ダンジョンの7階層に行ってみよう!
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レベルは13になったから、7階層に行っても大丈夫じゃないかと思うんだよね。
「蒼も7階層に行く?」
「もちろん行くよ」
即答だね。
うん、知ってた。
7階層は、どんなところかな?
なんのスライムが出るのかな?
ここまで来たら、うちのダンジョンはスライムしか出ないんじゃないかな?って思ってる。
階段降りたら、いつものように聞こえて来ましたよ。
『メグミハントダンジョン7階層初回入場特典が贈られます』
『スキル【付与魔法】が贈られました』
えっ!?
付与魔法?
確か、身体強化とかを付与出来るとかだっけ?
なんかそんな事を聞いた気がするけど。
そんなことを考えてたら、いつも通り蒼にも特典のお知らせが。
『メグミハントダンジョン7階層初回入場特典が冴木蒼に贈られます』
『スキル【状態異常無効】が冴木蒼に贈られました』
えっ!?
状態異常無効!?
すごくない?
「毒とか効かなくなる?」
「麻痺とか精神攻撃とかも効かなくなりそうだぞ?」
すごいスキルじゃない!?
「これで、浅葱さんのところのダンジョンも大丈夫なんじゃない?」
この間みたいなのは、もう勘弁して欲しいもの。
「だな。蓮はなんだった?」
私のは、蒼には聞こえないのか。
「付与魔法だったよ」
「どんなのを付与することが出来るんだ?」
わかんないんだけど…。
あっ、スキルだから鑑定出来るよね?
鑑定
付与魔法
現在使用可能な付与リスト
サイズ自動調整
自動修復
これだけ?
現在ってことは、これから増える可能性はあるってことだよね。
どうやったら増えるのかわかんないけど。
「サイズ自動調整と自動修復だって」
「戦闘には関係なさそうだな」
だよね。
サイズ自動調整って、なんのサイズを調整するんだろう?
自動修復もだけど、使い所がわからないわね。
「アニメとか小説に、こんなスキル登場したりする?」
「するな。靴とかを大きめに作ってサイズ自動調整とか、武器に自動修復とかで欠けても戻るとか、かな?」
へぇー!
なんか面白そうかも!
「あとでネットで調べてみないとね」
ネットで拾えたら、イメージくらい掴めるかもしれないじゃない?
もっとイメージ出来るかも!
「またコツコツ作業になりそうだな」
蒼にそう言われて笑われた。
いいじゃないのよ。
楽しいんだよ?
コツコツ作業も。
「ネットは帰らないと見られないから、とりあえず7階層行こうよ」
「だな」
えぇーーー!?
「養鶏場?」
玉子用?
肉用!?
あっ、両方だ!!
やった!!!
「ダンジョン鶏って言うみたいだぞ?」
ダンジョン鶏?
鑑定
ダンジョン鶏(非討伐対象)
ニワトリの2倍ほどの大きさをしている
肉も美味
玉子も美味
「玉子も肉も美味だって!」
鶏肉料理考えなくちゃね!
唐揚げでしょ?
油淋鶏でしょ?
タンドリーチキンにフライドチキン!
甘辛煮とかもいいよねぇ。
棒棒鶏とかもいいね。
ササミのフライにチキンカツでしょ。
チキンカレーもいいよね。
鶏の天ぷらもありだね。
鶏皮せんべいがまた作れちゃうね!
チキン南蛮に照り焼きもいいね。
レバーとかもあるのかな?
あー、焼き鳥食べたいね。
手羽先も焼くわ!
ビール飲みながらの焼き鳥はサイコーだよね。
あっ、親子丼も忘れちゃダメよね。
なんかお腹空いてきた。
「蓮?鶏肉料理のこと考えてただろ?」
なんでバレたのかな?
「いいじゃないのよ。焼き鳥にビールがいいかなとか思ってただけじゃないのよ」
「ダメとは言ってないだろ?そんなの俺だって食べたいからな」
だよね!
でも、蒼と焼き鳥食べるにはどのくらい用意しないとダメなのかな?
あっ、他のものも用意すれば良いのか。
「ここも魔力流して、お肉とか玉子とかもらう感じなのかな?」
あっ、マップ起動するの忘れてた。
マップ起動。
あれ?収穫倉庫あるね?
