ダンジョンにはマザーがいるから?
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時間停止のマジックバッグ作成の前に、
「コレ見てくれる?」
私は茶の間サイズ×1万倍のマジックバッグを蒼に見せてみた。
「なっ!?蓮、こんなに魔力増えたのか!?」
「違う違う。魔法陣をいじってみたの。
そしたら1万倍のサイズのマジックバッグも魔力2万で書き換えられたの!すごくない?」
「すごいな。すごいけど、どうするんだこれ?」
あー、何も考えてないよね。
「どうしようね?ただの実験だったんだけどね」
まさか20万畳とかに出来ると思わないじゃない?
「時間停止がつけられたら、かなり有用だろうけどな」
結局はそこなんだよねぇ。
「とりあえず、時止石を鑑定とかしてみてもいい?」
蒼がどうぞと手渡してくれる。
見た目はホントにスライムの魔石みたいだなぁ。
鑑定
時止石(魔導具)
時間停止のマジックバッグには必須アイテム
やっぱりこれがいるんだね。
解析
時止石(魔導具)
無属性のスライムの魔石
時無草
忘却草
聖水
えっ!?ホントにスライムの魔石だった。
あとは、知らない薬草?だね。
2階層で確認しなくちゃダメだね。
分析
時止石(魔導具)
無属性のスライムの魔石 80
時無草 100グラム
忘却草 100グラム
聖水 30ml
はぁ!?80個!?
このひとつにこれだけ入ってるの!?
うちのダンジョン、無属性のスライムいないよね?
「蒼?無属性のスライムの魔石って買える?」
「買えるけど、コレの素材なのか?」
私は頷いてから言った。
「コレには80個必要らしいよ?」
「80個…?」
「分析さんはそう言ってる」
「分析?」
あれ?分析の話もしてない?
「鑑定だと必要な素材とかわからなかったから、
解析とか分析ならわかるかな?と思ったら、スキルが取れたの。
解析だと素材はわかったんだけど、
分量がわからなくて、
分析したら量が表示されたんだよ」
「ちょっと待って?思ったら取れたって何?」
何って?
「?」
意味がわからなくて首を傾げたら、
「蓮はさ、魔法のスキルをたくさん持ってるよね?」
「そうだね?」
だって魔法名を思い浮かべたら取れたから。
って前に言わなかったかな?
普通はそれで取れないよって言われた気がするけど?
「蓮、普通はね。スキルって5つあれば上出来なんだよ?」
えっ!?ウソでしょ!?
5つじゃ何も出来なくない?
私、数えたことないけど、50や60はあるよね?
もっとあるかもだけど?
「そんなちょっとしかスキル持ってないの!?」
蒼は頷いて、
「蓮はどうやって取ったの?」
「ネットで魔法名っぽいもの片っ端から調べて思い浮かべたら、取得しましたって」
「ホントにそれで取れたの?」
「えっ?ウソだと思ってたの?」
「冗談だと思ってた」
えー?ホントなのにぃー。
やっぱりここはマザーがいるからかな?
「今なら、蒼も取れちゃったりするんじゃない?」
うん、取れそうだよね。
やってみてくれないかな?
「あっ…ホントに取れたぞ!?蓮、ごめんなさい」
ホントに取れたらしいよ?
「他のダンジョンではありえないの?」
「ありえないなぁ」
そうなんだ?
なら、やっぱりマザーがいるからだよね?
「なら、蒼はスキルをどんどん増やしたらよくないかな?」
「確かに」
「その間に晩ご飯を作るよ、食べていく?」
「いいの?食べたい」
「わかった、じゃあスキルを増やしてて」
蒼は頷いて、スキルの取得を始めたようだ。
さて、初の手料理は何にしますかね?
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