ダンジョンの数が増えているらしい
累計PV570,000PV突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
うーん?
久しぶりに通帳を記帳してみたんだけどね?
残高がおかしいね?
11桁とか、かなりおかしいね?
20万畳の時間停止のマジックバッグのせいなのは、わかってるけどさ。
ちょっと分散するべきなのでは?
いや、大部分を現金化してインベントリに入れておく方がよくない?
あれ?
インベントリって、もし私に何かあったらどうなるんだろう?
全部飛び出ちゃったりするの?
それとも2度と開けることが出来なくなるの?
飛び出ちゃったりするのは困るよね。
マジックバッグはどうなのかな?
蒼に後で聞いてみよう。
お金の使い道も相談してみようかな。
とりあえずレベル15にならないと、8階層に行けないから経験値を稼がないとね。
自分ルールよ?
スライムと同じレベルになってからじゃないと、次の階層にチャレンジしないって言うね。
だって、攻撃とかされたくないじゃない?
痛いの嫌だし。
自分より明らかに強いスライムがいると分かってるところには、行きたくないよね。
それにマザーだっていつも言うじゃない?
スライムと同じレベルになってから、来なさいって。
まだレベル13のままなんだけど…
やっぱり経験値倍増の魔導具増やした方がいいかも…
だってまだあと60億くらい経験値が必要なんだよ!?
このままだとスライム7,000体くらい倒さないとダメなんだよね。
7階層でね。
他の階層のスライムも倒さなくちゃダメなんだけど、魔石の買取単価が高いのよね。
出来れば、魔石の買取単価の安い6階層か7階層で経験値を稼ぎたいところなんだよね。
どっちにしても、10倍のダブルクリップを増やした方が良さそう。
いや、100倍にしようかな。
次は1,000億以上の経験値が必要になるはずだからねぇ。
10倍のダブルクリップを2個追加して、経験値100万倍にして7階層に来た。
マップを起動して、ローラー魔法も起動する。
1区間の開始位置と終了位置を指定したら、あとは離れたところで待つだけ。
なんて楽なのかな。
経験値 前
6,158,056,865/12,454,041,600
魔石634個×レベル13×7階層×経験値100万倍
魔石1個×レベル14×7階層×経験値100万倍
経験値 後
63,950,056,865/12,454,041,600
『緑川蓮のレベルが14になりました。レベル15にアップするには、経験値174,356,582,400が必要です』
レベル13 →14
体力 1,270 → 1,410
魔力 225,620 → 278,620
敏捷 127 → 141
物理攻撃 364 → 420
物理防御 728 → 840
魔力攻撃 1,270 → 1,410
魔力防御 1,905 → 2,115
運 12 →13(+10)
経験値
51,496,015,265/174,356,582,400
100万倍の威力恐るべし!だわ。
レベルアップもしたけど、あと2区間か3区間ローラーしたら、さらにレベルアップしそうよ?
これなら、必要経験値に絶望しなくてすみそうね。
魔力も27万超えてる。
でも、【成形ボード】で遊ぶには、もっと魔力が欲しいところよね。
魔力循環をもっと頑張ろうか。
「蓮、しばらく視察で忙しくなるかもしれない」
「何かあったの?」
「最近、ダンジョンの発生が加速しているようなんだ」
えっ?
「ダンジョンがたくさん増えてるってこと?」
ダンジョンブレイクとかされたら困るんだけど。
「蓮が作ってくれたロードマップの確認を担当している職員が、そう感じているようだ」
えっ!?
あれって、活用されてるんだ!?
しかもロードマップを確認する担当の人がいるの!?
あれを全ページとか確認してるの?
毎日?
担当の人、大丈夫かな?
でもダンジョンの発生が増えてるって言うのは、気になるよね。
「マザーに確認してみる?」
「そうだな、それがいいかも知れないな」
「マザー!いる?」
ちゃら〜ん!
『蓮、蒼。どうしましたか?』
「マザー、ダンジョンの発生速度が加速しているようです。心当たりはありますか?」
蒼が、マザーに尋ねると、
ちゃら〜ん!
