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飛鳥弥生・詩集

作者: 飛鳥弥生

『飛鳥弥生・詩集』


※四〇〇字詰原稿換算枚数、**枚 { }はフリガナ


『目次』


・HIN-KE-TWO テクノリミックス

・パラダイス~桃源郷~

・レッツ・ゴーイング・マイウェイ

・バードストライク

・アルカイックスマイル

・1000倍

・前を向いて走ろう※

・だから「今」なのだ

・レールウェイ

・イッツ・クラージュ

・コミュニケーションズ・ハイ

・欠片に宿る勇者の魂

・兆し{きざし}

・旅立つお前の夕日に乾杯! 第1章~飛翔編~

・イタリアンシェフ

・リカちゃん軍団のテーマソング ―Accel Remix―※

・Do You Feel Lucky?

・頭を吹き飛ばせ!

・同類

・鏡を見ろ

・四つの翼を持った神

・汝に示す※


「HIN-KE-TWO テクノリミックス」

(作詞:鳩羽美咲)


 貧血なのよ クララクラ

 顔は真っ青 頭はぐるぐるり

 血が足りない 毛も足りない

 ヒンケトゥー イェイイェイイェイ

 ヒンケトゥー ラビンユーユー


 貧血なのね クルリルラ

 手足が痺れて 視界は真っ白

 血が足りない 金足りない

 ヒンケトゥー シェイクシェイクシェイク

 ヒンケトゥー ボンソワールン


 貧血なのか クロロクレ

 アゴが震えて 歯はかちかち

 血が足りない 愛足りない

 ヒンケトゥー フーフーフー

 ヒンケトゥー アスタラビスタ


 貧血かもね クリリクリ

 足がよたよた 膝かっくん

 血が足りない やる気出ない

 ヒンケトゥー クェックエックエッ

 ヒンケトゥー イッヒリーベン


 貧血だよな クロノクル

 思わず転落 首ごっきん

 血が足りない 腕もない

 ヒンケトゥー ドンドパドン

 ヒンケトゥー ウォーアイニー



「パラダイス~桃源郷~」(作詞:欄丸)


 時間は無限で人は死なず

 友達は永遠に友達なのだ


 友と人気とお金に価値があり

 楽しく見えれば幸せな国

 ここは桃源郷であり

 天上界でありお伽の国だ


 夢を夢見て願って祈る

 それは素敵なファンタジー

 未来は未来永劫 未来であり続け

 決して訪れない架空時間


 若者はいつまでも若く

 年寄りは年寄りとして生まれる

 目醒めぬ眠り、眠れぬ夜

 なんて素晴らしいのだろう


 友と人気とお金に価値があり

 楽しく見えれば幸せな国

 ここは桃源郷であり

 天上界でありお伽の国だ


 目醒めぬ眠り、眠れぬ夜

 なんて素晴らしいのだろう

 夢を夢見て願って祈る

 それは素敵なファンタジー



「レッツ・ゴーイング・マイウェイ」(作詞:アリサ)


 闘いは無意味だ

 それがたとえ

 正義の闘いであっても


 人は変わらない

 意思は全て無意味で

 事象に正否などなく

 悪意も善意も同じものだ


 人に罪があるとしても

 それを含めて人であり

 たとえ空の青さが罪だとしても

 空はいつまでも青いままだろう


 希望も絶望も

 悲観も楽観も

 苦しみも悲しみも

 あらゆる全てを許容する強さと優しさこそ

 私が求めるべきものであり

 そうするべきだと 閃いた



 風の囁き 森の息吹 惑星の微笑み

 私を呼ぶ声が聞こえる

 考えるのはもういいさ

 荷造りは終わっている

 さあ、冒険の始まりだ



「バードストライク」(作詞:飛鳥弥生)


