表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ホラーマニアの異世界散歩  作者: 名無しさん
第一章
4/28

スキル…

〜ステータス詳細〜

ルーク・アイクホルスト

年齢 5歳

称号 徘徊者

HP 100

MP1500

AT 100

DE 100

ST 100

LU 300

スキル

転生者

恐山の呪い


閉じた。迷わず閉じた。そして聞いてみた。


「スキルに呪いがあるんですけど!なんかおかしくないですか!?」


「そうなんだよねwその詳細を説明するためにここに呼んだんだよwまずは順番にステータスの詳細から進めていこうと思うんだけどいいかな?」


「はい…」


「じゃあ説明していくよ〜wまず名前と年齢はわかるとしてちょっと順番変わるけどスキル転生者の説明からだねwステータスオープンして転生者のところ押してみてw」


言われたとおりに押してみると


・転生者

(鑑定)

(異世界言語順応)

説明︙異世界から転生された魂につくスキル

   神様からの授かりもの


「これって…」


「そうそうw異世界から転生して赤ちゃんからスタートとはいえ別世界の言葉なんてわかるはずないでしょwだから転生者には全員に付くようにしてるんだ。」


この人(神)はできる人や!神か!神様だったな


「ん~~そう思ってくれてもいいよw」


なんか含みのある言い方だな。まあいいや。


「次は(鑑定)だねこれは君もわかると思うけど鑑定した相手のステータスがわかるといったスキルだね。相手の名前もわかるよ。」


「それって…」


今まで逃げ続けた貴族の名前鑑定すればでてくるってこと!?覚える必要ないじゃん!やっぱ神だ!神だった…


「まあ、絵とかに顔が描いてあったり紋章だったりもあるからある程度は覚えないとだけどねw」


そうだった…勉強の日々は続くらしい…


「そして本命だね」


いよいよか…


「恐山の呪いだね。開いてみて。」


恐山の呪い

(憑依)

(降霊)

(心霊特異)


「上から説明していくね。(憑依)は死んだ魂を自信に憑依させて力を借りるといった能力だね。これはこちらの世界にもあるから分かりやすかった。そして(降霊)こちらは(憑依)の相手番だね。ただしこちらにはデメリットがある。意志の弱い人、そういう人に使ってしまうと廃人、最悪の場合死んでしまうこともあるんだ。しかも廃人になってしまった肉体は魂に引きずられてしまう。つまり乗っ取られてしまうんだ。」


「例えば殺人鬼を降霊して廃人になられたら暴れ回って最悪の場合殺されるとかいったことが起こってしまうんですか?」


「そこは大丈夫っぽいね。(降霊)でおろした魂はスキルを持っている人の許可がないと力が使えないからね。」


「え…」


もしかしてこれってえげつない強スキルでは?


「そう、君が今考えたことも可能だよ。できれば非人道的なことだからしてほしくはないんだけどね。」


まあ、元日本人の俺は良心の呵責でやれそうにないな…


「次に行くよ?」


ここまでは言葉で大体の能力は想像ができたがこれだけは全く分からない。


「(心霊特異)だね。この能力は君の世界の所謂心霊スポットの逸話の力を借りれるといった能力だね。これに関しては僕も調べきれなかったよ。どういった能力かも分からない。僕の力では外すこともできない。どうすることもできない能力だ。そしてこのスキルのせいで君はこの世界の理から外れてしまっている。この能力はもしかしたら君のほうが詳しいのかな?」


心霊スポットな、俺の十八番だ。この能力は研究が必要だな。 


「管理する立場としては不穏分子として処分も考えたんだけど分からないからという理由で処分してしまうのも忍びないから様子見といったところだね。」


俺は知らない間に命の危険にさらされていたのか…なんということだ。


「まあ、とりあえずスキルの説明は此処で終わりかな。何か聞きたいこととかはあるのかな?」


「でしたら一つだけ…私はこの世界に何のために転生されてどのようなことをすればよいのでしょうか?」


「何も考える必要はない。

すべては君の思うままにすればよい。

そして君はそのままこの世界で天寿を全うすれば良い。」


「はい。」


エクス様なんか豹変したな。心なしかとても見下した目というか冷たい目をしている。


「ではもといた世界に帰そうかな。」


「は、はい。ありがとうございました。」


「じゃあね。」


全身が発光しだした。俺はなんか腑に落ちないという感情を持ちながら教会へ帰還した。この呪いを理解するため研究していこうと心に決めて。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