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フリーダムRPGオンライン  作者: たかはる
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フリーダムRPGオンラインとは何か?~長文~

1話目はゲームの説明のみ、本文は2話目からただし、制作中のため多少遅れますがすいません。

 皆様は人生を楽しんでいるだろうか?


 私は人生そのものが退屈で仕方なかった。


 日々会社で働き、とあるきかっけから意識をし始め片思いをし、仕事終わりの自宅では暇だから面白くもないゲームをする。


 そんな日々を毎日過ごしていくと人生に「飽き」が生じてしまう。


 この飽きが存外簡単に離れられないもの、性欲、食欲、睡眠欲と同様に慣れてしまえば飽きてしまう。


 同じものを食べ続ければ飽きるだろう?一週間ベッドの上で寝続けられるかい?無理だろう?


 だからこそ、この飽きは自分が『生きていく』のに必要なものだと思う。


 なにせ『今面白いと思う行動』の初動になるのだから。


 だが、趣味を見つけるのも難しい。釣りを趣味にすればお金がかかる。食事や料理を趣味にすればそれもお金がかかる。


 かと言って、勉強を趣味にするのは無理がある。地球上の何%が勉強を趣味にできるのだろうか、私には到底できない。


 そこでゲームが役に立つ。スマホ版小説が役に立つ。


 幾多もの人が造りそして販売し、閲覧させるこのゲームや小説がおおいに役立つのだ。


 だが、最近の小説はどうにもありきたりだ。異世界、ファンタジー、無双、チート、英雄・・・etc。


 こういった内容がおおい。それもそのすべてがヒロインが主人公を好きになる、懐くなどが多い。


 どんな内容でも一律同じ。最終的にはハッピーエンドもしくはハーレムエンド。


 面白くもない。そんな人生簡単でたまるか。


 そんな小説やゲームをしていると「自分の人生はなんなんだ」と自己嫌悪に陥ってしまう。


 だけど止められない。それしかないから。勉強をしたくないから出来ることと言えば他者の創作物を遊び、楽しみ、次を待つだけ。かといって自身で創作できるかというとできない。デフレスパイラルのようなものに吸い込まれていくのだ。


 そんななかあるゲームが生まれる。


 『フリーダムRPGオンライン』というものだ。


 このゲームは販売当初から話題に上がったものではない。平凡に企画・制作され、そして平凡にCMでながれたそれだけのゲーム。


 だが、このゲームはある特徴のおかげで販売後たった一週間で300万本を売り上げる超が付くほどの作品になったのだ。


 その特徴が『自由性』。


 いままで自由性を特徴にしてきたゲームはいくらでもあった。だが、そういった作品の全ては「主人公が決まっている」、「自由といいつつ行く場所に制限がある」、「やることなすことに制限がつく」といった感じで自由といいつつ自由でなかったのだ。


 だが、このゲームは違う。


 制限がほぼないのだ。


 やろうと思えばNPCと普通に会話できるし、釣りもそれこそどんな小川でもできる。主人公も自分の体をもとに作成するから自由そのもの。


 そしてなによりこのゲームには行く場所に制限がない。


 崖なんて道具があれば登れる。地下を掘ろうと思えば掘れる。やろうと思えばゲーム内にある王城にいくこともできる。もちろん王城の床を剣で叩く、つつく、掘るなどもできる(王城でひと悶着おきるが)


 そんな感じでいろいろな意味でこのゲームは話題にあがった。


 最初はほんの一つの内容から始まった。NPCのスカートの中を覗きたいという邪まな考えを持った人から始まったのだ。


 当初、見えるかどうかの確認だけだったのだが実施しようとした人物に対してNPCが叫び、ビンタし、衛兵をよびその人物を牢屋に閉じ込めるといったアクションが起きたのだ。


 覗こうとした人物はセーブしていないこともあり電源を即座に切り、再び入れば問題ないだろうと思っていたそうだが、入ってみればそれでも牢屋の中。


 どうやっても牢屋から出られないため運営に苦情を言うも、「それをするあなたが悪いのでしょう?」と逆に言われてしまったそうだ。


 その他それを実体験しようと同じ事をした人達が同じように牢屋に入れられたそうだ。


 結果、なんらかの法律がゲーム自体にあることが分かった。しかし法律の詳細はわからないままである。


 ジョブにも法律家、建築家、調理師、錬金術師など多様に存在していることを運営が公式にて発表した。まんま現実世界に酷似しているナニカだということがこの時点で判明。


 自由といってもさすがに出来る範囲はゲームの法律で決まっているみたいだ。だが、それさえ守ればなんでもできるのがこのゲームの特徴。自由ではない?本末転倒?笑わせないでくれ、今までのゲームがつまらなすぎたんだ。


 さらにすごいのはゲームなのに現実世界バリバリの試験があることだ。


 筆記試験、リスニングを踏まえ上記に記載されているジョブに就くこともできる。この内容がわかったのが、発売されてから一カ月後のことだった。


 法律事務所の経営者が法律家の試験、いわゆる司法試験をこのゲームで行ったところ現実世界と同等の問題がでたためびっくりしてSNSサイトに投稿したのが始まりだった。


 その後ジョブに就くためには試験を受け合格しなければいけず、そして簡単には合格できないことも分かり始めてきた。


 ここまでがこのゲームの現在分かってきていることの一部。他にもいくつもあるがそれは一旦置いてくとしよう。


 そしてこの俺、悝頼 偉人 (アザライ イクト)も例に漏れずこのゲームをしている。


 主人公を作成する際に面倒くさいという理由で素顔で始めたのは自分だけの秘密である。


 知り合いにばれてもまぁ大丈夫だろう。


 このゲームを買ったときに心底心が震えた。


 こんな面白いゲームが世の中に出るなんて、と。


 だから、俺はこのゲームにはまった。数十年後にこのゲームが俺の人生の中で唯一楽しかったゲームであることには間違いない。


 この作品の世界観の一部を今説明したのだがそれでも足りないぐらいだ。


 だからこそ話そう。この俺が、いや、『わたし』が生涯のほとんどを捧げたゲームであってゲームではない現実世界同様の物語を。


 ちなみにこのゲームはNPCと恋愛もできると話題に上ったことで更に人気がでたため半世紀過ぎた今でもサービス配信中である。

お読みいただきありがとうございます。

こんな感じのゲームの中に主人公が遊ぶだけのただの話です。

本当は、こんなゲームできたら嬉しいなと思う程度に書いているため早めに終わるかもしれませんがとりあえず書いていきます。

気長に待っていただければいいかな?

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