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遠のく距離


LINEも時々はやり取りしていたけど、だんだん間が空いていった。

それが寂しくて、悲しかったけど


「会いたい」「話したい」と言い出せないまま、夏が過ぎていった。



そして文化祭前。


準備の合間、ふとした瞬間に教室の隅で紗月と二人きりになった。


「……最近も忙しい?」


「うん。けど、今日こうして会えて……ちょっとほっとした。なかなか話せなくて、このままずっと話せなくなるんじゃないかって少し不安だった。」


そう言って微笑んだ紗月に、遥斗は胸がいっぱいになった。


もしかして紗月は自分のことをよく思ってくれてるのかもしれない。

今ここで「もっと話したい」と言えば距離が縮まって今までよりずっと仲良くなれるかもしれない。


そう思ったけれど、その後すぐに友達が呼びに来て二人の会話は中断された。

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