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第3章第6話:「視線を意識してしまう」

次のリクエストが画面に浮かぶ。

《ポーズ:水着姿で片膝を軽く曲げ、体重を片側に寄せ、少し俯き加減で視線を配信装置に向ける》

紗英は一瞬呼吸を整える。(ちょっと照れくさい…でも、こういう場面でもきちんと見せられる自分でいたい)

〈体を傾けると、胸や腰のラインが自然に映り、視線を意識するたびに体がわずかに反応している〉

ゆっくり片膝を曲げ、体重を寄せる。肩や腰の微妙な角度も調整して、自然な羞恥の雰囲気を作る。(見られているのは緊張する…でも、自分をしっかり形にしたい)

〈視線や姿勢のわずかな動きに、体が自然に反応している。コメントが流れるたびに羞恥心が高まる〉

投げ銭合計が着実に増えていく。コメントも流れ続ける。

「角度がすごくいい!」

「自然な表情が可愛い」

「胸や腰のラインが綺麗に見える」

「次も楽しみ!」

胸の奥では羞恥心と快感が入り混じり、挑戦心がさらに強くなる。(怖さもあるけど、こういう状況で楽しめる自分がいる)

〈視線や体の反応に視聴者が反応してコメントしてくれることで羞恥心がさらに高まる〉

撮影室の光は変わらず静かだが、紗英の意識は完全に配信装置とスマートフォンの画面に集中していた。(次も落ち着いて、きちんとこなそう)

〈視聴者の目線が、自分の羞恥心を力に変えてくれる…もっと見られたい〉

息を整え、背筋を伸ばす。羞恥心と快感、挑戦心が混ざる感覚を確かめながら、紗英は次の瞬間に向けて心を落ち着かせた。

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