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まずはスライムから

日間ランキング一位ありがとうございます。

これからもがんばりますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

「さて…MPが1000まで回復したわけだが、もう一度「創造」使ってみるか?」


 俺は少し悩む。

武器を二つも手に入れたのだから、これでとりあえずやめておいて、モンスターを狩りに行くか?

それとも、もう一回「創造」を使って、良いものができるのに期待するか?


「悩むなぁ……どうしようか? うーん……」


俺はその場にたたずみ、首をひねって言うねる。


「さっきの買い物でお金も200円になっちゃったし、やっぱり狩りに行くか!」


俺は狩りに行くことを決める。


「そうと決まれば話は早い。まずはスライムから狩りに行こう!」


俺はそう決めると、スライムがいる東の草原に向かった。





◇◇◇◇◇◇◇◇◇





「さて、東の草原に来たわけだが……」


俺は草原を見渡す。


「やはり、もうここで狩りをしている人は誰もいないなぁ……」


俺の周りには草原が広がり、ところどころにモンスターであるスライムがいるだけで、人の気配はひとつもない。


「なにせ、一年もたってるわけだからなぁ……ここまで長かったぜ」


 俺はしみじみと昔(一年前)を思い出す。

あの時……「課金してでもほしいものは何か?」と聞かれたときに、俺は「転生回数を無限にしてほしい」と答えた。

 ゲームのテスターひとりひとりに一つだけ与えられる特権を、俺は転生回数の無限にした。

最初は最強キャラクターを作るという目的ではなく、死んだ回数が十回を超えるとリセットされると聞いたから、それが嫌で選んだだけだったのだが……


「やはり、転生回数無限はチートだったな。こんなキャラを作れたんだし……あの時の俺、よくやった」


俺はうんうんとうなずく。


「さてと、さっそく狩りをしますか! …ライトセット!」


俺は右手にノーマルソードを装備して、いちばん近いところにいるスライムめがけてかけだす。


「うおぉーーーーーーーーー! スラッシュ!!」


 スライムが攻撃範囲に入った瞬間、俺はノーマルソードについているアクティブスキルのスラッシュを発動する。

俺のMPが少し(10)減り、ノーマルソードが輝く。


「ハッ!!」


俺はそのままノーマルソードを振りぬき、スライムを斬り裂く。


「うきゅー」


すると、スライムは悲鳴?をあげて光になって消える。


「すごっ! 一撃かよ……」


俺は一撃で倒せたことに少し驚く。


「まぁ、この能力値だし……これが当たり前かな?」


俺はノーマルソードをひと振りして、スライムを斬った感触を思い出す。


「これならレベルもすぐに上がるだろう。しばらくは夢中になってもいいかな? 結構気持ちいいし(斬った感触が)」


そうと決まれば……と、次のスライムに向かう。


「うおぉーーーーー! やっほーーーーーーい!」


俺は次々にスライムを斬っていく。


「スラッシュ! スラッシュ! スラーッシュ!」


「うきゅ」「うきゅー」「うきゅっ」


まとまっていたスライム三匹を斬り倒す。


「スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラーッシュ!!」


「うきゅ」「うきゅー」「うきゅっ」「うきゅー」「うぎゅっ」


走りながらスラッシュを発動し、目に入ったスライムを次々斬り裂いていく。


「スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ!」


「うきゅー」「うきゅっ」「うきゅう」「うきゅ」「うぎゅ」「うきゅー」「うきゅっ」「うきゅう」「うきゅ」「うぎゅ」「うきゅー」「うきゅっ」「うきゅう」「うきゅ」「うぎゅ」「うきゅーう」


「スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ! スラッシュ!」


*しばらくお待ちください*


・・・

・・


「スラーッシュ! ってあれ? 発動しない……」


もう何回スライムを倒したか覚えていないが、なぜかスラッシュが発動できなくなっている。


「なんでだ? ……まさか、もうMP切れ?」


俺はステータスを確認してみる。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ランワード・フリーダム:レベル5

HP:2800/2800

MP:0/2100

力 :435

魔力:435

体力:435

精神:435

運 :750


パッシブスキル

疾風迅雷(ON)

烈火怒涛(ON)

半神の目(ON)

隠密索敵(スカウトレンジャー)(ON)

覚醒(ON)


アクティブスキル

創造


職業

全闘士(オールラウンダー)


ボーナスポイント:9

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


「レベルが5になってる……」


 俺は少し驚く。

かなりの数のスライムを狩っていたようだ。


「よく見ると、まわりにスライムがいなくなってるし……隠密索敵(スカウトレンジャー)でわかる100メートル以内には、何もいないようだ……少し気持ち悪いな、これがMPが切れた時の症状か?」


さて、どうしよう? 一度街に戻ろうか?


「その前に、ドロップアイテムを確認してみるか……」


 俺は、ステータス画面からアイテム画面にスクロールする。

そこには…スライムジュースやスライムの核、スライムの護符などがたくさん入っていた。


「お金も増えてるし、これでまたポーションが買える」


俺の手持ちは、200円から2200円まで増えていた。


「とりあえず、道具屋に向かうか……」


俺は、道具屋に向かって歩き出した。

感想で厳しい意見をいただきました。

耳にとても痛かったですが、真剣に読んでくれている人がいるとわかり、嬉しかったです。

どうもありがとうございましたm(_ _)m

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