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☆全国大争奪戦☆  作者: #ネコヒキキ#
1/1

過去と現在

―――7年前―――

 その日は異常なほど暑かった。

 俺はとある小さな村に住んでいる、普通の子供だ。

 いつもと同じように家の手伝いを終わらせ、すぐ横の家に住む彼女と遊ぶ予定…だった。

あの、〈「D」計画〉さえ実行されなければ。

 まだ9歳だった。それなのに、あんな…あんな残酷な物をこの目で見てしまった。


 村は1時間もせずに【崩壊】した。

 村人は全員この国の…国の国王の命令で、軍に殺された。俺と彼女を除いて。

 まわりでは首が飛び、腕が外れ、体が縦に真っ二つになったりしていた。

中には泣き叫びながら命乞いする者、ただただ泣き続ける者、逃亡を試みる者など色々いた。

 だが、死んだ。

 親も、親戚も、友達も・・・。

  死んだ

 俺達も必死に逃げた。追いつかれることぐらい分かっていたが、逃げ続けた。

 俺は軍に捕まり、彼女はその場に放置された。なぜか殺されなかった。

 あの子は生きているのだろうか。 それとも―――



 「…ン!シン!シン・アンドレイ!!」

 何かうるさい音(声だな、うん。)が聞こえてくる。俺の事を呼んでいるようだ。

「お前、昼食ナシな」 と大佐。

 みんなの笑い声とともに またかよ~ などという声も聞こえる。

どうやら俺は昔の事を思い出しながら寝てしまったらしい。

だが、昼食がないのはもう慣れてしまった。

 「へいへい・・・」

とにかく適当に返事をする。


 ここは王の護衛を生み出す施設、〈護衛育成所〉。

まあ、平たく言えば、〈兵を作る孤児院〉だ(ここは孤児院ということだ)。

 そして毎日午前1時~11時まで戦闘訓練、そこから13時まで各国の位置、勢力などを勉強、

14時まで休憩(昼食)があり、21時まで再び訓練、そして夕食、風呂《汚い》、会議

23時に消灯…という、なかなか睡眠時間が足りない生活を日々続けている。 だから、


・・・。

・・・眠い。

・・・寝る。     直後。

『バッシャーン!!』

という音とともに頭上からものすごい勢いで冷水が降ってきた。もちろん、

「つめってぇぇええ!!」

目を覚ます。すると右側から男らが

「寝るなよなぁ~。今から昼食なんだからよぉ。目も覚めたことだし、走ってこいよ。一人で」

「あーあ…。まーた面倒くさいことしやがって。はいはい、行けばいいんでしょ、行けば。」

と思いつつ、黙って戦闘場《あくまで訓練用》に行こうとした。


その時、

「ねえ、それはちょっと酷過ぎない!?」

何かが割り込んできた。女だ。確か名前は…そうだ、フラル・アスカだ。

 一般的な国名はすべて覚え(約200)、戦闘力は施設一位、

朱色が混ざった赤い髪でいかにも強そう。スタイルは抜群で、施設一の美女とも呼ばれている。

「何でアスカが入ってくんだよ。てか、優等生が何で落ちこぼれを庇うんだよ。」

本当にそうだ。タイミングが悪すぎる。

「別にいいじゃない。あんた達よりはマシよ。それとも、私と闘うのがお望み?」

俺なら即行闘う(絶対負けるが)。

「ダンクさんこいつはマズイっすよ。俺たちじゃ相手にならねえ。」

「あら、よく分かってんじゃん。だったら今すぐ謝る!!」


 俺は面倒なことになりそうだったから、風のように速く戦闘場に行った。

「あっ!待ちなさい!!」

アスナがこっちに向かってくる。

「やべ、逃げよ。」

逃げる。


結果は・・・。


捕まり、


『ガ――――――ン!!!』


ものすごい音が響いた。多分、施設全体まで響いただろう・・・。

これが最後の皆と普通に話せる時間だったなんて、誰が想像しただろうか・・・。

どうも。やっと一本目できました。


僕的には上出来だと思います。

ですが、( )や・・・を使いすぎました。

多分ここが一番ダメでしたね。


それと、

「【ダンク】なんてキャラネーム、どうしてつけたんだよ!(*`д´)/」

と思ってる方もいらっしゃると思いますが、理由は二つあります。

1. 今回だけしか使わないと思うから

2. 名前が思いつかなかったから

です。


考えてみると、どちらの理由も「面倒くさかったから」って事ですね、はい。スミマセンm(_ _)m


これからも出来る限りハイペースで出すんで、

アドバイスがあったら、教えてください(どんどん使っていくんで)!!

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