第2章10話:「視線の熱に体が揺れる」
画面にリクエストが浮かぶ。
《ポーズ:ショーツ姿のみで、片手を胸の前に軽く置き、もう片方の手は腰に添え、体を少し前傾させカメラを見つめる》
(……こんな格好で……胸の前に手を置く……恥ずかしい……)
(逃げたい……でも……逃げられない……)
〈羞恥で胸の奥が締め付けられ、視線を意識するだけで体が小刻みに震える……〉
美雪は恐る恐る指示通りのポーズを取る。
片手を胸の前に置くと、自然に肩が前に出て背中も少し丸まる。
もう片方を腰に添えると、体全体の緊張が強調され、鏡や画面上の自分がさらに脆く見えた。
(こんな姿……見られている……胸が苦しい……)
〈羞恥で体の芯が熱く、視線を受けるたび胸がぎゅっと締め付けられる……〉
コメントが流れる。
《おお、ポーズ変わったね》
《ちょっとドキドキする》
《恥ずかしそうでいい!》
《もっと見せて!》
投げ銭合計:2,200,000コイン
(……増えてる……でも恥ずかしい……)
(ルール上……逃げられない……)
〈羞恥で体全体が熱く、小刻みに震え、胸が締め付けられる……〉
美雪は手の位置をわずかに調整しながら、動かずに立ち続ける。
(都市伝説……本当に……次は……もっと……)
〈羞恥で心臓が高鳴り、全身が熱く、視線の熱に体が揺れる……〉
静かな部屋で、次のリクエストが浮かぶのを待つ。
羞恥チャレンジは、まだ先があることを美雪は理解していた。




