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救いと出会い

お久しぶりです。高澤です。今回は少し長めです。読んでいただけると幸いです。

 ――ああ、私は、私達は今日で死ぬのだと、そう思っていた。




 私はリル。12歳。最近冒険者になった。冒険者はずっと夢だったから、なれたときはすごく嬉しかった。本当はずっと前から冒険者になりたかったけど、冒険者になるためには12歳以上という制限があったからずっと我慢してきた。12歳になったその日に私は双子の妹のエルと一緒に登録しに行った。


 その時トラブルがあったけど見かねたのか優しいお姉さんが助けてくれた。今ではそのお姉さんが一緒にパーティメンバーとして参加してくれている。ただ、ときどき私達のことを見てハァハァ言ってるけど大丈夫なのかな……? ちなみにお姉さんの名前はソラクレアっていうらしい。私達はソラさんと呼ぶことにしている。


 ともかく私は妹のエルとソラさんの3人で依頼をこなすことにした。最初は採取系の仕事から、ときどき雑用系の仕事もこなして。何日かしてようやく私達はEランクへと上がった。そのときに知ったんだけどソラさんはDランクだった。


 私達はきっと浮かれていた。ランクが上がったことで調子に乗って討伐系の依頼を受けようなんて言ったから……。ソラさんは止めてくれたのに私達がそれを無視したから……。だからこんなことになっちゃったんだ。






 討伐系の依頼内容はゴブリン退治。数は5体。油断さえしなければ楽にこなせる依頼だった。……筈だった。でも実際は違った。森に来た私達が見たのは10体以上のゴブリンが蔓延る姿だった。


「ひっ……!」


 誰が発した声なのかは今でも分からない。私かもしれないし、エルかもしれない。ただしまった、と思った頃には既にもう手遅れだった。


 敵を見つけたらまず観察。それが冒険者の鉄則だということを私達はすっかり忘れてしまったのだ。


 案の定私達に気付いたゴブリンの群れはその数を活かして即座に私達を取り囲んだ。


「グゲゲゲ」


「グギャギャギャギャギャ」


「「ひっ……!」」


「くっ! この数は……!」


 ゴブリンは私達との距離を段々と縮めてきて、ついに襲いかかってきた。


「やぁ!」


 私達に襲いかかるゴブリンをソラさんが斬る。


「二人とも逃げて下さい!」


「「……あ、ああ…」」


「くっ! それはそうか……!」


 優に10体は超えようという数のゴブリンに囲まれている状況で、既に私達は戦意喪失していた。そんな私達を見てソラさんは失念していたような反応を示した。


「これはまずい……! どこまで凌ぎきれるか……!」


 覚悟を決めたような顔をしてソラさんはゴブリンの群れに立ち向かおうとする。


「ゲギャギャギャギャギャ!!!」


「はぁっ!」


 ソラさんの武器は片手剣。とてもじゃないが、この人数を1人で相手できるような武器ではない。いや、ソラさん一人だけならなんとかなるのだろう。事実ソラさんは一人であっという間に数体のゴブリンを叩き斬った。


 でもここには戦意を既に喪失した私達がいた。それをゴブリンが見逃すはずもないのは当然だった。気づけば私とエルは数体のゴブリンに囲まれていた。どうしようもなかった。抵抗する意思は私達からはとうに失われていた。


「「あ……ああ……」」


「! しまった!」


 私達が囲まれていることに気づいたソラさんがこちらに駆け寄ろうとするのが見えた。戦っている敵に背を向けて走り出そうとするソラさんの隙をゴブリンがつく。


「うっ!」


 ガン! と何かで叩いた音が大きく響き渡りソラさんが倒れる。


「グギ……グギギギ」


 じりじりと滲みよってくるゴブリン。


「「あっ……」」


 そしてそこで私の意識は途切れた。恐怖によるものなのか攻撃されたのか、それすら分からないままに気を失った。






 どれくらい時間が経っただろう。気を失った私達を起こしたのはとても大きな魔物の叫び声だった。


「グウゥオオオオオオオオオオオ!!!!!!」


「「「!!!」」」


 私達は縛られた様子もなく無造作に並べられていたようだった。自分の状況を確認し、叫び声の出処を探す。


「!? グオオオオォォォォォ!!!!!」


 いや、探すまでもなかった。その巨体は私達のすぐそばに佇んでいたのだから。見たことがなかったその巨体に私は当然悲鳴をあげようとした。


「き、むぐぅ!?」


 けれど口を抑えられて悲鳴をあげることはなかった。今思えば感謝している。あのとき悲鳴をあげていれば私達が真っ先に狙われたであろうから。ただどうやって口を抑えられているのかは分からなかった。辺りが暗くて何も見えないけれど人の手の形をしているような気がした。けど感触は人ではない気もしていた。そしてどこからか声が聞こえてきた。


