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音楽っていつからこういう研究みたくなってんの?

こーゆーのって研究将棋みたいで受け入れがたいなあ、なんて考えるせみころーんさんですーどーもーとととて。


中国もかつては楽譜もなければ楽器もないなんて環境でしたが、今は違います。そのため、中国政府は次々と国際社会に精鋭を送り込んではいるのですが、送り込む割には似たようなレヴェルが膠着しているだけ、、これが10年前です。


それから10年たつとどうなるでしょうか。


イタリアではかつてサンタ・チェチーリア国立アカデミアで、立派に作曲コンクールを開催してたのですが、中断の連続で、まとまって支援がありませんでした。すぐスポンサーがいなくなってしまって終わり、これに終止符を打つべく豪華に支援団体が複数乗り込んできました。


かつて、ここを支援してたのはEdizioni Suvini Zerboniだったんですよ。ところが今度はUniversal Edition。


第一回べリオ国際作曲コンクールが、鳴り物入りでサンタ・チェチーリア国立アカデミアをまた舞台にして開催されました。


審査員も有名人オンリーで構成する、その上出版社による全力フォローもする、、、


2020年代では夢か幻と思われても仕方のない規約ですが、3年おきに開催されて2022年には国際メジャー入りすることが決まってます。


さて、2019年の優勝者は、、中国在住ウイグル人のYikeshan Abudushalamuでした。佳作にはHankyeol YoonとLi Boが入りました。Li Boさんは武満徹作曲賞で名前を見た人も多いでしょう。


soundcloudにあるのでぽちってみましょう。


ぽち。


、、、どうですみなさん?


すらあっーしゅさんは「だめ、とか、あかん、とかそういうのはないし、立派に勉強したんやってのはわかるけどなあ・・・」ってね。ころーんさんは「今時書くことの豊かさを正々堂々と表明するのは珍しいけど、、、」と。二人ともskypeではあんまいい顔してなさそうですね。


まずびっくりするのが、中華系の現代音楽の技術の習得率です。かつては、親が金持ってて子は何を勉強しているのだ、なにが目的で遊学しているのか、とか突っ込みどころ満載だったのですが、これがまったくない。


国籍と名前を隠して匿名で作品を発表しても、まず中国がどうの、不勉強がどうのと印象はないでしょう。


Modulation of Three Primary Colors-for string quartet (2013)も、立派に勉強されたコンポジションなんだろうと思いますよ。


ただしね、これちょっと念を入れて冒頭だけ聞いてみてくださいよ。


、、、そうですよ!これ、、1980年代のブライアン・ファーニホウ、ミカエル・ジャレル、チン・ウンスク、、、いっぱい浮かんでくるんですよねえ。。


さすがに30年前のトレンドが展開されましても、、いつの話だよそれ、、って感じなんですよね。


でもまあ、しっかりかけてるし、音色的にも問題はないから、、って感じなんですよね。音楽院の宿題ならそれでいいんだと思いますよ。


最近、国際メジャーにいーっぱい作曲コンクールが登録されるようになってきてよかったと思います。今メジャー入りしてるのは、ジュネーブ、べリオ、ピッタルガ、シューベルト、エネスクの五つ。


ただし、登録されるメジャーに、乗り込んでくる作曲家のトレンドがガウデアムスの一昔前、、これはどういうことなんだってことなんですよね。


アムパサンドさんは「ふた昔前だな」とか辛辣な意見をよこすんですけど、そう言われてもおかしくありません。


超前衛はガウデアムスで扱うが、その波に乗り込めなさそうな人が国際メジャーで救済され、それでも救済されないとノンメジャー、というなぁんかボクシングの階級みたくなってきてるんですよね、、


ころーんさん、クロワッサンにがっつくのやめて、ピアノの世界でもこんなのあるのか教えてくれないですか?


「かつては、課題曲の量が階級を意味していた」「けれどももうみんなうまいので、意味をなさなくなってる」「課題曲が先鋭ならピアニストのレヴェルも高い、ということはない」


なるほどなるほど。


メジャーの課題曲もみんな易しいですからねえ。


まぁ、、、へぼでごみかす、なんてのが優勝しないだけよかったってことなんでしょうね。これ賞金の額が、なんすか20000ユーロ?


いまskypeつけてたらゴウモエラーが「ゑー!」「すっごぉい!」とかいってますけど、ゴウモエラーあんたじゃ受からないですよ。これオーケストラと室内楽の二作を同時に出して100ユーロも応募料がとられるんですよ。


なーんか、作曲家のレヴェルが、電子オルガンのプリセットの品質みたいに取引されるのは嫌なんですよねえ。


これだと、ただの競争でしょう。作曲が数学競技みたいになってて、よくできましたで賞、ってのはあんまりコンクールで評価してほしくないんですよねえ。


その辺ダルムシュタットやインプルス、ガウデアムスはこんなことにはまだなってません。つか、なりようがありません。挑発的な人を歓迎してるのですから。

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