喫煙車両、そういや、そんなものがあった。。
これはせみころーんさんではなく、すらあっーしゅさんのおとおさんの話なんじゃないかと思うんですが、語り部はせみころーんさんですーどーもーととととととて。
喫煙車両。懐かしい話です。
おそらく、ここを見てる中学生には絶対に考えられないような話だと思いますが、40年前は田舎のヤンキーがタバコを吸うだけではなく、大人はよくタバコを吸っていました。
すらあっーしゅさんは「俺があ、両親と電車乗った時になあ、降りるやんか、ほんでなー、煙で前の見えない待合室ってのがあったんや!」っていうんですよ。
Xさんはこの話に大笑い。ララモエラーは「ぜーーーーーーったいうそ!そんなどっかの後進国みたいなのみたことないですー!」とskype上でもう口論でした。
この「煙で前が全く見えない待合室」なるものは関西では常識だったのです。
時には、その煙で前の見えない待合室なるものから、煙の臭いがすることもありました。禁煙ファシズムなるものも全くなく、大人はすぐタバコを吸っていました。
しかし、ララモエラーの言うように、もう女性がその待合室にいることはなくなっていました。まず人影は男性でした。
ところが
日本中の医者、それも皮膚科医とか泌尿器科医とか全然肺がんと関係ない医者のやってる病院の待合室にすら「タバコは危険です。寿命を縮めます」なる標語が込められた広告が張られるようになりました。
せみころーんさんのおとおさんは「タバコは寿命を6分縮めるとか具体的に書いてあった」とかいうんですがほんとでしょうかねえ。ほんとなんでしょう。6分かどうか知らないけど。
ころーんさんの家系はタバコを吸わないので、何のことかさっぱりわからないままころーんさんはポテイトゥチップスくじら味を私の横でバッリバッリ食べているだけです。
で
その広告のステマは恐ろしい。当時インターネットなんかないもんですから、みんなその広告通りにタバコを吸うのをやめ始めるのでした。すごい宣伝効果ですね!みんな従うようになりました。
このため、タバコを吸うことは危険なのだーという一種の宗教めいた流れになり、片っ端から禁煙の文字がどこでも躍るようになりました。そこらじゅうが「禁煙」と赤文字で記してあるのすらありました。赤で表示されるとやっぱ怖いですね。
こうして、田舎のヤンキーはおろか大人ですらタバコを吸うのをやめるようになり、待合室はきれいさっぱり灰皿すら除去されて、コーヒーメーカーかソフトドリンクが注がれるメーカーにとって代わられてしまいました。
そこまではいいです。問題はこの次でした。
大きな駅だとホームにまだ自販機とKIOSKでしょう。ところが、最近その流れは変わってきてしまって、ホームに自販機や蕎麦屋やKIOSKを置くのをやめて、ホームの外に出すようになったんですよね。ホームにはなんもない、コンコースに置くってのが流行ってきたんですよ。
で、コンコースで買ってきてもらって、ホームの椅子に座るってのに、変わってきてるんですよね。
まだホームになんか売ってるのは新幹線くらいじゃないですかね。確認したらありましたね。せみころーんさんのおとおさんの親族は「新幹線の車内で茶が出たことがあって、あれが何とも言えない味だったが、なぜか乗客の誰もがこれを頼んでた」時代があったとか。
まだ車内で売るとかホームで売るとか、それが昭和の常識だったんですよ。食堂車とか典型例でしょ。もうリニアが開通したら夜行列車なんてものはもうなくなるでしょう。まだほんのちょっとあるか。
ところが、車内でもホームでもなんも売らなくなって、コンコースへってのに日本人の潔癖性があると考えてます。
だいたいこんな鉄道にここまでサービスしまくってるのは日本だけなんじゃないですかね。世界広しといえども。Xさんは「そうかもしれない。世界にはいろんな鉄道があるけど、金をかけてサーヴィスってのはガラパゴスニッポン仕様だったかもしれない」って。
あ、でもね。
パイプをふかす人間ってのは、もう昭和後期には絶滅していたと、私のおとおさんは、いうのです。これはもう平成ですらほんとにいなかったんです。パイプをふかす、ってのはほとんどいませんでした。
ただ、コンビニタバコの銘柄だけはこだわりがあったらしく、絶対これ持って来いって人もまだ多かったのは確かです。「あなたは20歳以下ですね。タバコは売りません」なんて問答なんて聞いたことがないくらい、10代の喫煙率は極端に減りました。
ここに住んでる異世界人だろうが、日本だろうが、なろうの読者は気が付いてると思いますけど、全体的にですね、ほんとにすべての世界が潔癖になりすぎてるんじゃないかって思いますねえ。。
こういうのってすぐ芸術に反映されるんですよ。
ピアノもかつてはほんとに装飾してましたよね。きれーな木工細工で。それがもうなんもなくて、PETROFとか真っ黒胴体に印字されてるだけですからね。
ころーんさんは「あの木工細工の美しい古き良きピアノを返してほしい」って言ってますが、ララモエラーのおうちは中古でこんなの持ってたって!いいなあ!弾きたかったよう。
でもララモエラーは「けっきょくーー、ひきすぎでこわれちゃった」とあまり気にしていませんでした。