「聞こえるか?」


「!? むぐっ! むぐぐっむぐぅ!?」


「騒ぐでない! よいか? お主達は今声を出すと目の前の奴に殺される。今はわしが抑えておるが直にそれも外れるじゃろう。その前にお主達を回収する。分かったら頷け。声はいらん」


「「「……(コクコク)」」」


 どうやら口を抑えられていたのは私だけじゃなかったということと、この声は3人に聞こえているらしいということが聞き取れた。ただ回収とはどういうことだろう?


「よし。ならば目をつぶれ。少々目に毒なんでな。ではいくぞ。『影穴(シャドウホール)』」


 魔術を発動したような感覚。それと同時に足元の感触が消える。そして――


「きゃあ!」


「いたっ!」


「うっ!」


「ほれ『隠蔽』じゃ。……よし。無事じゃな。怪我はない……訳ないじゃろうな。じゃが今は時間がない。早く外に出るぞ!」


「「「は、はい!」」」


 私達を助けたのはすごく小さい人だった。暗くてよく見えなかったけど、私達と変わらないような気がする。そのくせ喋り方は随分と古い感じ。でも何故かそれが似合っていて、まるで長年生きてる人が子供の姿を取っているようなそんな奇妙さを覚えた。


 座ってたはずなのに地面に落ちるという不思議な体験をしたことと、またもや魔術を使った感覚がしたことを聞いてみたい気持ちはあったけど今はこの人の言う通りに外に出るべきだと思い前を向く。


「行こうかの……あ」


「「「!!!!!!!」」」


 背筋が凍った。その人が振り向いた先には入口と思われる穴とそこから差し込む光に照らされて見える大量のゴブリン。


「落ち着け。忘れておったが別に問題はない。救助は終わったしのぉ。おおそういえば、お前達の他に捕らわれてる人間はおるかの?」


「い、いえ。いないと、思います……」


「よし! ならば問題ない! ここは崩してしまおう!」


「で、できるのですか……?」


「できる。ひとつだけ問題があるがの」


「え?」


「気にするでない。では前の奴らを片付けるから待っとれ。直ぐに終わるでな。気づかれると面倒じゃからお主らは声を出さぬように口でも抑えておくがよい。分かったか?」


「「「……(コクコク)」」」


「それでよい」


 そしてその人は私の頭を撫でる。小さい手だった。それでも何故かたくましいと思ってしまった。無茶だと。敵わないと引き止めなければいけないはずなのにどうしてもその言葉が出なくて。


「あっ……」


 離れていく。目立つようにわざと音を立ててその人は歩いていく。それだけで大量のゴブリンの動きは止まりこちらを振り返る。


「「「……!!!」」」


 怖い。怖い怖い怖い怖い。こんなに大量のゴブリンを見たこともなかったのに、そのゴブリンから睨まれるだけでもこんなに怖いのか。たとえその対象が私達でなくてもその圧力はこちらまで届く。漏れ出そうになる声を必死で抑える。今声を出してしまったらあの人の囮が無駄になってしまう気がして。


「ここからは目と、できれば耳も塞いでおれ。あまり気持ちのよいものではないからのぉ」


 言われて目をつぶり耳を手で抑える。でもどうしても戦うところが見たくなってこっそり目を開けてみる。その人は何かを言っている。でもここまで聞こえてはこない。そして――


「グギャアアアアアア!!!!!!!」


 周りの壁や地面から何かに刺し貫かれたような音と、大量のゴブリンが上げる断末魔だけが響く。耳を抑えていても聞こえる。戦いは圧倒的だった。最早戦いとは呼べなかった。まるで蹂躙と呼ぶべき圧倒的な力でゴブリンを瞬殺した。いつしか耳を抑えることも忘れて途方に暮れる。


 綺麗だった。ゴブリンが消えたことで入口から差し込む光でようやく見えたその人の後ろ姿が。大きいようで小さなその背中がなぜだかかっこよくて見惚れてしまうくらいだった。そしてその人は振り返り私と目が合う。


