コロナコロナコロナーってことより
オタクオタクオタク文化死亡ーって言いたくなったせみころーんさんです。
球詠、、、なんですかあれは。
アムパサンドさんは「2020年代を先取りする恐ろしい漫画作品だった」「あるいみニューオタ」とかいってまして、すらあっーしゅさんは「きゃっきゃ!」って。
もう、ころーんさんもね、ゴウモエラーもね、あげくのはてにはですねえ、くおてしょんさんもですね、、
ちょっと、予想の斜め上を飛ぶ勢いのアニメでなにがなんだかわからない、っと。そのですね、つまらんとか、おもろいとか、そういうのじゃなくて、、、
話が狂ってる、ってやつです。
昔ニッコロ・カスティリョーニってイタリアの天才がですね、、「三つの秘蹟劇」ってのを書いたときにですよ、まぁ筋書きらしいものは全くない、最初から最後まで狂ってる舞台作品ってのを書いてたんですよ。
まだ「鏡を通して」はちゃんと鏡の国のアリスのまんまなので、誰でも知ってる筋があったから大うけしたのですが、筋すらもぶっ壊して狂ってたというのです。
人間は筋書きさえあればどんな音楽だろうが耐えられるというのは私の持論でございまして、鈴木治行さんの「どんな音楽にどんな映像をつけてもあう」はこれを裏づけています。
その筋すらもぶっ壊した現代音楽の極北から、52年たって、これが日本に降りてくるとどうなるか、、ついに来たなというやつでした。
スカートで野球やってて、グローブはめてるってのが、ちょっとですね、、これはやばいと。ころーんさんはこのビジュアルを見て笑いが止まらなくなってしまいました。いっつもいっつもいっつもからくちのころーんさんはめったに笑いませんが、このビジュアルにはやられてしまったようでした。
ビジュアルからこれでですね、第一話の筋も、、、
これはもうオタクアニメじゃなくてガイジアニメだっていうんですよねえ。ガイジアニメ。ころーんさんは、ニュージャンル誕生って吠えながら、そばでまたまたがっつがつポテイトゥチップスのチーズとアンチョビ味にくらいついてます。
何がどうしてガイジなのかっていうと、スカートでグローブはめて野球やれ、そんなの誰でもいやっていうはずなのに、なぜかメンバーが集まりチーム結成、、、
ちょっとこのシュールさはかなりヤバイ、、というかよく企画が通ったなと思うんですよ。
こういう完全に最初っからおかしい筋ってのはベン・トーやWorking!にもあったと思うんですが、まだこの二者はそれなりに普通のアニメを装っています。でもこの、、、
球詠は、最初から普通じゃないでしょ。
文芸や美術の世界がリアリズムやハードボイルド、ネオリアリズム、、ネオダダ、いろんなのがありましたが、世代が下るにつれ、理解不能な世界の切り開きという建前がありました。
それならですよ、、
この球詠も、理解不能な世界を切り開くという点については成功している、ってとこなんでしょうか。
私はこれを「ネオヲタ」と呼んで、明確に区別しようと思っています。
なんでこんな短パンで野球をやる女子野球ってジャンルが急に成立したのかというと、文化に対するゾーニングや規制ラッシュへの抵抗があると思っています。
片っ端から規制されると、結局得をするのは年長者です。
年長者は規制のない時代に生まれてて、ずるいとかいうやつです。
となると、新しく生まれた世代だって何かしらの抵抗というのはあるでしょう。
おそらくは、このアニメにみんな続くのではないか、と思ってます。これみてると、てーきゅうですら曲がりなりにも筋があったのかと思っちゃいますね。
よく日本のアニメが最先端とか言われますが、それは単なるビジュアルや音楽の先鋭性じゃないんですよ。
やはり、脚本の会話の並び方なんですよ。こんなのは韓国や中国では絶対に許可されることはないでしょう。でも、日本ではこれがオーケーなので、こわいです。
ネオヲタなので、もうヲタは死んだんだなって思うんですよ。PS5やXbox Series Xもたいして評判になってないでしょう。ソフトがないから。
この、ソフトがない、ってのが文化の死なんですよ。
でー
死んだら死んだで、誰かが新しいものを育ててくるんですよね。
で、でできたのが、球詠。4月はこれから目が離せません。
これ見てますと、映画大国とか、映画の賞獲りとかやってる人たちってのは、非常に保守的かつ古典的なんだなと思うんですよね。日展に応募してそのまんま出品ってのと変わらない。
しかし、アニメ業界に日展らしきものは存在しないので、こういう球詠みたいなのが出てくるんですよ。
おそらく「君の名は。」や「天気の子」ってのは「アカデミックアニメ」「電通アニメ」「日展アニメ」といわれてもおかしくない特異なジャンルなんだろうなと思ってます。
そういう意図的にはやらせるものはつまらないんですよ。スカートや短パンで野球をやってて、スライディングもできないってシュールさは、教わってできるもんじゃないでしょう。