『少し確認します』
「マザーも把握してないってことかな?」
「かもな」
あっ、そう言えば前に言ってたかな。
「ダンジョンはここから派生してるけど、いつどこに出来るのかはわからないって言ってた」
「なるほど?」
ちゃら〜ん!
『蒼。ダンジョンの存在を公表する準備を急いでして下さい』
「どういうことですか?」
ちゃら〜ん!
『富士山の火山活動のエネルギーが、
なぜか魔力に変換されています。
魔力の飽和状態を生み出しています。
それでダンジョンが次々に発生しているようです。
これから夏以降、さらに加速します』
えっ!?
富士山が噴火しそうとか、そういうこと?
えぇ!?
噴火を抑えるために、ダンジョンが発生してるってこと?
ものすごい規模なのでは!?
「マザー、確定ですか!?」
ちゃら〜ん!
『確定です。
最近、魔力の流れが不安定だったのです。
原因がわからなかったのですが、
ダンジョンが増えていると聞いて納得がいきました』
「つまり?」
ちゃら〜ん!
『増えた魔力で、ダンジョンが作られると魔力が減る。
そして、また増えたらダンジョンが出来る。
出来たら、魔力が減る。
と言うのを繰り返していたのでしょう』
「魔力の増えた大元が富士山ってこと?」
ちゃら〜ん!
『そういうことです』
うわー。
大変なことになってきた。
「蒼、どうするの?」
「とりあえずダンジョン課に伝える」
なんて?
「マザーのこと話すの?」
「いや、それはしたくない」
「マザー、何か案ある?」
ちゃら〜ん!
『いえ、マザーも予想外の展開でどうするべきか、考えが纏まりません』
どうしよう、困ったな。
とりあえずナビィにも聞いてみようか。
「ナビィ」
『はい、マスター。呼ぶのが遅いです』
毎度ごめんって。
「話は聞こえてた?何か思いつくかな?」
『僕はマスターが魔導具を作ればいいんじゃないかと思うんですけど』
魔導具?
「なんの?」
『以前に作った地図みたいな感じで、魔力の流れがわかるような魔導具ですかね?』
「それを作ってどうするの?」
なんのために作る?
『富士山からたくさん魔力が流れてますって、わかればいいのかと思ったのですが…違いましたか?』
「なるほど!」
確かにそうかも!
ナビィ!
たまにはやるじゃない!
「蓮、その魔導具を作れるか?」
「やってみないと、なんとも…」
確かダンジョンGPSは、メグミハントの魔力と同じだから成り立ったはずよね。
「マザー、富士山からの魔力もメグミハントと同じ魔力?」
ちゃら〜ん!
『別です。富士山からの魔力がマザーを通ることで、派生してダンジョンになります』
「ん?今までは魔力ってどうやって増えてたの?」
ちゃら〜ん!
『自然のもの、例えば草や木や空気などから発生していた微量の魔力を取り込んでいました。
ですから20年以上経ってもダンジョンが数百しかなかったのです』
「そこに大量の魔力が流れ込んだから、一気にダンジョンが発生してるってこと、か?」
ちゃら〜ん!
『蒼、そういうことです』
「でも富士山の火山活動のエネルギーを魔力に変換してるのは、誰?って言うのか、何?って言うのか…??」
勝手に魔力には、ならないよね?
『マザー、マスターコアなのでは?』
ナビィがマザーに問いかける。
「「マスターコア!?!?」」
なんか新しいワードが出てきたわよ?
ちゃら〜ん!
『可能性はありますが、マスターコアの存在を確認出来た事はないのです』
「マザー、そのマスターコア?に、コンタクトとか取れないのかな?」
ちゃら〜ん!
『やってはみますが…』
難しいのかな?
『僕はダンジョンネットワークで移動して、富士山近くのダンジョンから探ってみます。マスター、少し留守にします』
「…わかったわ。気をつけてね」
『はいです!旦那様、マスターのこと、よろしくお願いします』
「了解した。ナビィも無茶しないように」
『はいです!』
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。