けっこう中国さんも考えてるっちゃあ考えてるけど、、
今日はせみころーんさんがピアノの練習を久しぶりにするというのでアップロードが間に合わなくて、これ終わったらご飯食べたいと思っているころころころころころーっところーんさんです。
昨日Jinji Lakeの話が出ましたよね。ちょっとググって調べてみました。
ほんとに今年できるのかどうかは不透明ですが、Jinji Lake Piano Competitionが11月から12月にかけて開催予定です。時期が時期ですし、また寒くなるころで大丈夫とは言いかねますが、ちょっと見てみましょう。
en.szsorch.comから適当に調べてみてください。
ぽちっ。
ほほう。。
注目されるのは、賞金の額です。国際メジャーに昇格した浜松国際ピアノコンクールには及びませんが、マイナーで第一位の賞金が25000アメリカ合衆国ドルというのはなかなか見られません。マイナーだと賞金はせいぜい出せても10000ドルあるかないかです。
6位まで出してしまうあたり、国際メジャー入りを狙っていることは確かでしょう。
規約も非常に丁寧ですが、予選はホテルのルームダブルをシェアしてください、、、うーんちょっとこれはいただけないなあ、、、みんなライバルなのに、、簡易宿泊所でもいいですからシングルだと嬉しいんですが。
ここらへん、まだまだ中国の人権意識低いんだなって思っちゃいます。相手が負けるってこともあり得るのですから。突貫工事で作れちゃう国ですから、ホールの横にでも宿泊施設を併設すればいいんじゃないでしょうか。わたしは、バストイレシャワー洗面ラウンジ共用でも問題ないですよ。
しかし、先進的なとこもあって、第一次予選の参加者数は35人です。ここら辺、浜松や高松みたいに何人飛び込んでくるかわからないので、第一次は20分程度とかやらかしてるのと違ってて意外だなと思いました。
Jinji Lakeの第一次は30分、第二次は室内楽を含めた60分、本選は易しい協奏曲です。
なぜこのような規約なのか、、もっと重くても問題ないと思ったんですが、これは音楽監督さんのシューツォンの生い立ちを調べればわかります。彼の経歴はwww.long-thibaud-crespin.orgに詳しくあります。
今から28年前、シューツォンは第5回日本国際音楽コンクールピアノ部門で第1位を得ました。彼も国家の精鋭として果敢に国際ピアノコンクールに挑戦し、複数の優勝を得るなど華麗な経歴でした。Jinji Lakeの規約は彼の経験に基づくものだと確信しました。
何が言いたいかと、いいますと、、
んぐんぐーー (いちごジュースのんでる) 。
こと。
法外に難曲を出してもダメ、易し過ぎてもダメ、ということをよく理解された方だという印象があります。
彼は結構審査は寛大で、浜松国際の審査員に来られた時に「一音外したとか、一小節外したとか、そういうので減点するようなことは私はありません。もっと音楽に向かう本質的な姿勢の深い方、個性の鋭い方を通したほうが楽壇のためではないでしょうか」と述べました。
確かにこの規約を20代が演奏するのは、今となっては軽すぎ、、かもしれません。しかし、このコンクールは16歳から参加が可能です。16歳でこれというのは、非常によくできています。練習曲ノルマもなし!ここらへんゴウモエラーは大喜びでしょう。
今、16歳にこれをやらせるように指示した日本のピアノコンクールはありません。確かに浜松は下限がないので15歳で優勝された方はいらっしゃいますが、その年は全体的に課題曲がいつもより易しかったと批判がありました。
日本も16歳でこのレヴェルの課題曲の量を弾かせるように指導するべきなのですが、なかなか指導者の意識の差というものがございまして、うまくいきません。この異世界でも、一部の変わった方を除いて一緒です。
中国は、なるべくアメリカデビューを果たすように指導されているのかもしれないと思うこともあります。中国のピアノのコンクールの規約が、ハルビン、中国北京国際、中国Jinji Lake、Xiamen、、などなど、妙にアメリカ合衆国の要求内容に似ているのです。
アメリカに行ったほうが儲かるから、、ってことなんでしょうか、、思い起こせば、日本で研鑽を積まれた方は、ほとんどアメリカデビューは成功していません。このあたりどうしてなのかと思います。
個人的には発音メソッドじゃないか、、と感じているのですが、確実な証拠はありません。
シューツォンがどれほどすごいピアニストだったか今から聞いてみましょう。5th Tokyo International Piano Competition - Concerto (Maestro Xu Zhong,1992) をYoutubeでぽちってみてください。リサイタルも引っ掛かります。
ぽち。
どうです?これ1992年では大変結構な、、いや今の子これだけ弾けますかね?第三次予選ではジナステラのピアノソナタ第一番を選択。ちょっと音が丸っこく思いますが、当時のヤマハだとこれが限度でしょう。
本人はここまで弾けるのに、そこまで課題曲を要求することがないのは、やはりフランスで培った教育や人格の密度なんじゃないでしょうか。中国全体はまあだまだ途上国ですが、これだけピアノのことが解っている方もわずかにいらっしゃるということです。
(。・_・。;)<ほんとにできるのかなあ。




