イジメにあいました。9
こんにちわんわん!ゴハラメいむにだ〜。
えーー・・・。毎日投稿、切れました。
この第9話が投稿されているのは、8月4日(水)です。
そして前回8話が投稿されたのが、ちょっと前になりますので、毎日投稿__切れました・・・(._.)
誠に申し訳ないです・・・(◞‸◟)
えっとですね、切り替えます。12月24日は、私の人形の誕生日です!!(どうでもいい)
今日、前書き短いんですが、終わりです!!本編どうぞ!!
私は、走り出した。
会議室から飛び出した時、会議室のドアが、ものすんごい音を出したので、S先生にバレるかもしれない。
だけど、間に合うためならそのくらい平気だ。走らないと、間に合わない。
階段を2段飛ばしで駆け上がる。
階段を降りてくる三年生の男の子達が、「わあぁぁぁぁ!」と声をあげた。
小さくお辞儀をして、その場から去る。
3階に着いたときには、呼吸が荒かった。
50メートル走を全力で走った人みたいになっている。
1組の教室を覗くと、みんなは多分GSの準備をしていた。
GSとは、『グローバルスタディ』の略だ。つまり、英語の授業。
「!あれぇ〜、ひまりじゃん」
「ボヘっ!」
教室の中、気づいたのはナナミだ。
ドアから突然顔を出してきたので、頭と頭が衝突した。
「痛った・・・え、ナナミ?」
「イテテ、久しぶり〜」
確かに久しぶりだけどさぁ・・・。
あまりにも変な再会すぎる。
「いいの?GSの準備中だったんでしょ?」
「あー、ヘーキ!大丈夫!」
「平気なの?まぁ、いっか・・・」
先生の目を盗んでまでも来てくれて、心が華やかな気持ちになる。
でも私の狙いは、ナナミじゃない。みっちでもない。
T君だ。
T君に謝ることだってあるし、まだ聞きたいことだってある。
「____時間、ないと思うけどさ、T君呼べる?」
「T・・・。アレ、喧嘩したんじゃなかった?」
「それ知ってるのミッチだけだよ?!」
________。ナナミが知ってる事は放っておいて、とりあえず___。
「えっと?Tね。了解。仮病使えば簡単に抜け出せるよ」
「thank you!」
これで、T君と話ができる。
T君は何が言いたかったのか、伝えられる。
数分後、仮病を使って、T君が廊下に出てきた。
「?よう」
「あっ、うん、おはよう」
T君は黒のパーカーに、灰色のズボン。なんかニートみたいだ。
素直に話したいところだけど、『たまたま会った』みたいなパターンではなく、『自分から呼んだ』パターンなので、ちょっと恥ずかしい。
「なんで今日お前、来てなかったん?」
「えっと・・・ね・・・。まず、一から話さないといけないから」
今日、クラスに入ってない理由は、『T君との決別』の後から説明しなければならないのだ。
少し前と同じく、私たちは階段裏の倉庫らしき所に座っていた。
話すなら、ここで話した方が良いとのことでね。
「____あの、どんな・・・その、仮病使ったの?」
「はぁ?まァ、普通に『お腹痛いので保健室に行ってくる』って」
「ふぅん・・・」
ま、そうなるよね。
仮病って大体そんな感じ。
「で?話したいのはそれくらいか」
「えぇ?!いや、まだ話したいことたくさんあって___!」
ホントに、T君が思ってる以上のことが、周りに起きている。
それを知らなければ、T君は今後色んな話についていけなくなるのだ。それも、私のせいで。
「____謝りたいんだ」
「何を?」
「この前のことです。T君が、『そういうキャラ』って言った時___、私は意味を考えず、勝手なことを言って、T君を傷つけた。だからそれを、謝りたい。ごめんなさい、そしてありがとう」
コミュ障のせいで、丁寧言葉になったりしたけど、一応謝れた。
「___お前が言いたいのは分かったけどさ、別に意味持って言ったわけじゃねぇし、あんまりオレも分かってねぇから」
「_________え?」
「いやーコッチがごめんだわ。マジ、謝ってくれたのにすまねぇ〜〜〜」
「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
え?!意味を持って言ってなかった?!自分も分かってない?!
