異世界ではみんな髪の毛がカラフルですね。
ってことでー、今日は髪の色についての話からですーどーもーせみころーんさんですーどーもーとととととててて。
去年半年にわたって連載してたにもかかわらず、語り部の髪の色ってのは全く話に上がりませんでした。
なんであがらなかったんでしょうか?さほどファッションに気を使わないのでしょうか?そんなはずはないので、今年はもう髪の色をここで設定してしまいます。
せみころーんさん=茶色
ころーんさん=黒色
くおてしょんさん=金色
ララモエラー=ピンク色
すらあっーしゅさん=緑色
Xさん=銀色
大体読者の予想通りだと思います。なぜてんぱり系は緑になるのか、、、、
そういえばスタートゥインクルプリキュアのカッパードは緑ですね。緑というと、とかく日本では敵キャラなんですよ。例外は任天堂のリンクだけ。
緑=敵=わるものって方程式はスーパーマリオブラザーズが作っちゃったんですよ。あれクッパ緑でしょ。
NPBも緑を使ったキャラをいまだに表面に使用しているのはもう広島とヤクルトだけです。日本では縁起の悪い色みたいです。ロッテのマスコットのキャラがかぶってる帽子のつばの裏が緑です。
そういえば、クラシックの楽譜の表紙で緑ってのはあんまり聞いたことがありません。
ベーレンライターのフルートの運指の本だったかも、あれはかつて緑でしたが売り切れると即座に赤にしてしまいます。緑時代のほうがシンプルで好きでした。
あー、ベーレンライターは作曲家によって配色を変えるんでしたね。そうだ、そうだ。一部の作曲家は緑なんですよ。でも採用されてる作曲家が少ない。でもあの会社は変わってて、ベートーヴェンの原典版の表紙は紫なんですよねえ、、そのくせベーレンライターは薄い楽譜がいまだに好きで、ヘンレみたく分厚いサイズでデカ盛りなんてことを絶対にやってくれません。
国際的にみても、緑をピアノ譜で起用していたのはムジカ・ブダペストくらいじゃないですかねえ。あの会社は、ポケットスコアも黄色と緑なんですよ。ころーんさんも「あの緑の発色でハンガリー語が書いてあるので不気味だった」と記憶にあるそうです。でも、改定するや否や青に戻しました。
でも、楽譜といえば青なんですよねえ。どこも。
あー思い出した!むかしね、Ars Vivaって出版社があったんですよ。もう昔の人しか知らないです。1970年代生まれでもわからなくなってる人が半数でしょうし、もうなろうの読者はわからなくて当然です。気にしなくていいです。
昔、現代音楽の振興のために、Ars Viva Verlag Mainzってのがあったんですよ。
もう原理主義者すらあっーしゅさんは喜んで買ってた楽譜です。ヴィッテンバッハ、ボーゼ(解雇)、ライマン、レーマン、ホリガー、ボグスワフスキ、古き良き時代でしたよ。あと、その古き良き時代の後継者とまで言われたトレメディア音楽出版社も緑でした。
両方とも活動を停止したのは緑だからではありません。そこ!ころーんさんにやつかないでください。
なんで笑うんですか、、えー、表紙が緑一色じゃあ何のチャームポイントもないやろ?って。確かにそうかもしれませんが、あれはあれで斬新で面白かったじゃないですか。
最近楽譜出版社も、ウニフェルザルみたいな白と黒で柄谷行人みたいなツートンカラーってのに芸のなさを感じたのか、デジタル処理した美麗でなおかつシンプルな表紙ってのがはやってきました。
もうなろうの読者の親の世代だと思うんですが、かつては表紙にも絵をかいたり写真をいれたりして、どっかの美術品みたいにやってた時代があったんですわ。かつてのLeduc社がそうでした。
それが欧州不況で国ごと消えるぞと言われると皆やめてしまい、Moeck社のように真っ白でなーんもない紙に「作曲者と題名だけ書いてあるシールがあるだけ」などという極論をやらかした出版社まで登場しました。
さすがに私もこれはひきましたねー。そりゃそうすりゃカネはかからんとはいえこれって、、、と思いました。
そうこうしていると、リコルディ・ベルリンの新刊表紙に青が採用されました。
どんなに凝った発色を社内で提起してもですね、絶対に「青」に戻るんですよ、、、。
Moeck社の「なーんもなし路線」に限りなく近いのがRai Trade社です。表紙にカネをかけないってのが一番徹底している会社ですね。
表紙にカネをかけなくなってきて、単なるデータでしかないって風潮が、最近のコンセプチャル音楽の流行を引き起こしたんだろうなあって思いっちゃいます。やはり、楽譜は古来から美術の領域で、それをデータオンリーにしてしまったらいかんのですって。
普段はエディションに気を遣わないころーんさんも、「デュラン社の楽譜は間違いだらけだったが、音符の印字の美しさという点だけは残るんじゃないだろうか」って言ってます。