…もっと見られたい、もっと恥ずかしい自分をさらしたい〉
画面の向こうの視線を感じながら、彩乃は次の瞬間に備えた。