 高度一千メートルからのダイビング

 パラシュートなんて必要ない

 爪先を空にかざして

 ためらうことなく雲海に飛び込む


 ごうごうと耳を唸らせ

 体がぐんぐん加速する

 雲を突き抜けて見えた地上は

 まるでミニチュア模型のよう

 あいつらが群れて住まう

 狭くて息苦しいミニチュア模型


 その息苦しさを

 こなごなにできそうな速度

 氷の塊となった体で地面に突き刺さり

 同時に粉々に四散してしまうはずだったのに


 どうしてそこは、そんなにやわらかいのか

 どうしてそんなに、暖かいのか

 どうしてそんな、笑顔で笑っていられるのか


 パラシュートなんて必要ない

 爪先を空にかざして

 ためらうことなく飛び込む

 小さな椅子から

 ふかふかのカーペットへと飛び込むのさ



「アルカイックスマイル」(作詞:アリサ)


 昔 勤めた古本屋チェーン店

 今は不動産ベースの古本屋

 かなさんにヘルプを頼まれて

 以前の2倍の店舗スタッフに


 軽食スペースまであるその店舗

 まずはフロアをうろうろと

 広くなっただけで昔と同じ

 しかしレストランは斬新だ


 深夜になってさあ大変

 レジのシステムが昔と全く違う

 入力してはミスの繰り返し

 深夜になって客が増し

 既存のスタッフは次々と帰り

 かなさんと私がメインスタッフ


 しかし私はミス連発

 昔と変わらないのは

 それが接客業であることと

 かなさんが優しく厳しいこと


 行列状態のレジのさなか

 マニュアル通りのトークをと

 さすがは かなさん昔とおなじ


 一人の若いスタッフが

 私にレジ操作を教えてくれたが

 ため口だったのでパンチ一発

 ゴミ箱を派手に散らかす飛んだ若者


 その後もヘルプは大忙し

 閉店間際になって客が増し

 くだらぬトラブル続出で

 レジ操作どころではない状態だか


 ここでもかわらぬ かなさん最高

 昔と違って臨機応変

 そして私も臨機応変


 デバイス操作など後回し

 まずは笑顔で挨拶を

 接客業はそこから始まる


 トイレだ メシだ 値段がちがうだ

 それらを先に対処して

 レジだの金だのは後回し

 溢れる状況を潰してゆく


 快適だと思わせる それが接客

 マニュアルに縛られた かなさんだが

 昔とちがってそれらができる


 笑顔の裏でため息が

 はらわた煮えくりかえる

 接客業は客ありき

 品揃えよりもまずは笑顔


 見た目よければ全てよし

 これぞ必殺 アルカイックスマイル!



「1000倍」(作詞:鳩羽美咲)


 俺の怒りはマックスボルテージ

 もうイヤだとすねるより先立つ憤怒

 どいつが原因だか知らないが

 目に付く全てをぶち壊し

 瓦礫の荒野に埃とともにたたずむ


 俺の怒りはマックスボルテージ

 破壊衝動のまま四肢を振るい

 触れるものを全て切り裂く

 お前が元凶だかどうだか知らないが

 取りあえず刻んでおくから覚悟しろ


 俺の怒りはマックスボルテージ

 身震いする抑えきれない衝動は

 寝れば収まる小さな怒り

 おやすみなさいの言葉とともに

 ゆるくほぐれるマックスボルテージ



「前を向いて走ろう」(作詞:飛鳥弥生)


 あれがやりたいこれがやりたいと

 いつもうるさいアイツ

 やりたきゃ勝手にやればいいのに


 どこかの誰かが邪魔をするから

 やるにやれないと愚痴だらけ

 いうのはタダだと誰かがいったが

 それを聞かされる身にもなって欲しい


 ウダウダと前置きする前に

 まずはやってみようぜ


 それでダメなら

 愚痴でも何でも聞いてやるが

 やらずにダメだといわれても

 耳をふさいで実際やってる奴のとこに

 行きたくなるのさ


 ダメで元々ならとりあえずやっちまえ

 どこかの誰だとかどうでもいいから

 とにかく一度やってみよう


 一歩も進まず愚痴だけだなんて

 場末の飲み屋じゃあるまいし

 上じゃなくて前を向いて走ろうぜ

 ぶつかったっていいじゃないか


 ウダウダと前置きする前に

 まずはやってみようぜ


 前を向いて走ろう

 前を向いて走ろう

 どこかに辿り着くまで



「だから「今」なのだ」(作詞:鳩羽美咲)


