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ホラーマニアの異世界散歩  作者: 名無しさん
第2章
22/28

魔女…

こうして俺達は朝を迎えた。とりあえずベットは一つしか無かったので一緒にベットで寝た。

何もないよ。大丈夫。

ただシエルの寝相がやばかった。睡眠はあまり必要じゃないはずなのにどっと疲れを感じている。

絶対次からは別々にしよう…


「んむ、もう朝のようだな。」


スッキリしたような顔で目を覚ましたシエルがつぶやいた。


「おはよ。シエル。」


「うむ。おはようご主人。ところで昨日は私に何もしなかったようだな。」


「するわけないでしょ。」


「断言されるとは少し悲しいな…」


悲しい素振りなど微塵もなく少しニヤニヤしながらこちらを見ている。なんだこいつ…。


「それはそうとまだ処刑までは少し早いよね?」


「少し早いとは思うが準備してぶらついてるうちに時間になるだろう。」


「それもそうだね。」


こうして俺達は処刑見学の準備を始めた。そこで俺は体を拭きたいと思い裏庭の井戸へ向かった。


「おはようございます。」


裏庭の井戸がある場所へ着くと昨日とは違う従業員?が井戸の近くでシーツなどの洗濯物を干していた。


「おはようございます。井戸の水を使いたいんだけど大丈夫かな?」


「もちろんですよ。近くにおけもありますからご自由にお使い下さい。」


「ありがとう。」


そう言って俺は井戸から桶に水を入れ部屋に戻った。中で身体をふこうと扉を開けた途端驚きで少し固まった。


「早かったなご主人。」


そこにはなぜか上裸のシエルがいた。


「何してるの?」


「着替えようと思ってな。」


「それならそうと水を汲んでくる前に話しておいてくれないかな?」


「はっはっはっ!次からは気をつける!それよりどうだ私の体は?」


「早く服を着て。」


「私のご主人様はつれないな。大半の男なら喜ぶだろうに。まあ、私みたいな筋肉質の女は好みが分かれるか」


「いや、ごちそうさまでした。」


「?…どういうことだ?」


「なんでもない。」


そういった軽いやり取りをして俺は扉を閉めた。少ししてもう大丈夫だという声とともにシエルが部屋から出てきた。


「待たせたな。ご主人は身体を拭くんだったな。」


「うん。すぐ終わるから待ってて。」


シエルと入れ違いに俺は部屋の中に入った。

水が冷たく少し時間がかかったが無事体を拭けた俺は部屋の外にいたシエルに声をかけた。


「お待たせ。そろそろ行こうかな。」


「うむ。こちらもいつでもいけるぞ。」


こうして俺達は荷物を持って宿屋を後にした。

少し時間もあったし距離もそこそこあるのでシエルから昨日聞きそびれた話を聞くことにした。


「ところでその禁忌の魔女ってなんでそう言われているの?」


「私が聞いた話だとその魔女は不吉な予言を話して町民を不安にさせた。しかもその予言は当たるらしいんだ。」


「それだけならいい人だよね?」


「そうだな。だが続きがあってな、その魔女の予言はその魔女が引き起こしたことらしいんだ。」


「例えばどんな事が起こったの?」


「そこまでは聞いていなかった。」


一番大事なところじゃん…少し落ち込んだ俺は話の続きが聞きたかったのに…少しモヤモヤした気持ちだったが急に少し後ろを歩いていた男が話し出した。


「この街では行方不明になる子供がいたんだ。そこで子供の捜索をした自警団が魔女の住処の近くで子供を発見したんだ。子供は錯乱していたが5人いた子供全員が魔女に攫われたと話したんだ。」


「そうだったんだ。よく魔女を捕まえれたね。」


「それは自警団の力だな!」


話してくれた男は少し誇らしげだった。だがそこで俺は少し引っかかることがあった。おそらくシエルも引っかかったのだろう、男に話しかけた。


「禁忌の魔女はそんなに力がなかったのか?」


「いんや、相当な実力者という話だった。だが多勢に無勢だったんじゃないか?」


「その他に魔女はどんな予言してたの?」


「そうだな、この国は農業が主な産業なんだが魔女の近くの農地では作物に病気が発生したり育たなかったりといった現象が起きていたんだが、ふと魔女が急に現れて話したんだ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ってな。そこから病気が一気に広がったおそらくその禁忌の魔女が儀式で流行らせたんだ。その他にも魔女の住処は川の上流にあるが住み始めた途端にこの街で疫病が発生したり化け物を街で見かけた奴が出てきたりと今までなかった事が次々と起きているんだ。」


「そうだったんだ。それは早く処刑したいね。」


「そうだな。見たところ旅人だな?こんな話を聞かせてしまってすまない。」


「いや、とても興味深い話だったよ。ありがとう。これ、今日の晩酌にでも当ててよ。」


そう言って俺は懐から銀貨5枚を取り出して手渡した。


「そんなつもりで話した訳では無いがありがたくもらっておくよ。」


「じゃあまた、処刑でね」


そう言って話してくれた男と別れた。


「なあご主人今の話って…」


「うん。俺も同意見だよ」


そういった話をして俺達はとうとう処刑の行われる広場に着いた。





なんか書いているうちにポケモンが…。

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