この人の死はCoVID-19ではありません。
やっぱりかあ、ぽろっ!ああああ!ってのはこわいなあ、とおもうせみころーんさんですーどーもーとととととととて。
やっぱり武漢のアレ、ウイルス研究だったんですね。私は「ぽろっ!ああああ!」説を強硬に推してましたが、、実は、「ぺとっ!ああああ!」と蝙蝠の血が皮膚にくっついたんだそうです。
「いっしょやん」ところーんさんはピアノ弾きながら言ってます。厳密には採血に蝙蝠が抵抗したのを手で止めようとして反撃されてガブ、いててってとこだったんでしょうね。
でもこわいですねえ、、部屋に入るとずらりと検体動物が並び、その中で囲まれて研究。どっかのフィクションかなんかと思うけれどもこれがほんとの話なんですからねえ。
けんぷファーのアニメのどっかで、臓物アニマルが積み上げられてる怖いシーンがあったと思いましたが、あれみたいなことになっていたと、、、
せみころーんさんは、今日ちょっと、、あんまりいい気分じゃないです。ウィリアム・O・スミスが亡くなったことを、たった今知ったばかりだからです。
ウィリアム・O・スミス、またの名をビル・スミス、どうです?ころーんさんしってました?名前だけ。あそうですか。
アムパサンドさんに聞いても「亡くなったといっても90代だしねえ」と。すらあっーしゅさんは「彼にサントリーは委嘱だすべきやった!」って。
伝説のクラリネッティスト兼作曲家です。もうなくなったときにはデイブ・ブルーベック8重奏のメンバーではありませんでしたが、とにかく強烈なジャズのアヴァンギャルドでした。
なろうの何も知らない中学生や高校生の人は、Five Pieces for Clarinet (1959)を聞いてみてください。Youtubeにあります。ぽち。
1959年でこの密度。無伴奏のクラリネットのネタは全部この人が作ったと考えても、決して言い過ぎではありません。亡くなる直前まで作曲活動を行いました。Seattle Imp (2018)は現役新人作曲家の新作といってもばれないでしょう。
印象深かったと思うのは、最後までジャズと現代音楽の両刀を死守し続けたことです。そのほとんどが一緒くたになる人が多い中、ちゃんとわきまえていた点が1920年代生まれならではってとこなのでしょう。
一つの楽器のネタを完全に汲みつくして作曲する、まるでショパンかリストのように振る舞えたという点で、ホリガーやグロボカールよりも傑出していたはずなのですが、なぜか日本ではジャズメン以外では認知がありません。
よりにもよって、イタリアのEdi-PanからLPとCDでリリースしてるもんで、よっぽどの現代音楽マニアでしか持ってない、、アメリカ合衆国では簡単に入手できたらしいのですが、いかんせんEdi-Panがアジア系に販売してませんでしたので、日本では誰もわかんなかったんです。
あとでCDだけは日本で入手できるようになったんですが、LP時代のほうがキレ味がありました。
この異世界でもそんな感じですねえ。ウィリアム・O・スミスはクラリネットの重音チャートのあの人としか知られていないみたいです。
何もわからない人は、www.parksidepublications.comからjazz clarinetってのをググってみてはいかがでしょうか。これに、ほぼ全てが収められています。
ジャズと現代音楽を掛け合わせてしまうガンサー・シュラーのほうが日本では知名度が高いみたいですね。シュラーのクラリネット協奏曲を吹いているのがウィリアム・O・スミスです。
これもYoutubeでぽちれます。ぽち。
ジャズと現代音楽を掛け合わせると誰でも一緒だろって人がいるんですが、私の耳は微妙に違うように聴き取りました。ボグスワフ・シェッフェルがやっても、ガンサー・シュラーがやっても、ジョージ・ガーシュインがやっても、どっかちがうんですよね。
それは何かというと、テクスチュアの湿度とでもいうのかな、、シェッフェル先生だとべっとり絡みつくって感じでしたが、シュラーはからっからでしょう。
それがよくわかっていたのか、ウィリアム・O・スミスは最後までジャズと現代音楽のすみわけに徹しておりました。
一人で何でもできてしまう、ってのは前衛の世代じゃなければ達成できないものだったんでしょうねえ。急に、クラリネットで何ができるか全部やれと言われると、ほんとにやらかす人が彗星のように出てくる、で、あとの世代はその芸の後継でしかない、、
こういう先駆者はかっこいいでしょ。だから、彼の無伴奏クラリネット曲は、クラリネット教育業界のみならず、一般のコンサートでも残ると思いますよ。