 あれで終わったなんて

 あんた ちいとばかし

 楽観的に過ぎるんじゃあない?

 そんなに単純じゃあないのよ

 世界の命運なんてものは


 だから「今」なのだ

 明日 生きているであろうことは確信できるが

 1年後どうなっているか 私には解らない

 後悔するのはウンザリだし

 無抵抗のまま死ぬのも御免だ

 ならば、やるしかない

 それも「今すぐ」に


 あの時に君と語り尽くし

 挙げ句にボロボロになって倒れて

 もう10年も経過している

 周囲は相変わらず程々に平穏

 しかし「何もしない限り変わらない」のだと経験から直感し

 また、それこそが私の「敵」の手段なのだと再確認する

 なるほど……誰も気付かない訳だ


 あれで終わったなんて

 あんた ちいとばかし

 楽観的に過ぎるんじゃあない?

 そんなに単純じゃあないのよ

 世界の命運なんてものは


 だから「今」なのだ

 昨日でも明日でも過去でも未来でもない

 思い出でも夢でも希望でもまい

 肝心なのはこの瞬間なのだ



「レールウェイ」(作詞:飛鳥弥生)


 どこかの誰かが勝手に決めた

 理不尽なルールを押し付けられる

 自分勝手なその理屈

 いったいどこから生まれたの?


 あなたのレールはまっすぐ伸びているのに

 敷かれたレールは誰かが歪めたくねくね道

 しかし気にせず堂々と

 ひたすらまっすぐ進めばいい


 間違ったっていいじゃないか

 ぶつかったっていいじゃないか

 歪んだレールで進むより

 のんびりゆれる自分旅行


 ぐにゃりと歪んだレールをガタゴト

 乗り物酔いで吐き気がしそう

 誰が好んでこんなものに乗るのか



「イッツ・クラージュ(It's courage)」(作詞:アリサ)


 正義も悪もなく

 勝利も敗北もない

 私は私であり続ける為に 戦い続ける

 それは空しくとも

 決して無意味ではない


 勇者とは 勇気を持ったもののことではなく

 勇気は誰しもが秘めているのだと

 気付かせるもののことである


 問題なのは勝利でも敗北でもない

 それは勇気に気付くことだ

 夢へと繋がる勇気に気付くことだ


 戦いに疲れ果て うずくまるとき

 誰しもが持つ 小さく輝く欠片

 それは勇気だと気付くことだ



「コミュニケーションズ・ハイ」(作詞:アリサ)


 具現化された思想

 言語を用い

 多くを深く語り合い

 「時間と価値観」を共有することこそ

 人間の求めあうもの


 求めるものを単なる肉体的接触

 性欲だと勘違いするから

 世の中のあらゆる誤解が生じ

 退屈で品の無い人間と

 彼等が構成する社会が出来上がり

 我々にとって住み難い

 餓鬼界と化してしまうのだ


 思想の共有

 それは即ち精神的融合であり

 あらゆる感覚

 視覚・聴覚・触覚などのうちでも

 極上の接触手段といえる


 具現化された思想

 言語を用い

 多くを深く語り合い

 「時間と価値観」を共有することこそ

 人間の求めあうもの

 コミュニケーションの行き着く

 辿り着く頂点にして 究極の目的なのだ



「欠片に宿る勇者の魂」(作詞:鳩羽美咲)


