表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/81

雨降って地固まる?

お久しぶりです!!

長らくお待たせしてしまってすみませんでしたm(_ _)m

感想というエネルギーをもらって、何とか頑張れました。

エタったりはしません!!

「さっきはすみませんでしたっ! それと、これからよろしくお願いしますっ!!」


 俺は宣言通りに桜狐(さくらこ)とデートした後、ヒカリ達と連絡を取って集まった。

 ヒカリ達はこうなることをあらかじめわかっていたようで、先に人数分(桜狐(さくらこ)も含めた人数分)で宿をとってくれていた。


「これからよろしくお願いしますね、桜狐(さくらこ)さん。私はヒカリと言います。この名前はラン様に名づけてもらいました。この中では一番最初からラン様と行動しています」


 まずは代表してヒカリが桜狐(さくらこ)に話しかけた。


「次は……」


「私たちだねっ!」


 ヒカリの自己紹介が終わると同時、桜狐(さくらこ)の後ろからクーとキッカが話しかける。


「私はクー」


「私はキッカ」


「「よ・ろ・し・く・ねっ!?」」


 そう言うと、クーとキッカは桜狐(さくらこ)に抱きついた。


「わわっ!? 抱きつかないでくださいよぉ」


 突然のことに桜狐(さくらこ)は戸惑っているようだ。


「う~ん、可愛いっ!!」


「こんな妹ほしいわぁ……」


「く、くすぐったいですよ! お兄ちゃ~ん……助けてぇ」


 2人は桜狐(さくらこ)のことをよほど気に入ったらしく、すりすりしたりなでなでしたりと好き放題いじっている。


「そのへんにしとけよ? まだもう1人いるんだぞ?」


 俺はそう言って桜狐(さくらこ)から2人をはがす。


「うむ。妾の番じゃな!! 妾はハクじゃ。妾の名前も主様につけてもらったのじゃ。これからよしなにな?」


 そうして最後にハクが自己紹介をする。


「さてと、とりあえず自己紹介は終わったんだから宿で飯にしようか。……といっても、俺と桜狐(さくらこ)はさっきまで食ってきたからおなかすいてないんだけどな?」


「そうなのですか?」「「2人だけでずるいし!?」」「むむぅ……わかっておったが、これは……」


 俺のその言葉に、4者4様の反応がかえってくる。


「その……ごめんなさい。お兄ちゃんを独占しちゃって……。でもでもっ、みんなは今までずっと一緒だったんでしょ? 今日だけは私だけのお兄ちゃんにしたかったの! 許してくださいっ!」


 4人の反応を気にしたようで、桜狐(さくらこ)が頭を下げる。


「そういうわけでな? すまないが、今日は桜狐(こいつ)の兄でいることにしたんだ。部屋とってもらって悪いんだが、俺は桜狐(さくらこ)と別の宿に泊まるよ。……明日の朝、広場で集合しよう。それじゃあな? 行くぞ、桜狐(さくらこ)?」


「あっ……待ってよお兄ちゃん! みなさんごめんなさいっ! それでは失礼しますっ!!」


 俺は今日1日は兄でいること……桜狐(さくらこ)の甘えをすべて受け入れることにしていたので、4人には悪いが俺は桜狐(さくらこ)と自分でとっておいた別の宿へと向かった。

サクラコさんの反応や呼び方が変わっているのは、デートで色々ふっきれたからです。


感想ご指摘評価お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