「………………」


「…………………………あ」


「待たぬか! あ、じゃないわ! あ、じゃ!」


「な、何も見てません!」


「しかも聞こえておるではないか!」


「こ、これは違います! その……勝手に口が反応してるだけです!」


「なんじゃその言い訳は……まあよい。早く隣にいる2人の手を耳から離すように……お主らも見てるではないか!」


「「(ギクッ!)」」


「はぁ。まあよい。さっさと出るぞ。こっちに来い」


「「「は、はい!」」」


 許されたことにほっとしたのも束の間、突然その人は慌てたような声を出す。


「! 走れ!!」


「「「え?」」」


「来るぞ! 奴が!」


「…………ォォォオオオオオオオ!!!!!!!!」


「「「!!!」」」


「早よう走れ!」


「「「はい!」」」


 聞こえた……! 確実に今のはさっきの巨大な魔物の叫び声だ……! 私達は急いで入口へと走る。そして穴から出たときに見た光景に思わず足を止める。


「よし! 出たぞ! 桜!」


「……ハァ……ハァ……? 真緒?」


「なんじゃこれは……」


 その人は呆然と辺りを見渡す。周りには大量のゴブリンの死体。そして遠くに細長い棒のようなものに寄りかかる綺麗な人。


「いや、今はいい! 聞こえたな!? 奴が来るぞ!」


「……ハァ……よし! 真緒! 今すぐここを潰して!」


「心得ておる! お主らも離れておれ!」


「「「は、はい!」」」


 マオと呼ばれたその人はすぐに立ち直り私達に離れろと言う。私達はすぐに離れるとマオさんは膨大な魔力を放出し魔術を発動した。


「今日だけで魔力を使いすぎたが……果たして効いてくれるかのぉ。『重力(グラビティ)(オーバー)』!」


 超級魔術!? そんなの使える人なんてほとんどいないはずなのにどうして!? でもこれなら……!


「グオオオオオオオオ!?」


 思った通り巨大な魔物の叫び声が響き地面は簡単に崩壊していく。勝った……! と思った。でもあの2人は険しい表情のままだ。


「これで終わり……という訳にはいかんじゃろうな」


 え? と思ったそのとき。


「グゥゥオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」


 まるで奈落の底から出てくる魔物のようにその巨体が穴から飛び出してきた。




 そこからのことは私達にはほとんど分からなかった。2人が話し合い、ゴブリンが大きな水の塊に包まれたかと思ったらマオさんがでっかい鎌をどこからか取り出して一瞬で消えて魔物の後ろにいたり。水の塊が消えたら今度は強烈な風が辺り一面に吹き荒れたりと本当に何も分からなかった。


 そして気づけばマオさんは持っていた鎌をゴブリンの首にくい込ませていた。やったと思った。これで魔物は死んだと。致命傷だと私は安堵していた。だから聞こえてきた言葉に耳を疑った。


「こっちからも……『飛閃』」


「ガアアアアアアアアア!!!!!」


 ゴブリンは叫び声をあげる。でもそんなことはどうでもいいとさえ思ってしまう程の衝撃。エルもソラさんも聞こえていなかったのか特に気にした様子はなかった。だから私も気のせいだと思うことにした。そうだよね。ありえない。だって『飛閃』は唯一伝わっている()()()()()()()()だもんね。


 ゴブリンは首にくい込んでいた鎌を無理矢理抜くとマオさんに向かって投げた。危ない! と叫びそうになったけどいつの間にかマオさんはその鎌を手に持っていた。……あれ? どうやって? 多分掴んだのかな? そんなことができるの……?


 ここからどうするのだろう。このままだと勝負がつかないんじゃないかって思ってしまう。実際にはそんなに時間は経っていない。それでも何時間も戦っているかのような一瞬の攻防。でも私には少しだけマオさんももうひとりの人も楽しそうに見える。戦いが楽しいというより2人で一緒に戦うことが楽しい。そんな風に見えた。


 やがて話はついたのかマオさんはひとりで前に出る。ゆっくりと歩きながら何かを呟いている。ただ何を言っているのかは聞こえない。マオさんは膨大な魔力を一点に集めている。それがなんだかとても怖かったから。そして、最後の言葉だけは酷くはっきりと聞こえた。


「さあ、蹂躙(終わり)の時間じゃ」


 途端に全ての動きが止まった。まるでそこだけ時間が切り取られたようなそんな錯覚。吹き荒れてた魔力も、荒れ狂う魔物の怒りも、全てが止まってしまった。ただそんな気がした。それほどまでにそれは異常だった。