 ポップミュージック ジュニアノベル 文学小説

 漫画 アニメ 映画 ゲーム

 どれもにかすかな疑問を抱いていたが

 その正体が遂に解った


 苦悩を訴えることが出来ない人がいる

 吐き出したい思いを言葉に出来ない人がいる

 それは弱さだと植え込まれ

 嘆くことすら出来ない人がいる

 だがしかし

 それを「代弁」することが救済なのではない

 代わりに訴えることが正義なのではない、決して


 ――この世の醜さを暴きに来たんだ

 暴く「だけ」では仕方がないのだ

 悪の所在を明かす「だけ」では 何の解決にもならないのだ

 何故こんな簡単なことが解らない?


 ――人は所詮孤独なのだろう 寂しい存在なのだろう

 そうかもしれない

 ならば どうしたら良い?

 どうすれば良いと あなたは云いたいのだ?


 溢れる嘲笑 抗えぬ罪

 充ち充ちた悪意に終止符を打つべく

 救いを求める声により我はこの地に降り立つ

 浅はかな者達よ

 我が刃の錆と化し 塗り重ねた愚行を

 今こそ振り替えるのだ!


 欠片に宿る勇者の魂!

 その秘めたる力とは?

 さあ行け!

 剣を右手に 正義を左手に!

 闘いは今 はじまったのだ!!


 我が目は真理を見詰め

 我が耳は嘆きを聴く

 我が手は絶望を絶ち

 希望を再び芽生えさせる

 我が剣は邪を滅する光

 我は力 我は正義


 欠片に宿る勇者の魂!

 その秘めたる力とは?

 さあ行け!

 剣を右手に 正義を左手に!

 闘いは今 はじまったのだ!!



「兆し{きざし}」(作詞:飛鳥弥生)


 それまでの日常とは何かが違う

 転機だと感じるこの瞬間


 あたりまえのことの重なりが

 ごうごうと連なって押し寄せる

 見計らったかのように次々と


 それは決して運命ではない

 積み重ねてきた時間の必然だ

 実りと収穫の時期が遂に来た

 一秒たりとも無駄にならない


 これまでの日常とは何かが違う

 転機かも感じるこの瞬間


 脚本でもあるかのような時間の連なり

 先に待つのは喜劇か悲劇か

 運命 いや 必然の結果だ



♪「旅立つお前の夕日に乾杯! 第1章~飛翔編~」(作詞:ダイドー少尉)


(↓Aメロ)

 んんんーんんん んんんんー

(↓Bメロ)

 んんんんーんんーんんー

(↓サビ)

 んんんん ほあた――

(※GW編集部権限により以下、第24章まで全て削除)



♪「イタリアンシェフ」by Raptorz

(作詞:橘綾/作曲:加納勇介(G)/大道庄司(D) 編曲:真樹卓磨(B))


 ペペロンチーノの素朴な味で

 シェフの腕前まるわかり


 濃厚なカルボナーラ

 肉厚なボンゴレビアンコ

 黄金色のポモドーロ

 どんなに美味しい具材でも

 素敵なレシピはシェフ次第


 にんにく 赤唐辛子 オリーブオイル

 塩と粗挽き黒コショウ

 カペリーニは細すぎるから

 スパゲッティーはやっぱりフェデリーニ


 オリーブオイルとニンニクを強火にかけて

 香りがたったら赤唐辛子

 ゆでたパスタをザルにあげ

 塩とコショウでサッと炒めて はい完成


 ペペロンチーノを極めれば

 今日からあなたもイタリアンシェフ

 詳しいレシピもあるけれど

 味見とさじ加減で魔法のように



♪「リカちゃん軍団のテーマソング ―Accel Remix―」by Raptorz

(作詞・歌:橘綾/作曲:加納勇介(G) 大道庄司(D)/編曲:真樹卓磨(B))


 5 seconds before the transformation is complete!

 Superhero finally wake up!

 Rika-chan Corps squadron!

