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吸血鬼が始めるダンジョン経営 ~アトラクション化で効率的に魂採取~【祝8万PV】  作者: 近衛 愛
第7章 ダンジョン2階の雪山の詳細設計

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【064】営業4日目と温泉その4

 ネットでベルトパーテーションを検索し、複数個購入した。


 これって、並んでいる列がわかりやすいというか、お客さんが勝手に列を作ってくれるので、整理をする必要がないので凄く便利だ。いらなければ片づければいいだけなので、屋外用と新規登録者用、既存顧客用、返却用の分を購入した。


 お早いネットで注文したから、早ければ明日の午前中には届くだろう。これでまず雑用を1個片づけたぞ。


 僕が下で作業をしていない以上、ダンジョンマート全体のチェックをモニターでたまにしていく。これが今迄出来ていなかったので問題と言えば問題だが…………、今は出来ているのでヨシとしよう。


 うん、受付は問題なさそうだね。天宮君も来てるから、雪那さんの入力作業も手伝ってくれているみたいだし。天魔さんは問題なく作業してるね、安定の信頼感ですわ。


 そうだっ、雪那さん用の『無料のタイピングの練習サイト』を見つけないとね。どれがいいかな?「毎日の挨拶」、「寿司タイプ」「暗殺タイプ」、「頭は子供、身体も子供迷探偵ポナン」、うん、色々なやつがあるよね。雪那さんにはどれがいいかな?


 ネタがわかるやつじゃないと面白くないかなら、うんこれにしよう「なめこでタイピング」いろいろなキモ可愛いなめこが出てくるので、その名前やセリフをタイプしていくやつだ。『結構癖になります』ってコメントもあるし、これを『新規登録』して『お気に入り』に保存と。


 そういえば、パソコンをどこで練習するか考えていなかったな。僕の個人用のノートパソコンがあるけど、個人的に貸して営業時間外に練習を強要するのは、いかがなものかと思うし。今朝のは向こうからの善意の協力だから、勤怠時間付けてなかったけど、基本はつけておかないとな~。


 個人で練習したい分には貸し出すことにして、勤務時間内はダンジョンマート内のパソコン使ってやってもらおうかって、どのタイミングでやってもらうかも考えてなかったや。


 朝一は朝礼と準備があるし、それ以降はシフトギリギリだから、出来ないし、昼休憩の時は、僕がいないから結局教えられないし、終礼後だと夜も遅いから…………。あれっ、練習する時間なくない???


 僕が教えようとするから、タイミングが合わないのか、ミリィは今そこまで出来ることもないし、受付にはソウルコレクトシステムの範囲外だから入れないし、ミリィにパソコン操作を覚えてもらって、それから、雪那さんに覚えてもらばいいかな。


「ご主人。只今にゃ~~~」


 なんと素晴らしいタイミングでやってくるんだ君は。『飛んで火に入る夏の虫』ちょっと言葉が悪いか、「バカとハサミは使いよう」これは意味自体があってないや。


「ミリィ、いいところに来たね~。ちょっとやってもらいたいことが出来たんだ。」


「なんにゃ~ご主人。何でもやるにゃ~」


「うん、ミリィのいつも前向きなその志には僕は感服かんぷくするよ。それでやって欲しいことっていうのは、パソコンの操作全般を雪那さんに教えて欲しいんだ。」


 ミリィがあっちゃ~~っていう顔をしている。でも、もう言質げんちはとったからね。


「それは出来ない相談だみゃ~。ミリィは、そもそもパソコン操作出来ないにゃ~。ご主人が直接教えて上げればいいにゃ~」


「ミリィ。それがさ、シフトを考えると雪那さんが練習しようとすると、今の体制では僕が現場に行く必要があるからね、出来ないんだよ。でも、ミリィは違うだろ。朝は、今はそこまでする仕事はないし、僕のダンジョン設計のお手伝いをしてくれるって言ってたから、時間はた~~~~~っぷりあるよね」


 僕はニヤリと笑いながら言う。


「ミリィはちょっと、用事を思い出したにゃ~」


 と言って、振り返って逃げようとするのを僕は手を取って捕まえた。


「ミリィ、さっき何でもやるって言ってたよね」


「そっ、そんなこと言ったかにゃ~????」


「うん、言ったよ。だからお願いだミリィ。僕を助けると思ってパソコン操作を覚えて欲しいんだ。この通り」


僕はミリィに頭を下げる。


ミリィはだんだんと居心地が悪くなってきたのか


「ふみゃ~~~~~、ご主人がそこまでするなら仕方がないにゃ~。ミリィもパソコン操作覚えるにゃ~~~」


「よかった。ありがとうミリィ」


と言って、ミリィを手元に寄せて頭を撫でて上げた。


「ふんみゃ~~~~」


気持ちいい時に鳴く声をだしている。


「ま~最初から一遍に教えるなんて、無茶な真似はしないよ。少しずつ教えるから、少しずつ覚えて、少しずつ雪那さんに教えてあげてくれればいいよ。雪那さんには昼の休憩の前後を少し延ばすから、そのタイミングで教えてほしいんだ。」


「それなら、ミリィにも出来そうにゃ~。それでまずは、にゃにをするにゃ~」


「そうだね。まずはこのタイピングソフトを使って、文字をなるべく早く正確に打てるようになってもらおう。それができれば、パソコン操作はきっとなんとかなるから。」


「わかったにゃ~~~」


 と言って、さっそくさっき出したサイトを表示し、入力の練習をさせていく。始めのやり方さえ教えてしまえば、後はソフトの方で教えてくれるから、楽なんだよね。


 つきっきりでやろうとすると、これまた凄い時間がタイピングを教えるだけでもかかるからね。そうだよ。タイピングソフトみたいにソフトを作成して、業務を教えて反復出来るものがあれば、新人の教育指導も時間をかけずに出来るじゃないか。


これも後で何か考えてやっておこう。

お読み頂きありがとうございます。


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