「ま、待って、思考回路が追いつかない・・・」
「マジごめん。うわ〜〜オレって最悪」
何でだよっ!!
突っ込みたい所だが、ココは冷静に判断しよう・・・。
そうだ!!さっき会議室で、二時間目に『話したいことリスト』をまとめておいたんだ!会話が上手く成り立つ様、仕組んでおいた!!
〜話したいことリスト〜
1, ちょっとした世間話
・ご飯の話 clear!
・服の話
2, 前のことについて、謝る! clear!
3, 今までの事を説明してあげる
4, T君が話す
5, 笑いあって「そっか〜」
6, おしまい
!注!
・喋り方おかしくならない様にすること!
・相手にも話す隙を作ってあげる!
______________________________________________________________________
『clear』が書いてあるのは、もう終わってるモノね。
えー・・・次は『3,今までの事を話してあげる』だね。
よし、過去の私!任せとけっ!
「___ごめんね、いきなり驚いちゃって。混乱してるだろうし、今までの事を話してあげる」
『話したいことリスト』の紙をチラチラ見ながら言ってみる。
挑戦が大事!!
「あぁ。その方が助かる。一から全部、話してくれ」
「うん、喜んで!じゃあまず、私が大人に勝った話ね_____」
それから私は、T君に今まであったことを出来事順に言った。
会議室の謎の彼の事を話して、話は終わった。
「へぇ、それで今日こんなことに___」
「あはは・・・」
んー次は『T君の昔話』。
これを聞くのには、相当勇気がいる___。
「で・・・次、T君の話、聞かせて欲しいな」
「_____俺の話?」
「うん。前、途中だったじゃん。だから教え____」
「んなことするわけねぇだろうが」
は?
「調子乗ってんじゃねぇよ、さっきから。どうせ俺に言うことなんか決めてきたんだろ、紙に書いてな。見えてんだよ、その紙」
「え____」
「そうやって人が言うことを勝手に決めつけて、何がしたいんだ。馬鹿にも程があるだろ?俺はそういう人間が嫌いなんだよ」
そういう人間____。
「_______教えてくれないんだね、やっぱり」
「あぁ、教えねぇよ」
「アハハ、ありがとう」
やはりT君は、そうやって答えるよね。
『そういう』『そんな』って言葉ばっかり使って、相手の事を『勝手に』決めつける。
自分で言ってるくせに。
こうなったら私も、黙ってはいられない。
「ありがとう?どういう意味だ」
「えへへ、ごめんね。なんかさ、この前答えてくれなかったことがいっぱいあったでしょ?それに答えて欲しかったんだ、何でもいいから。答えてくれるだけでも、『その質問には答えたくない』という答えが出たから___。ありがとね」
「____フン、なかなかやるじゃないか。お前にしてはいい答えだな__」
「『ありがとう』って意味・・・色々あるよね。例えば今使ったように、『感謝します』ていう意味とか。でも、『今までありがとう』っていう、『さようなら』の意味もあるよ」
「だが今言ったのは、『感謝します』の意味だろ?_____なぁ」
「_______ふふっ」
『ありがとう』って響きがいいよね。
気持ちを伝えられる一言。たった五文字で想いが伝えられるって、素晴らしいよね。
なんていうか、『私を特別にしてくれる』感じがする___。
「私を特別にしてくれて、ありがとう____」
「__?!うわあああぁぁぁぁ!」
私を、特別にしてくれて___ありがとう、T君。
私の好きな言葉は、『私を特別にしてくれる』だ。
『You make me feel special』あなたが私を特別にしてくれる____。
『I feel loved I feel so special』私は愛されていて特別だって感じさせてくれる___。
『That `s what you do』あなたがそうしてくれる___。
そうだ。そうなんだ。
お疲れ〜ゴハラメいむにだ〜(*´∀`)♪
今日読んだの何話ですか〜?
読者「9話です」
えぇ〜〜〜?!もう9話?!
時というのは、早いザマス。
今回出てきた『You make me feel special』、カッコよくない?『あなたが私を特別にしてくれる』という意味なんですが、これ実は私が考えてません!とあるアーティストさんの曲中に入ってます。わかりますか・・・?
名前は言いませんが、大ファンです(^o^)
さぁ!次回10話!書き続けて約三週間!(どーん)20話目指して頑張ろー!