 Red Blue Yellow Rika-chan Corps!


 Evil guys come down

 That we targeted the city's

 Hope fades for everyone

 Cries out to hear the black

 Destruction appeared dark (it's free to return)


 Superheroes are not called

 We're here from the white peace of mind


 We're actually a superhero!

 Superheroes fight evil!

 Rika-chan Corps squadron!

 Red Blue Yellow Rika-chan Corps!


 Flash! (Harmonize!)

 Transcendence Telecaster!

 Explosion! (Overdrive!)

 Full Les Paul!

 Burning! (Distortion!)

 Strongest Stratocaster!


 Superheroes are not called

 We're here from the white peace of mind


 OK now if they come

 They defend world peace

 All these people keep the peace


 5 seconds before the transformation is complete!

 Superhero finally wake up!

 Rika-chan Corps squadron!

 Red Blue Yellow Rika-chan Corps!


 "I can say it secret from Rika yellow

 Take Care of My such Baby!"


(――第十回、私立桜桃学園文化祭ライブ最終日より)


※『ミラージュファイト・ノワール』収録



「Do You Feel Lucky?」(作詞:飛鳥弥生)

  2011年9月22日


 頭の悪い奴が闊歩する

 くそったれな世の中で

 金だけが力なのさ


 大儀に価値なんてない

 ふざけた世の中で

 金だけが力なのさ


 正義に意味なんてない

 反吐が出る世の中で

 金だけが力なのさ


 口を開く前に股を開け

 墓場みたいな世の中で

 金だけが力なのさ


 罵詈雑言が飛び交う

 うっとおしい世の中で

 金だけが力なのさ


 アルミニウムと黄銅と青銅

 白銅とニッケル黄銅と紙切れ

 それさえあればハッピーだとさ


 ふざけた話だが、それが真実さ

 出来損ないの帽子置きに

 鉛弾でもぶち込んでやりたい気分だよ



「頭を吹き飛ばせ!」(アリサ)

  2011年9月27日


 言いたいことがあるのなら

 目の前に来てから口を開け

 物陰でこそこそと

 同類を集めて陰湿な集会

 全員が匿名希望で

 名前さえ出さなければ


 自分自身が特定されないだろうと言う

 保険のつもりだろうが

 言っている内容は

 間違いでもなければ正しいでもない正論

 その言葉に自己陶酔しつつ

 仲間も同じような発言


 何だ? その狂った場所は?

 貴様、俺に喧嘩でも売ろうと言うのか?

 貴様ごとき、唯の貴様ごときに何が出来る?

 何も出来ないんだよ

 そうやって、身を隠して

 陰口を吐き出し続けているだけの

 お前らには

 誰かに伝えておく考えも

 存在する価値も

 生きている理由もないんだよ


 だから、さっさと鏡の前に立って

 そこに見える間抜け面の

 こめかみに銃口を向けて

 トリガーを引け

 貴様の代わりなんて

 幾らでもいるんだよ

 同じ科白を吐き出し続ける奴は

 山ほどいるんだよ

 お前が死んで困る人間なんて

 いないんだよ

 だから、さっさと頭を吹き飛ばせ


 貴様は塵だから、行き先はゴミ箱だ

 お墓なんて上等なものは要らない

 地面に穴を掘って、そこに

 ばらばらになったお前の頭と

 出来損ないの脳みそを失った体を埋めてやるよ

 だから、さっさと頭を吹き飛ばせ


"Let blow your head!" (Alisa)


If you have something to say

Open your mouth, come from in front of

And sneak in the shadows

Insidious rally attracted the likes

Hope all anonymous

If you get even the name


Would not be specific and tell yourself

Insurance plan would

That said contents

If there is no sound argument correct any mistake

Words that while narcissistic

A similar remark fellow


What? That crazy place?

You, or say in the fight to try to sell me?

Such as you, such as can be done in the presence of the free?