 黒い剣。そして嫌なほど目を惹く紅い花。その剣を見たゴブリンが後退りする音でようやく我に返る。あれはなんだろう。見てると胸がとてもザワつく。そんな剣だった。




 そこからは一方的だった。




 マオさんが剣を振るう度にゴブリンの腕や脚が斬り飛ばされていく。そして倒れたゴブリンが振り上げた巨大な剣すらも斬り飛ばされてしまった。戦う手段など残っていない。そう告げるようにマオさんはゴブリンの眼前にまで歩いていく。


 怒ってるんだ。マオさんはあのゴブリンに対して。必ずどこにいても殺しに行くと告げるほどマオさんは怒っている。


「貴様は、貴様らは増えすぎた。わしや桜が殺したゴブリンだけでも3桁は軽く行くじゃろう。しかし。しかしじゃ。貴様が変異種まで進化するまでに殺したゴブリンども。貴様が殺し合わせ厳選させておったゴブリンども。これらを合わせたら4桁は余裕じゃろう。では聞こう。一体貴様らは()()()()()()()()()()()()()()()()?」


「「「……!!」」」


 聞こえてきた言葉に私達は息を呑む。そうか。ここにあるゴブリンとマオさんがさっき殺したゴブリンを合わせてもかなりの数だった。それだけのゴブリンが繁殖する方法などひとつしかない。


「わしは貴様の目の前で3人を救ってみせた。じゃがあの3人は襲われた形跡が一切なかった。桜は何も言わんからあの巣穴にいた冒険者はわしが助けた3人だけじゃったのじゃろう。仮に他にも人がいたとしても恐らくそやつはもう二度と人として生きていくことはできなかったじゃろう」


 そうだよね。きっとあの洞穴には苗床にされた人がいたのかもしれない。マオさんはそれに対して怒っているのかもしれない。きっと他にもあるかもしれないけれど会ったばかりの私達には分からない。


「そうじゃな。わしには本来怒る資格などないのじゃ。そして感謝を向けられる資格もない。身を案じられる権利すらない。それでも知ってしまったから。感謝を、心配を、そして安堵されるということを知ってしまったからわしはここに立っている」


 誰に向けて放たれているのか。ゴブリンにか、もしくは自分自身にだろうか。マオさんの横顔はとても悲しそうで酷く苦しそうな表情を浮かべているようにみえる。今まで知らなかったものを知ってしまった。そんな感じの表情。


 そしてマオさんは持っていた剣を大きく振り上げる。きっとこれでトドメをさすと宣言しているんだ。


「ではさらばじゃ」


「グ、グオオオオオオォォォォ!!!!!!!!!!」




 ドンッッッ!!!!!





 巨大なゴブリンは為す術なくマオさんに斬られて死んだ。その斬撃はゴブリンの身体を両断しそのまま森の奥まで消えていく。けどそんなのはどうでもよかった。終わった。それだけが頭の中を駆け巡る。


 私達は見合い頷き合うとマオさんの所まで駆け出して飛びかかる。


「おわぁ!? なんじゃ!?」


「「「ありがとうございました!!」」」


「……ああ。無事でよかったのぉ」


「「うえぇぇん!」」


「本当にありがとうございました」


「なんじゃなんじゃ。泣くでない。わしは桜が衰弱してる反応を見つけたから助けられただけじゃ。礼なら桜に言うがよい」


「私はいいよ。ゴブリンが多すぎるから探索しただけだしね。その中に少し弱ってる反応があったからさ。気になっただけだよ。それよりそろそろ森から出ようか。ここでの騒ぎが見つからないとも限らないからね。あいつから魔石取ってくるから真緒はその子達と話してなよ」


 と言って私達に礼を言わせる間もなくサクラさんはゴブリンのところへ歩いていった。


「まったく。あやつがいなければ助けられんかったというのにのぉ。さてお主らはどうする? これからわしらは旅をするが……」


「「「着いていきます!」」」


「お、おぅ。そうか。では行こうかの」


「「「はい!」」」


 こうして私達は後に最強の冒険者と呼ばれるマオさんとサクラさんに助けられた。これから一緒にいられるということに少しだけワクワクしていた。




「ていうか、ここどの辺りかしら?」


「「あ」」


 少しだけ先行きが不安になったけどなんとかなるといいな。

改めてお久しぶりです。色々ありまして半年以上も空いてしまいました。これから少しずつゆっくりとですが投稿を再開していきたいと思っています。


今回冒険者視点でしたがなんとか伝わりますでしょうか。誤字脱字は無いように気をつけてはいるのですが、もし見つけたり文章が分かりづらいなと思ったら教えていただけると幸いです。


なるべく早めに次話を投稿したいとは思っています。

それではまた次でお会いしたいと思います。

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