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もう「まるたんぼう」ってのも言葉狩りに遭うんだろうか。

731部隊といえば丸太、そういえば、、マルタ出身の作曲家といえば、、、いた!ということで、今日はCharles Camilleriさんの音楽を紹介することにしたせみころーんさんですーどーもーとととて。ととととととて。


ほとんどの読者はヒロアカネタで世相を斬る!ってのを期待したかもしれませんが、いつものポリコレ差別です。私にはあまり関係がありません。


このマルタ出身のチャールズ・カミリエーリさんの音楽、もうなろうの読者はほとんど何も覚えていないのではないかと思われます。


すらあっーしゅさんですら「こいつの全盛期のアコーディオンの独奏ディスクは俺ですらもってなかった」と。Xさんは知ってたみたいですが、「オルガンとアコーディオンじゃ違う楽器だよ」とあまり知らなさそうでした。


なので、今日はこのCharles Camilleriの生涯を振り返ってみたいと思います。


Hugo Fregonese監督Seven Thunders (1957)ってのをYoutubeでぽちってみてください。


ぽち。


もう白黒映画の時代ですので、ころーんさんですらなんもわかりません。このSeven Thundersのオープニングテーマの演奏で聞かれるのが彼のアコーディオンです。


彼が持っていたアコーディオンはまだ、ピアノアコーディオン。ボタンアコーディオン奏者が多数乗り込んでくる以前の時代だったので、まだ重宝されたのでしょう。


この人は、趣味でアコーディオンをやってる人ではありません。The Camilleri Complete Accordion Methodなるものも1958年にちゃんとあり、アコーディオンの巨匠といってよい人です。しかし、彼の音楽は全くと言ってよいほど日本に入ってきませんでした。


どうしてでしょうか。そこらへんはせみころーんさんが非常に注目する点です。


ころーんさんは横でイチゴ味ドーナツをぱくつきながら「そもそも、アコーディオン科ってのができたのは最近で、アコーディオン業界はクラシックに入ってきてなかったからかな」といいますが、これは正解です。まだハーモニウムのほうがアコーディオンよりも出現機会が多かったんです。


アコーディオンが室内オーケストラに入ってくるのは1990年代、、となると、チャールズ・カミリエーリさんの全盛期は1950年代なので全く時代が合わず、残念で不幸なずれ方をしたのだろうと思います。


ただし、排他的なクラシック音楽業界にいなかったおかげで、むさい審査員業にも就任することもなく、作曲とアコーディオンの二刀流で人生を全うできたのは幸運だったのかもしれません。


そもそも、彼はどんな作曲家だったのでしょうか。彼のピアノ協奏曲第1番 (1948)を聞いてみましょう。


Youtubeでぽちれます。


ぽち。


Mediterraneanと題された曲の脱稿時はなんと17歳!ところどころmoll-durなのが憎たらしいですが、後年は旋法への趣味が増してきます。


ところどころ伊福部昭かと思う管弦楽法で、後半はマルタ色全開のピアノパートでした。日本でやってもいいじゃないですか。ころーんさんはこれ弾きます?


やれといわれたらひくだろうと。なるほどなるほど。簡単だもんね。ゴウモエラーでも弾けそうです。


17歳でこの完成度はなかなかだなあ。過去の大作曲家も17でここまで悟りきってるのはなかなかいないと思います。普通に日本でも演奏できそうですがねえ。B級映画音楽みたいなずんちゃずんちゃがちょっと日本の聴衆にはあわないかもしれませんが、私はあまり気にしませんでした。


創作晩期のホルンとピアノのための幻想的ソナタ (2003)は、なろうの方にとっても普通の現代音楽ソナタです。これもYoutubeでぽちれます。


ぽち。


Cutajarのホルンそこらへんのオケ奏者よりめっちゃうまいじゃん、ってのはおいといて、カミリエーリは現代音楽節全開になっても、なんというか地中海出自なのか、音が非常に乾いています。べっとりと絡むとかそういうのなし。甘えもなくそのまんまびしっとおわり。なんだか日本音楽コンクールのホルン部門の予選を思い出してしまいます。


でも、これってまだ課題曲には採用されてませんよね。


採用されてもおかしくない出来と思います。ホルンやってる人には、おすすめのレパートリーです。超絶技巧なるものはあまり用意されていなかったように思いました。


聞いてきましたが、カミリエーリという作曲家は、時代のトレンドとべったりの商売だけで生きてこなかった人なんだなと思います。アコーディオンが映画音楽の主役から抜けたら、そのまま彼のアコーディオンは消えましたが、音楽だけが残ったという典型例です。


こういうのは演奏家と作曲家が一緒だった19世紀では当たり前の現象でした。当たり前のことをやっただけ、それが彼のアコーディオン協奏曲 (1968)だったのでしょう。ごく普通の協奏曲なのに、21世紀にはびこる調性音楽の模倣とは一線を画しているのも、時代が違う、とか、それだけではないと感じます。


これだけ全世界のアコーディオン業界に貢献しておきながら、日本のアコーディオニストからの視線がなにもないところに、日本の問題点があると思ってます。

(。・_・。;)<すらあっーしゅさんでも持ってなかったSpectacular Accordionsに収録されているKiss Of Fireは、アコーディオンで弾かれたEl Chocloです。

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