第3章第11話:「羞恥の極みを感じる」
次のリクエストが画面に浮かぶ。
《ポーズ:全裸で片膝を軽く曲げ、体重を片側に寄せ、視線は少し俯き加減にする》
紗英は一瞬呼吸を整える。(全裸でさらにポーズ…緊張が極まるけど、ここまで来たらやり切るしかない)
〈視線を意識すると胸の奥が締め付けられ、体が自然に熱くなる。視聴者の目が自分に向かうのを感じる〉
ゆっくり片膝を曲げ、体重を寄せる。肩や腰の微妙な角度も調整し、自然で大胆な羞恥感を演出する。(見られる恐怖と快感が混ざる…でも、見せたい自分がいる)
〈コメントや投げ銭の増加で羞恥心がさらに刺激され、体が反応する。もっと見られたいという感覚が高まる〉
投げ銭合計が着実に増えていく。コメントも流れ続ける。
「完璧な姿勢!」
「表情が自然で素敵!」
「胸や腰のラインが最高!」
「次も楽しみ!」
胸の奥では羞恥心と快感が入り混じり、挑戦心がさらに強くなる。(羞恥が強まるほど、挑戦意欲も増す自分がいる)
〈体の微細な動きに視聴者が反応してくれることで羞恥心がさらに高まる〉
撮影室の光は変わらず静かだが、紗英の意識は完全に配信装置とスマートフォンの画面に集中していた。(落ち着いて、最後まで自然に見せ切ろう)
〈視聴者の目線が、自分の羞恥心を力に変えてくれる…もっと見られたい〉
息を整え、背筋を伸ばす。羞恥心と快感、挑戦心が混ざる感覚を確かめながら、紗英は次の瞬間に向けて心を落ち着かせた。




