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コンノフさんが、プレトリア国際で勝っちゃいました。これで

三勝は大きいなあ。って感じのせみころーんさんですーどーもーととて。


いくら日本人のピアノがうまいといっても、短期間でこんなにあっさりと優勝をさらっていくようなのはまずどこの世界にもいません。こういう芸当は21世紀現在ロシア人にしかできないんですよ。


ころーんさんは、「んー、やっぱ周りのレヴェルが低いとあっという間に」勝っちゃうというんですよね。そりゃそうでしょう。ロシア人は強い!


エフゲニー・コンノフ (Evgeny Konnov)さん。去年はですね、ポッツォーリの優勝だったんですよ。んで、今年は幸先よくプレトリアで優勝。プレトリア国際はかつての熱気を失ってしまいましたが、優勝者を輩出する基準は変わっていないようです。


とにかく「弾ける人」ってのをプレトリアはいつの世も優先してきました。かつての日本国際音楽コンクールに近い。日本と南アフリカの音楽への価値観は奇妙にも近いのが驚きですが、両国間の仲は良好です。


でもですねー、私はコンノフはあまりにももったいなさすぎると思うんですよねえ。これだけ弾けるのに、なんでそんな小さなタイトルになってしまうのかと。もっと大きいタイトルが入るはず、なんですけどねえ。


浜松に来たときは、こりゃやる気なさそうだなってのがまるわかりであんまりいい気分じゃなかったです。


ただ、復調の気配があるなってのがわかります。


1st International Russian Music Piano Competitionは丸ごとYoutubeでぽちれます。


ぽち。


2nd roundのストラヴィンスキーでもかつてのソ連人のようにぶっ飛ばすだけじゃなくて、音色にも気を使った良い解釈。ただ、ちょっと安全運転気味になるあたり、惜しい。実に惜しい。


ここらへん、ころーんさんは「減点対象だ」っていうんですよね。いじわるいなあ。あーでも昔なら一発で予選落ちの材料にされたんだからそれよりは進歩してるか、、、


なろうのここ読んでてピアノを弾く人は、CDよりはこういう生のピアニストのライブをYoutubeで聴いたほうがいいですよ。なんだ、みんな間違えるんじゃん、とか参考になりますので。


んー、、Konnovやっぱこの演奏だと大きなコンクールでは進めないかな、、って一瞬頭をよぎってしまうこともあるんですよねえ。どうしても、楽曲の全体の構成にひびが入るほど安全に進んじゃう。


手がやはりなんというかものすごい分厚いので、ところどころそこらへんの室内オケよりもどでかい音量で迫るのは恐ろしいくらいですがあ、、、


どうしても、もっさりもっさり進みになってしまうんですよねえ。これさえなきゃねえ。


Klavier Salon Münchenはほんとにごく最近の演奏です。


シーシキンほどの完成度ではないかもしれませんが、これはこれで聴かせるピアニズムです。ラフマニノフの第二番のソナタも初版を使ってますが、彼の芸風だと改訂版のほうがいいんじゃないかなと思います。


初版をこのテンポ設定だと、優に35分に及ぶ。長いと審査員も嫌な顔するんだよねえ。


ベートーヴェンの幻想曲風ソナタは、この演奏だと余裕でパスでしょう。好感を持ちました。


ただ、このサロン内の演奏でも、ゆっくりゆっくりにどうしても随所で速度が落ちる癖があり、これが治らないと苦しいのかなって感じですねえ。


こんなにうまいんだから、切るカードがペトルーシュカやラフマニノフのソナタじゃなければ、もうちょっと評価が上がると思うんですけどどうでしょうかね。


Pianotalents Competitionの演奏はずいぶん前で2016年です。


やはり、この人は正直確実性に欠ける点があり、その傷が目立たないようにプログラムを組んできたのかなという印象はぬぐえませんでした。音はシーシキンよりいいですよねえ。


あ、ころーんさんも同感なんだ。そうなんだ。


で、音がこんなによく響くのに、どうしても構成がかみ合わないというか、一貫性がないってやつです。


これを聞いてますとね、日本のピアニストは一貫性はあっても音が全く面白くない、ってのをどうしても思い出してしまいますね。その逆をKonnovがやってるわけです。


だから、日本のピアニストもKonnovみたいに真似れば、もっと上位に食い込めるというわけなんですが、日本のピアノ教師は音に口出ししないので、音符の順番ばっか気になるということなんですよねえ。


なんで日中韓を含む東洋人の音が貧しいのか、なんか考えさせられる演奏でした。これを聞いてると、ソ連人は連邦崩壊後ヨーロッパの西側諸国の感覚に寄せてきたのかなって感じがしました。


つまり、音がまず大事である。少々確実性は置いとけばいい、まず響かせること、こういうことです。


今でもヨーロッパの連中は音は響くがなんじゃこりゃ演奏です。この間のロン国際でもそうでした。そしたら、ロシア人もなんじゃこりゃではなくとも、なんかどっかのヨーロッパの大学院生?ってのが急に増えてきた。


やはり、かつての闘士タチアナ・コレッソヴァの確実性には及ばないところを見ると、ロシアも景気が悪くて水準が下がってきたのでしょうか。

(。・_・。;)<カナルスとプレトリアのダブル優勝は岡田博美さんくらいかな?

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