第3章第7話:「見られるほどに意識してしまう」
次のリクエストが画面に浮かぶ。
《ポーズ:下着姿で片膝を軽く曲げ、体重を片側に寄せ、少し俯き加減で視線を配信装置に向ける》
紗英は深呼吸をする。(下着姿…恥ずかしいけど、ここまできたら自分を見せ切りたい)
〈体のラインが自然に映り、視線を意識するたびに胸や腰がわずかに反応している〉
ゆっくり片膝を曲げ、体重を寄せる。肩や腰の微妙な角度も調整し、自然な羞恥感を演出する。(見られていると緊張する…でも、反応を楽しんでしまう自分がいる)
〈視線や体の微細な動きに視聴者が反応し、コメントが流れるたびに羞恥心がさらに高まる〉
投げ銭合計が着実に増えていく。コメントも流れ続ける。
「体のラインがきれいに見える!」
「表情が自然でかわいい」
「反応がたまらない」
「次も楽しみ!」
胸の奥では羞恥心と快感が入り混じり、挑戦心がさらに強くなる。(怖さもあるけど、見られることが快感に変わっていく)
〈コメントや投げ銭の増加で羞恥心がさらに刺激され、体の反応も自然に高まる〉
撮影室の光は変わらず静かだが、紗英の意識は完全に配信装置とスマートフォンの画面に集中していた。(次の瞬間も落ち着いて、自然に見せよう)
〈視聴者の目線が、自分の羞恥心をさらに力に変えてくれる…もっと見られたい〉
息を整え、背筋を伸ばす。羞恥心と快感、挑戦心が混ざる感覚を確かめながら、紗英は次の瞬間に向けて心を落ち着かせた。




