成長…
あれから10年ほどの年月が過ぎた。
呪いに関しても研究が進んだ。
あの教会の件のあと気を使ってかわからないが両親からステータスについて聞かれることがなかった。つくづく愛されてるな。そして楽しみにしていた15歳の誕生日がきた。
「ルーク(様)誕生日おめでとう。」
両親やメイド達から誕生日を祝福された。ありがたいかぎりだ。
「父様母様みんなありがとね。」
「ルークあなたが待ちに待った15歳よおそらく冒険者登録したいのでしょう?」
「よくわかったね。僕は明日冒険者登録をし世界を旅してみたいんだ。」
「そんなことだろうと思ったわ。そのためにいろいろ準備してきたのでしょ?」
「もちろん」
「魔法は教えられなくてごめんね。でもこの10年間でその他の戦闘術は色々と教えることができた。薄々感づいていたけどルークも自分のスキルを研究していたんだろう?最後までどんなスキルかは分からなかったけどね。」
バレてた。どこまでバレていたのかはわからないがそれでも温かく見守っていてくれていたらしい。
「10年間の研究は絶対に無駄になることはないよ。自信を持って世界を見回してくるんだよ。」
「ありがとう父様」
「でもルーク、冒険者になるということは今後仲間を作ったり拠点を置いたりするだろうけどルークの実家はここだかね。それは忘れないでね。いつでも帰っておいで。僕たちは歓迎するよ。」
「わかった。ほんとありがとね。」
「そうよルークあなたの家はここなのよ。新しい拠点買わなくてもいいのよ。今までのお小遣いもあまり使っていないでしょ。おそらく冒険者になるために使うのでしょうけどね。お金もあるしスキルの詳細も分からないから装備を買ってあげることもできなかったから手がかからないのを喜ぶべきか、子どもらしいことされずに悲しむべきか…」
「心配しなくても大丈夫だよ僕は2人から学問、戦闘術、常識を教わることができた。それが僕の冒険の一番の財産となる。感謝しかないよ。」
「そう言われると照れるわね。だけどルークを学校に入れることができなかったのは残念だったわね。」
「言われても行かないよ」
そう、学校だ。全寮制で貴族のほとんどは通っているらしいが偶に跡継ぎ以外で通わずにいる人がいるおかげで何も問題なくのびのびできた。
「まあ、それならよかった最後にルークの実力は見せてもらえるのかしら?」
「スキルの詳細は教えられないけど心配させないために軽くなら見せようと思ってたから明日中庭で見せるね。」
「それは楽しみだね」
父様母様もどうやら楽しみらしい。
「それじゃあまた明日ね。」
「ええ。ルークおやすみなさい。」
「ルークおやすみなさい。」
2人にあいさつを交わして俺は明日の準備をすることにした。
「ステータスオープン」
ルーク・アイクホルスト
年齢 15歳
称号 徘徊者
HP1500
MP30000
AT1500
DE1500
ST1600
LU500
スキル
転生者
恐山の呪い
(心霊特異)
SET牛首トンネル
八甲田
ラ・イスラ・デ・ラ・ムネカス
「これでいいかな。(憑依)と(降霊)は使わなくていいかな。もしだめだったら(憑依)は使おうかな」
明日両親に自分の力を見せることに少しの喜びと不安の両方を感じながらルークはこの家最後の眠りについた。




