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ようこそ!ダンジョンへ!  作者: トーヤ


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130/143

番外編4.冴木さん家の人々の場合1

累計PV830,000PV突破です。

リアクション15,000突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)

◇ ◇ ◇(なごむ)の場合


「なぁ、和」

「どうした、(すぐる)


優に話しかけられて、読んでいた本から顔を上げた。


(れん)さんのポーションってすげぇな」


って、優が言うのもわかる。


「あれか?若返るやつ?」


最近の1番すげぇのは、これだろ?


「そうそれ!」


確かにあれはすごい。

父さんと母さんがマジで若くなった。


「肉体的に10歳若返ったんだっけ?」


確認がてら呟いてみる。


「って、言ってたな」


10歳だろ!?

ってことはだ、父さんが30?31か?

母さんは32?33?

母さんは(あかね)さんの同級生だから、年上なんだよな。

茜おばさんって言うと怒られるんだよな。


「若いよな?」

「若いな。マジで弟か妹が増える可能性あるだろ?」


優の意見に激しく同意する。


「あるな」


いや、間違いなく増える。

古い家なんだからさ?

いくら部屋が離れてたって、なぁ?

聞こえてくるわけだよ。

しかも若返った日は、凄かったぞ。

ヘッドホンして寝たくらいだからな。


「俺、妹がいいな」


わかる。


「俺も妹がいい。(はる)、可愛いもんな」


従姉妹だけど、構い倒したくなるくらい可愛い。

マジで妹が生まれたら、シスコン真っしぐらだな。


もちろん弟でも可愛がるけどな。


「2人や3人は増えてもおかしくないかもな」


俺は、確かにと優に同意しちゃったよ。

でも、親のそういうのはあまりききたくないんだけどな?

こっちだって、興味のあるお年頃なんだぜ?

もうちょっと配慮してくれないかな?

頼むよ。



◇ ◇ ◇浅葱(あさぎ)の場合


「ちょっと!和と優にバラされちゃったじゃないのよ」


蓮さんの作った10歳若返るポーションを飲んだ。

驚いたことに本当に若返った。

見た目もそうだが、体調的にもかなり身体が軽く感じた。


これはダンジョンでも、今まで以上に動けそうだ。


(あおい)千変万化(せんぺんばんか)ダンジョンに潜るために、冴木(さえき)家全員集合した時に、子供たちに弟か妹が増えるな!みたいなことを、全員の前で言われてしまったわけだ。

何を言ってくれちゃったんだよ。

子供ってなんでそういうこと言っちゃうんだろうな?

って、あいつら大学生だろ?

わざとか?



恥ずかしいから!って、杏花(きょうか)に怒られたが仕方ないだろ?

俺じゃなくて、2人を怒れよ。


まさか本当に体力も持久力も、あんなに若返るとは思ってなかったんだよ。


杏花も若返ってキレイになってるし、体力も戻ってたじゃないか。


そもそも、嬌声を上げまくっていたのは杏花だろ?


いやすまん。

俺が調子に乗ったせいでもある。


でも、強請ったのは杏花だからな?


「この部屋を防音に出来ないの?」


無茶言うなよ。

音楽室みたいにするのか?


「杏花が、蓮さんに防音の魔導具とか頼んでこいよ」


もう蓮さんには、バレちゃってるんだから。


「いやよ、恥ずかしいじゃないのよ」

「じゃあ、声を抑えるか?」


まぁ、無理だろうけど聞いてみた。


「無理よ。勝手に出ちゃうんだもの」


だよな?

さて、どうしたもんか。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
更新お疲れ様です。 まぁいくら若返ったからとはいえ、親のそういうのはちょっと聞きたくないですよねww 浅葱さんと蒼さん、若返った奥さん相手にハッスルしました談義に花が咲きそう(笑) それでは今日は…
⊂(;・◇・)⊃ チュン!  忙しいのよ 大変よ   チュン! ⊂(・◇・;)⊃
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