ダンジョンのモンスターハウスの戦利品
累計PV150,000PV突破です。
リアクション2,300突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
翌日、冴木さんはやってくるなり、査定の説明を始めた。
1階層の魔石80個×️2,500円。
泥属性の1個は炎と同じで3,000円。
ヒールポーション80本×️30,000円。
2階層の魔石40個×️3,500円。
電気属性の1個は4,000円だそうだ。
ミドルヒールポーション40本×️100,000円。
3階層の魔石40個×️4,500円。
モンスターハウスのときの羽属性98個と冴木さんの羽属性124個の合計222個×️5,000円。
羽属性は5,000円になったらしい。
ハイヒールポーション20本×️10,000,000円。
エクストラヒールポーション20本×️10,000,000 円。
エリクサーとパナシーアも1本10,000,000円でお願いしたいと言われた。
いや、もうね。
なんだかわからないから、それでいいよ。
って言うか、ホントに高過ぎない?
エリクサー18本×️10,000,000円。
パナシーア23本×️10,000,000円。
もしかしたら、次の選択肢がないかもしれないからってことね。
変異種の羽スライムのドロップだもんね。
あったら、少し買取価格下げましょう?
そう言ったら笑われたけど。
4階層は、私の闇の魔石が83個と色の魔石が64個。
冴木さんの闇の魔石が97個、色の魔石が48個。
どちらも1個5,500円だそうだ。
魔石の価格がさらにさらにおかしなことになってるよね?
もっと下げよう?
だって野菜や果物の一箱より高いんだよ?
下げようよ?
「それでですね、断りなく申し訳なかったのですが、
美白ポーションと日焼け止めポーションも査定に出しまして」
あー、なるほど。
確かにあのときドロップさせなかったね。
「問題ないですけど?」
「実は査定価格がどちらも5,000円と安くなってしまいまして」
いや、他のポーションに比べたら安いけど、
日焼け止めに5,000円とか安くないからね?
「大丈夫ですよ?」
「でも、うな重が1個4,000円です」
んっ?
「確かうな重のドロップって」
「はい、50個でドロップひとつ分なので実質200,000円ですね」
うな重4,000円ならお店で食べるより、
ちょっと高いくらいよね?
なら高すぎることもないのかな?
「で、私のリストに出ていた川魚塩焼きセットですが、
アユ、イワナ、ヤマメの3種類1匹ずつだったのですが、4,500円になりました」
高いのか安いのかもわかんなくなってきたけど、それでいいなら頷きますよ。
「緑川さんにお願いなんですが」
「なんでしょう?」
改まってなんですか?
「緑川さんが必要な美白ポーションと日焼け止めポーション以外は、
うな重と蒲焼、川魚の塩焼きセットを選択していただきたいのですが…」
「そんなことですか?大丈夫ですよ?」
「ありがとうございます」
改まって言うから何かと思ったわ。
食べ物人気なんだもんね。
「あっ、1階層と2階層はドロップそのまま出たんですけど、
3階層はリストが出たんですよ。
何がいいか相談にのってください」
「わかりました。リスト教えていただけますか?」
私は、選択のドロップを起動して、リストを開いた。
光属性
ドロップ数 50
ドロップ品リスト
ハイヒールポーション
身体強化の指輪
季節のタルト×️50
聖属性
ドロップ数 50
ドロップ品リスト
エクストラヒールポーション
防御結界のペンダント
各種果実酒×️50
「魔導具がリストに出て来たんですね?」
そうなんだよねぇ。
それで困ってドロップを選択するのは、保留にしたんだよね。
「どれを選択したらいいですかね?
私的にはタルトと果実酒は、
ひとつずつドロップさせたいですけど、
あとは冴木さんの判断に任せますよ?」
タルトとか果実酒とか絶対美味しいでしょ?
「私もタルトと果実酒は、気になりますけどね」
冴木さんも笑ってるけど。
そうですねぇーと少しだけ考えて、
「では、ハイヒールポーション23、
身体強化の指輪23、
タルト3、
エクストラヒールポーション23、
防御結界のペンダント23、
果実酒3でお願い出来ますか?」
んっ?
「残り1は?」
「それは緑川さんのタルトと果実酒の分です」
なるほど。
ドロップしてインベントリに入れておけば、
いつでも食べられるね。
「4階層のは、うな重とうなぎの蒲焼でいいんですよね?」
「はい、それでお願いします」
ハイヒールポーション、エクストラヒールポーション、指輪とペンダント、タルト、果実酒、うなぎの蒲焼、うな重を選択して大量のドロップ品を冴木さんに渡した。
冴木さんはインベントリで数を確認しながら、
買取預かり証を作成してくれている。
「あっ、魔石とかもお願いします」
魔石とヒールポーション、ミドルヒールポーションも渡した。
「すごい量になりましたね」
冴木さんの苦笑いが最近多いね?
申し訳ないです。
あっ、しかも今日ってお米とかもだよね。
笑うしかないよね。
あっそうだ!
いる時に聞いておこう。
「冴木さん、聞きたいことがあったんですけど?」
「なんでしょうか?」
経験値のこと聞きたかったのよね。
「この間、スライムの経験値はレベル1なら経験値は1だって、
教えてくれたじゃないですか。
それってどうやって知ったんですか?」
私はステータスに経験値出るからね。
差分を計算して推測してるけど、
他の人って経験値ってわからないんだよね?
「それはですね。
15年ほど前に魔物の経験値を調べられる魔導具を、
ドロップされた方がいらっしゃったんですよ。
ダンジョン課としても欲しい魔導具でしたので、
交渉したらしいですが、売ってもらえなかったみたいです」
そんな魔導具があるの!?
鑑定したいよね。
面白そうじゃない?
「今、その魔導具は?」
「まだ、その方が所有してらっしゃいますよ。
その方が売らないけど、調べたら経験値の情報は教えてくださるんですよ」
それで経験値がわかってる魔物がいるんだ?
「そうだったんですね。
どうしてわかっているのか不思議だったんですよね」
その魔導具を見せてもらえないのかな?
「緑川さん、今その魔導具を見たいと思ってますよね」
だから、なんでバレるのかな?
「それは、そんな魔導具があったら、見てみたくなりますよね!?」
まぁ、うちのダンジョンはスライムばっかりだから必要ないかもだけど。
「あれ?その魔導具は、他にドロップしてないんですか?」
その人しか持ってないの!?
「そうなんですよ。
ドロップした同じ種類の魔物を倒しても、
それ以降1度もドロップしてないんですよね」
そんなこともあるんだ?
実はその人が作った魔導具だったりして?
なんてことはないのかな?
そんな魔導具を作れるなら、とっくに時間停止のマジックバッグとか作ってそうだよね。
やっぱりその魔導具見てみたいよね。
ムリだろうけど。
錬金術で、出来ないかな?
レベル上げないとダメだよね。
冴木さんが帰ったら、またスライム倒しに行くつもりなんだけどね?
ほら、経験値稼がなくちゃ!
魔法陣スキルが欲しいんだもん。
魔法の瞳スキルも欲しいんだもん。
1階層から順番にまわって4階層まで行って、
また1階層からってのを繰り返してたら、
さっき冴木さんに渡したのと同じだけの魔石が集まっちゃったよ?
経験値合計18,500
経験値
61,530/80,640
あっ、結構早く貯められるんじゃない?
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。




