表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/81

説明を読むのは大事です

初めての感想をもらえたので、はりきりました。

「次は、アクティブスキルの確認だな。結局とったはいいけど、内容は確認してないからな……」


 俺は、最後の100ポイントを使って選択した、アクティブスキル「創造」の効果を見てみることにした。


「えっと…まずは、ステータス画面をひらいてっと……」


まずはステータス画面をひらく。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ランワード・フリーダム:レベル1

HP:2000/2000

MP:1500/1500

力 :375

魔力:375

体力:375

精神:375

運 :750


パッシブスキル

疾風迅雷(ON)

烈火怒涛(ON)

半神の目(ON)

隠密索敵(スカウトレンジャー)(ON)

覚醒(ON)


アクティブスキル

創造


職業

全闘士(オールラウンダー)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


「アクティブスキル「創造」を選択してっと……」


俺はアクティブスキル「創造」を選択し、説明を表示させる。


「なになにっと……」


そこにはこう書かれていた。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

アクティブスキル

創造

耐久値が無限以外のすべてのアイテムを、消費したMPと職業に応じてランダムに生成する。

最低発動MP:1000

最大発動MP:????

発動紋言(スタートスペル):クリエイト〇〇(消費MP数)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


「これは……かなり使えるんじゃないか?」


消費MPに応じて生成されるならば、伝説級のアイテムだって作れるかもしれない……


「とりあえず、試しに使ってみるか……」


俺は、とりあえず一回アクティブスキル「創造」を使ってみることにする。


「クリエイト1000」


俺が発動紋言(スタートスペル)を言うと、両手が輝き熱くなる。


「うおっ!」


 俺がびっくりしていると、数秒で光はおさまる。

次の瞬間光が散らばり、手の中には剣ができていた。


「おぉ…すごいな。これはかっこいいぞ!」


 かっこいい演出に期待が高まる。

早速鑑定を使ってできたアイテムを確認してみる。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

片手剣:ノーマルソード

攻撃力:100

魔法攻撃力:10

防御力:50

魔法防御力:50

耐久値:1000/1000


アクティブスキル

スラッシュ(10)

クロススラッシュ(30)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


「しょぼい……」


 俺の第一印象はこの一言に尽きた。

どうやら最低消費MPで作れるのは、最低レベルのアイテムのみのようだ。

まぁまだ一回しか使っていないので、そうと決まったわけではないのだが……


「とりあえず、これを装備するかな……」


俺は再びステータス画面を表示する。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ランワード・フリーダム:レベル1

HP:2000/2000

MP:500/1500

力 :375

魔力:375

体力:375

精神:375

運 :750


パッシブスキル

疾風迅雷(ON)

烈火怒涛(ON)

半神の目(ON)

隠密索敵(スカウトレンジャー)(ON)

覚醒(ON)


アクティブスキル

創造


職業

全闘士(オールラウンダー)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


「画面を横にスクロールしてっと……」


 俺はステータス画面を操作し、装備画面を表示させる。

するとそこには、今までのキャラクターとは違う画面が表示されていた。


「なんだこれ……。これが全闘士(オールラウンダー)の装備画面なのか…?自由度高いな!」


今までの装備画面は


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

武具

武器:???


防具

頭:???

盾:???

鎧:???

籠手:???

足具:???

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


というシンプルなものだったのに


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

武具

右手:???

左手:???

右腕:???

左腕:???

背中:???

右腰:???

左腰:???

右足:???

左足:???


防具

頭:???

盾:???

鎧:???

籠手:???

足具:???

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


という今までよりも武器を装備できる数が多く、まさしく全闘士(オールラウンダー)の名にふさわしい装備画面だと言えるだろう。


「これはすごいな!……とりあえず、この剣を右手に装備っと……」


 俺は右手に「片手剣:ノーマルソード」を装備する。

すると、右手に自動的に剣が装備された。


「うおっ!すごいな。今までは自分で掴んだりしないといけなかったのに……」


 俺は少し感動する。

しかし……


「あれ?はずれないぞ?これ……」


なぜだか剣が右手から離れなくなっていた。


「どうすればいいんだ?」


 早速困ってしまった。

こういうときはどうすればよかったっけ?


「とりあえずヘルプに聞いてみるか……ヘルプちゃん? 出てきて~」


『何かお困りですか?』


俺がヘルプをよぶと、このゲームのヘルプを担当しているヘルプちゃんがあらわれる。


「なんかさ、右手から剣が離れなくなっちゃったんだよ……」


『該当事項検索…………検索完了。確認します、あなたの職業は全闘士(オールラウンダー)ですか?』


「おっ、なんでわかったの?そのとおりだよ」


『それでは説明いたします。「職業:全闘士(オールラウンダー)」は、装備した武器を自由に出し入れすることが可能です。「ライトクローズ」と言ってみてください』


「ライトクローズ」


俺がそう呟くと、右手の剣が消える。


「おぉ、簡単にできた……」


『「ライトセット」と言ってみてください』


「ライトセット」


俺がそう呟くと、今度は右手に剣が装備される。


「すごいな……ライトクローズ」


俺は再び「ライトクローズ」と呟き、右手の剣を消す。


『これらの機能については、「職業:全闘士(オールラウンダー)」の説明から確認することができます。他に困りごとはございますか?』


「大丈夫。ありがとう」


『それでは、失礼いたします』


そういうと、ヘルプちゃんは消えていった。


「とりあえず、全闘士(オールラウンダー)の説明を見てみるか……」


俺は再びステータス画面をひらいた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