「蒼、収穫倉庫がある」
収穫倉庫を指差すと、
「ホントだ、行ってみるか」
蒼に頷いて、収穫倉庫を目指す。
うん、間違いなく収穫倉庫だよね。
中にお肉とか玉子とか用意されてるのかな?
それともタッチパネルとかかな?
「お肉屋さん…?」
「だな…」
収穫倉庫を開けてみたら、商店街のお肉屋さんらしい佇まいのお店が、ででんと登場した。
けど、見た目だけでタッチパネルでやり取りするのは、川や海の階層と変わらないようだ。
マザーの遊び心かな?
海の家みたいなものかな?
いや、でもここで食べられるわけではなさそうだね。
ダンジョン鶏丸ごと
むね
もも
手羽先
ササミ
せせり
ぼんじり
ハツ
砂肝
レバー
皮
とか、色々選択出来るようになってるけど、ダンジョン鶏の丸ごとは大きすぎて調理するの難しいかなぁって思う。
おっきなオーブンとかないとダメじゃない?
魔法とかで調理出来る?
ちょっとイメージ出来ないなぁ。
なら、最初から解体されてるものの方が手を出しやすいよね。
でもね?
オーダーの単位がおかしくない?
キロ単位なんだけど…?
1キロって、結構な塊じゃない?
売るの前提なのかな?
魔力20?
2,000円くらい?
普通よりちょっとお高め?
でもダンジョン産だから、安いのかな?
ダンジョン鶏だしね?
あっ、キロ単位なのは、もしかして…
蒼がたくさん食べるから?
そんなわけないか。
加工品はないのかー。
唐揚げとか焼き鳥とかあったら、大量買い出来るのにね。
玉子は10個単位なんだね。
この辺は普通だね。
魔力5?
500円くらいってこと?
鶏卵より1.5倍くらい大きいんだよね。
なら500円でも安い?
「蒼、お肉とか玉子はダンジョン課で買取してくれるの?」
「大丈夫だとは思うけど、売るのか?」
「どっちでもいいんだけどね。うちで大量に消費してくれる人いるし?」
蒼が苦笑してる。
それこそ、茜さんたちに安く売ってもいいわけだしね。
「蓮、倉庫の奥に小麦粉が積んであったぞ?」
「小麦粉!?」
ここにあるってことは、この階のどこかに小麦畑があるのかな?
マップちゃんと見てなかったよ。
いきなり収穫倉庫見つけちゃったからさ。
あっ、この倉庫を挟んだ反対側が小麦畑になってるみたいね。
あっ、大麦畑もある!
「蒼、マップ確認したら、小麦畑と大麦畑がある」
「それでビールもあったんだな、酒スライムのドロップに」
ってことだよねぇ。
「あっ、小麦って天音さんしは使わないかな?
パン屋さんだよね?
あっ、でもこだわって小麦粉選んでるのかな」
「どうだろう?俺はその辺わからないな。天音に確認してみるか」
「試しに使ってみてもらうのもありだよね?」
ってか、うちでホームベーカリーで食パン作る時にも使えるよね。
天ぷらにも使えるね?
あれ?薄力粉?強力粉?
「小麦粉って1種類?」
「?」
蒼の頭の上に?が浮いてるなぁ。
「薄力粉とか強力粉とか中力粉とかあるじゃない?」
「そうなのか?」
あー、料理しない人は気にしないのかな?
私が確認に行った方がいいね。
「そうなの。小麦粉どこにあった?」
私は、小麦粉の積み上がってる場所を蒼に教えてもらった。
この倉庫広いわね。
米の収穫倉庫の倍くらいありそうだね。
あー、そう来ましたか。
確か業務用の小麦粉って1袋25キロとかだったよね?
たぶんこれもそのサイズだよね。
メグミハントの文字があるし、25キロの文字もあるね。
完全に買取に出す用だね。
薄力粉とか強力粉とか中力粉に分かれてるしね。
だって、私用は1キロの袋が別に用意されてるんだもん。
25キロはちょっと困るよね。
さすが、マザーだよね。
わかってるわ。
お読みいただきありがとうございます!
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トーヤのテンションがあがります(笑)
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