I'm can not do anything


Doing so, in hiding

That just continues to spit out the gossip

To you guys

The idea someone thought

Present worth

The reason you do not even alive


So, standing in front of the mirror quickly

Of the surface there seem stupid

Toward the muzzle to his temple

Pull the trigger

I instead of you

I'm also much


He continues to spit out the same lines

I'm a mountain

Man I trouble you is dead

I'm not

So, let your head blow up quickly


Because you are dust, trash destination is

What I do not need a grave choice

Dig a hole in the ground, there

Your head and fell apart

I'll fill the body lost its brains bastards

So, let your head blow up quickly



「同類」(アリサ)


 お前だけはまともだと思っていたが

 所詮は他の奴と同じく、退屈なんだな

 言われなくても解っているが

 期待した俺が悪いんだよな


 お前だけは解ってくれると思っていたが

 所詮は他の奴と同じく、平凡なんだな

 言われなくても解っているが

 期待した俺が悪いんだよな


 お前だけは違うと思っていたが

 所詮は他の奴と同じく、浅いんだよな

 言われなくても解っているが

 期待した俺が悪いんだよな


 俺のやる気を削る言葉たちは

 くそったれのビッグマウス

 お花畑でのフルコーラス

 それは賛美歌で、レクイエム


 やっと気付いたよ、やっとだ

 お前はくそったれだ、他の奴と同じで

 節穴の目と、ゴミ箱の口と、飾りの耳

 お前は何も解っていない、と解ったよ



「鏡を見ろ」(アリサ)


 お前さ、自分だけが忙しいとか思ってないか?

 真面目な話をしているときに

 適当に返事するんじゃないよ

 失礼だろうが、全く、このくそったれが


 何でも知ってます、みたいな態度をするんじゃないよ

 お前なんかに俺が考えてることが解るはずないだろ

 俺はお前と違って、物事を正確に把握しようとしてるんだ

 お前みたいに、適当な理屈で片付けたりしないんだよ


 お前は俺が偉そうだとか言ってたが

 お前のほうがよっぽど偉そうで

 ついでにむかつくぞ?

 とりあえず、鏡の前に立ってみろよ

 そこに写ってる阿呆顔、それがお前だよ



「四つの翼を持った神」(飛鳥弥生)


 紳士で若い死神が言いました

 力の無い人間の魂は、穢{けが}れていると


 我が僕{しもべ}は四本の太刀を振るい、全てを切り裂く

 聖なる四本の剣は死神より授かったもの

 風、水、土、火、四つの精霊が降りた、聖なる剣{つるぎ}

 我が家来の名前は、神


 機械で出来た、四つの腕を持つ、四つの目を持つ、神

 その名は、デウス・エクス・マキナ


 脳に記憶しろ、その名前を、地獄で死神に言え、その名前を

 我が名前は、デウス・エクス・マキナ

 機械仕掛けの、四つの翼を持った神


 Said the young gentleman's death

 Human soul is not in force, if impurities


 I screened our four sword, cut through everything

 This sword is not endowed than four holy death

 Wind, water, earth, fire, landed four spirits, the holy sword

 The name of the servants of our God


 Made by machine, with four arms, four eyes with God

 His name, deus ex machina


 Storage white brain, its name, put death in Hell, the name

 Our name, deus ex machina

 Mechanical, four winged god



「汝に示す」(飛鳥弥生)

(機械仕掛けの神 より)


 汝の手にあるその一本の羽茎{はぐき}(筆の意)は、

 汝が言葉を書き記す為の道具であると共に、

 その羽茎は汝が言葉を書き記すべきを、

 汝に示すものでもある。


 汝の手にあるその一条の剣{つるぎ}は、

 汝の愛すべき我が子らを、

 諸々の災厄から救う為の力であると共に、

 その剣は汝の愛すべき我が子らに、

 諸々の災厄が見舞うを、

 汝に示すものでもある


※『機械仕掛けの神』収録

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