1話
きっとこの小説を読んだ時、小説の基礎もくそもなってないガキが作った小説だと思うと思います。だけど少し待っていてください。この小説には誰でもわかるような些細なことや著者の僕しかわからないようなものがあります。ただ物語として読むのではなくてその意図を考えながら日々少しずつ読んでいって欲しいです
『魔女』きっともういないその足跡を綴る話
燦々と日差しが照りつけている。「あっつ〜」
胸のホックを緩めたらちょっと涼しくなった気がした。
「明里そんなことしてたら男子に変な目で見られるよ」
「でもさーあっついじゃん、しょうがなくない」
「それはそうだけどさー」「魔法があればいいのになー」「そしたらちちんぷいぷいのぷいって家に飛んで行かないかな」「魔法ってそんなんじゃないよ」「え、なんかガチになってんぢゃん明里」「ごめんごめんそんなつもりじゃなかったんだ」なんでだろうただふざけて言っただけだろうにこんなにモヤモヤするは、多分あの本を読んでからかな。あの古ぼけた本の中にある物語魔女のいた世界の話を
あの日は何してたんだっけそうだ掃除だ。掃除をしてたら古ぼけた本が落ちてきた。「イタ」頭に当たって痛かった。私はこの本に見覚えがあった。この本は誰かにもらった気がするけど覚えてないくらいだからまあいいかって机の上に置いた。「明里ごはんよー」その声に「今行く」と返した。ご飯を食べて自分の部屋に戻ると何故かこの本に目がいった。確か渡してきたの女の人だっけ、本を取って表紙を見ると『魔女のいた世界』と書いていた、何故か私はその本を読んでしまった。
1日目 今日から私は日記を書こうと思います。街では最近魔女と呼ばれる人たちが来ました。興味津々に観察する人もいればただ無関心な人もいます。魔女のお姉さんたちはいつもなんの粉か分からないけど作っています。何をしているんだろう?まあいいか明日はいい日になればいいな。
2日目 魔女のお姉さんたちは今日も粉を作っています。
昨日は誰も買っていなかったけど試しにと買う人がいました。とってもお姉さんたちは嬉しそうにしていました。
今日は体が痛いな昨日の怪我のせいかな多分明日になれば痛いのもなくなるよね。
3日目 魔女のお姉さんたちは今日も粉を作っていた。今日知ったことだけどお姉さんたちは薬を作ってるんだってなんの薬なんだろう?昨日より買う人が増えていたな。
今日は昨日よりひどいな青くなってるとこもいっぱいあるしほっぺたが痛い早く寝よう疲れたから。
4日目魔女のお姉さんさんたちがいなくなったどこに行ったんだろう、街の人に話を聞いたらお客さんから屋台を貸してもらったらしい。でもなんでだろあの人なんで変な顔してたんだろう?そういえば今日は歯が取れたよ。乳歯が残っていたのかな?
「明里デザート食べる?」と大きな声が聞こえた。
「食べる」と言ってリビングに向かった。
5日目 今日久しぶりに外に出た。お母さんに外に行ってきていいよって言われたから。家に入ってきていた人誰だろう?魔女のお姉さんたちの屋台に行った。「お嬢ちゃんなにかかいに来たの?」と優しく聞いてきた。なにか書いたかったけどお金がなかったんから買えないって言ったら奥にいたとっても美人なお姉さんがクッキーの袋と塗り薬をくれた。私はとってもうれして歩きながらクッキーを食べた。日が沈んできた。家に入ろうと思ったけど入れたのは真っ暗になった後だった。お姉さんはなんで塗り薬なんかくれたんだろう?また聞いてみよう。
6日目 今日も外に出ていいってだから外で遊んだ。お腹減って動けなくなったそしたら昨日クッキーと塗り薬をくれたお姉さんがまたクッキーをくれた。お姉さんは私の横に座って「何をしていたの?」と聞いてきた。
私はお母さんが外に行っていいって言ったからそとにでてあそんでいたんだって言った。「ふーん」お姉さんはなにか遠くを見るような目で私を見ていた。
お姉さんは私に「明日も一緒に話をしようか」と言ってきたから私は「うん」と答えた。
明日は楽しみだな。
7日目 今日もお姉さんに会いに行った。お姉さんと待ち合わせた時間まで1時間合ったから昨日と同じところに座って空を見ていた。気がついたら寝てたみたいで上も見るとお姉さんの顔があった。「わぁ」と脅かすようにお姉さんが言った。お姉さんは笑っていた。お姉さんは他愛のない話ばっかしていた。お姉さんと一緒に働いている魔女さんたちの話だったり、街の人に親切にしてもらったりみたいな本当に他愛のない話だった。
帰り際にお姉さんさんは明日は屋台の方に来るように言った。あと塗り薬をくれた。ちょうどなくなりそうだったからちょうどよかったな。明日が早くきますように。
きっとここまででこの小説は、日記のようになっているとわかったでしょう。しかしこの小説はちゃんとできていないと思う人も大多数いると思います。だけどこの小説は謎解きに近いものがあります。誰でもわかるような簡単なものから作者にしかわからないようなものまでそれを考えながら見てください。