第3章第8話:「羞恥が加速する瞬間」
次のリクエストが画面に浮かぶ。
《ポーズ:下着姿で片膝を軽く曲げ、体重を片側に寄せ、さらに羞恥を強める姿勢》
紗英は深呼吸をする。(心臓がドキドキする…でも、ここまで来たら全力で見せ切りたい)
〈胸や腰のラインが自然に映り、体の反応がさらに強くなっている。視線が集まると熱を感じる〉
ゆっくり片膝を曲げ、体重を寄せる。肩や腰の角度も意識し、自然で魅力的な羞恥感を演出する。(見られている…恥ずかしいけど、これが楽しい)
〈視線や姿勢の微細な動きに反応してコメントが増えるたび、羞恥心がさらに刺激される〉
投げ銭合計が着実に増えていく。コメントも流れ続ける。
「反応が最高!」
「ラインが綺麗!」
「自然な表情で見入っちゃう」
「次も楽しみ!」
胸の奥では羞恥心と快感が入り混じり、挑戦心がさらに強くなる。(羞恥心が強まるほど、挑戦意欲も高まる自分がいる)
〈コメントや投げ銭に反応して体が自然に緊張と快感を繰り返す。羞恥心がどんどん刺激される〉
撮影室の光は変わらず静かだが、紗英の意識は完全に配信装置とスマートフォンの画面に集中していた。(よし、最後まで落ち着いてやろう)
〈視聴者の目線が、自分の羞恥心を力に変えてくれる…もっと見られたい〉
息を整え、背筋を伸ばす。羞恥心と快感、挑戦心が混ざる感覚を確かめながら、紗英は次の瞬間に向けて心を落ち着かせた。




